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アキレス腱炎とは?ほっとくとどうなるか医師が解説!

2025.07.12

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

まずは動画でチェック!【アキレス腱炎について】

シンセルクリニック武内総院長が、アキレス腱炎について、そして最新の再生医療について分かりやすく動画でも解説しています。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。

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アキレス腱の痛み、特に朝や運動後に悩まされていませんか?

実は、その痛み、放置すると日常生活にも支障をきたすアキレス腱炎のサインかもしれません。

この記事では、アキレス腱炎の原因や症状、そして最新の診断方法まで、整形外科医の視点からわかりやすく解説します。

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アキレス腱炎:原因・症状について

アキレス腱の痛み、特に朝起きた時や運動の後などに悩んでいませんか?

アキレス腱炎は、放置すると日常生活にも支障をきたすことがあります。

アキレス腱炎とは?

アキレス腱炎とは、ふくらはぎの筋肉と踵の骨をつなぐアキレス腱に炎症が起きることで痛みを生じる状態です。

アキレス腱は人体で最も太くて強い腱ですが、ジャンプやランニングなどで繰り返し負荷がかかると炎症や微細な損傷を起こしやすくなります。

腱とは、筋肉と骨をつなぐ線維性の組織です。筋肉が収縮することで骨を引っ張り、身体を動かすことができますが、この力を伝える役割を担っているのが腱です。

アキレス腱は、ふくらはぎにある下腿三頭筋という筋肉と踵の骨をつないでおり、歩いたり走ったり、ジャンプしたりする際に重要な役割を果たしています。

アキレス腱炎は、このアキレス腱に炎症が起こることで痛みや腫れが生じる状態です。

炎症は、身体の組織が損傷を受けた際に起こる防御反応で、痛みや腫れ、熱感などを伴います。アキレス腱炎の場合、腱に繰り返し負荷がかかることで微細な損傷が生じ、炎症が引き起こされると考えられています。

2025年のFerreiraらの研究では、アキレス腱炎の患者さんは、健康な人と比べて足関節の背屈可動域(つま先を脛の方向に上げる動きの範囲)が低下し、ジャンプのパフォーマンスも低下することが報告しています。

アキレス腱炎になりやすい人の特徴

アキレス腱炎は、特定の人々に起こりやすい傾向があります。

スポーツ選手、特にランナーやバスケットボール選手のようにジャンプやダッシュを繰り返す人は、アキレス腱への負担が大きいため、アキレス腱炎になりやすいです。

また、加齢とともに腱の柔軟性が低下するため、中高年者もアキレス腱炎のリスクが高まります。さらに、扁平足や回内足(かかとが内側に倒れこむ状態)などの足の構造異常も、アキレス腱への負担を増大させる要因となります。

アキレス腱炎の症状:痛みはどこに現れる?

アキレス腱炎の主な症状は、アキレス腱周辺の痛みです。痛みの場所は、踵の骨に近いアキレス腱付着部と、アキレス腱の中央部の2種類に分けられます。

アキレス腱付着部炎では、踵の骨のすぐ上に痛みを感じることが多く、運動開始時や朝起きた時に痛みが強くなります。

アキレス腱炎では、ふくらはぎと踵の中間あたりに痛みを感じることが多く、運動中に痛みが強くなる傾向があります。

アキレス腱炎の診断方法:触診・画像検査

アキレス腱炎の診断は、アキレス腱の腫れや圧痛(押すと痛みを感じる部分)などを確認します。

さらに、確定診断のために画像検査を行うこともあります。

超音波検査では、アキレス腱の炎症や肥厚(厚くなること)、断裂などを確認できます。

MRI検査は、超音波検査では分かりにくい小さな損傷や炎症などを評価できます。

文章だけでは伝わりにくい部分については、下記の動画をご覧いただくとより理解が深まります。

シンセルクリニック武内総院長が、アキレス腱炎について、そして最新の再生医療について分かりやすく動画でも解説しています。

アキレス腱炎の治し方と予防

アキレス腱の痛みは、趣味のスポーツやウォーキングを楽しみにされている方にとって大きな悩みの種となるでしょう。特に高齢になるとアキレス腱炎のリスクが高まり、日常生活にも影響を及ぼすことが懸念されます。今回は、アキレス腱炎を効果的に治し、再発を予防する方法について、整形外科医の立場から具体的な解説を加えながら詳しくご説明します。

アキレス腱炎の治し方:保存療法と手術と再生医療

アキレス腱炎の治療法は、大きく分けて保存療法、手術療法、そして再生医療の3つに分類されます。それぞれの治療法の特徴を理解し、ご自身の症状や状況に合った適切な治療法を選択することが重要です。

まず、保存療法について説明します。

保存療法は、手術を行わずに痛みを軽減し、アキレス腱の機能回復を目指す治療法です。具体的には、安静、アイシング、湿布、消炎鎮痛剤、装具療法、リハビリテーションなど、さまざまな方法があります。

次に、手術療法について説明します。

手術療法は、保存療法で効果が得られない重症の場合に検討されます。

手術では、炎症を起こしている組織や骨棘(こつきょく:骨の異常な突起)などを除去します。

2025年に発表されたRothらの研究では、関節鏡という細いカメラを用いた手術は、傷が小さく済むというメリットがあります。関節鏡を用いた手術が、アキレス腱障害の治療に有効であることが報告されています。

最後に、再生医療について説明します。

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、日常生活においても膝に負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

当院の再生医療を知りたい方はこちらをご覧ください↓↓

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

アキレス腱炎の湿布の正しい貼り方

湿布は、炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。貼る場所は、アキレス腱と踵が繋がる場所、または腫れている場所です。テープ剤は剥がれにくいのでおすすめです。もし剥がれやすい場合は、サポーターと併用すると良いでしょう。

アキレス腱炎をほっとくとどうなる?

アキレス腱炎を放置すると、痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。また、アキレス腱が断裂するリスクも高まります。アキレス腱断裂は、手術が必要となる場合もあり、スポーツや仕事への復帰にも時間がかかります。さらに、足首の関節が硬くなってしまうこともあります。そのため、少しでも痛みを感じたら、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

アキレス腱断裂について詳しくご覧ください

アキレス腱断裂とは?原因から治療まで医師が徹底解説!

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当院は再生医療に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。 疑問や興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Charles R, Fang L, Zhu R, Wang J. "The effectiveness of shockwave therapy on patellar tendinopathy, Achilles tendinopathy, and plantar fasciitis: a systematic review and meta-analysis." Frontiers in immunology 14, no. (2023): 1193835.

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