Column

コラム

true

ホーム
コラム一覧

【医師解説】膝の内側が痛い...

【医師解説】膝の内側が痛い原因5選|危険な「変形」のサインと10秒セルフチェック

2025.12.02

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

まずは動画でチェック!【膝の内側の痛み】

シンセルクリニック武内総院長が、分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。

動画をもっと見たい方はこちら↓↓
最新動画をチェック!!

「歩き始めに、膝の内側がピキッと痛む」

「階段を降りる時、手すりがないと怖い」

「膝の内側を押すと、激痛が走る」

もし、あなたがこのような「膝の内側の痛み」を感じているなら、それは関節の寿命が近づいているサインかもしれません。 日本人の膝痛の約9割は、O脚(ガニ股)によって内側の軟骨がすり減る「変形性膝関節症」が原因だからです。

しかし、痛みには「筋肉の炎症」や「突発的な発作」など、手術が不要なケースも存在します。 この記事では、整形外科専門医が「あなたの痛みの正体」を特定する鑑別法と、手術を回避する最新の「再生医療」について、どこよりも詳しく解説します。

大阪・名古屋で診療を予約する
再生医療の症例実績を見る

1. 【10秒診断】その痛み、どこから来ている?

膝の内側の痛みは、痛む「タイミング」「場所」で原因を特定できます。 まずは以下のリストで、ご自身の症状に最も近いものを探してください。

① 関節の「中」が痛い(変形性膝関節症・半月板損傷)

★最も注意が必要

[ ] 「動き始め(立ち上がり・歩き出し)」にズキッとする。

[ ] 階段を「降りる」時が特に辛い。

[ ] 正座ができず、膝が完全に伸びない。

[ ] 膝の「骨と骨の継ぎ目(関節裂隙)」を押すと痛い。

② 筋肉・腱が痛い(鵞足炎・筋膜炎)

★安静とストレッチで改善しやすい

[ ] 膝の関節よりも「5cmほど下(すねの内側)」が痛い。

[ ] ランニングやジャンプの後など、運動後に痛む。

[ ] 階段を「上る」時に引っ張られるような痛みがある。

③ 突発的な激痛(偽痛風・靭帯損傷)

★急性の炎症・外傷

[ ] 昨日まで何ともなかったのに、急に赤く腫れて激痛が出た(偽痛風の疑い)。

[ ] スポーツ中に誰かとぶつかったり、膝をひねったりした(靭帯損傷の疑い)。


2. 膝の内側が痛む「5つの原因」詳細解説

ここからは、代表的な5つの疾患について、メカニズムと治療法を深掘りします。

1. 変形性膝関節症(内側型)

日本人の膝痛の原因No.1です。

  • 原因: 加齢やO脚により、内側の軟骨だけがすり減り、骨同士が直接ぶつかって炎症を起こします。

  • 特徴: 初期は「動き始め」のみ痛みますが、進行すると「安静時」にも痛み出し、O脚が悪化します。放置すると人工関節手術が避けられなくなります。

2. 内側半月板損傷(ないそくはんげつばんそんしょう)

膝のクッションである「半月板」に亀裂が入った状態です。

  • 原因: 50代以上の方は、外傷がなくても加齢で半月板が脆くなり、自然に切れる「変性断裂」が多く見られます。変形性膝関節症と併発しているケースがほとんどです。

  • 特徴: 膝の中で「カクッ」と引っかかる感じ(ロッキング)や、膝崩れ(力が抜ける感覚)が起きます。

3. 鵞足炎(がそくえん)

膝の内側下部(脛骨)にある「鵞足(がそく)」という筋肉の付着部が炎症を起こします。

  • 原因: ランニングのしすぎや、X脚の人に多い障害です。また、変形性膝関節症の人が、痛みをかばって歩くことで二次的に発症することもあります。

  • 対処: 関節の中ではなく「外(筋肉)」の問題なので、安静とストレッチで治癒します。

4. タナ障害(滑膜ヒダ障害)

膝のお皿の内側にある「タナ(滑膜ヒダ)」という膜が、骨に挟まって炎症を起こします。

  • 特徴: 膝を曲げ伸ばしすると「コキッ」「パキッ」と音が鳴り、強い引っかかり感があります。

5. 特発性骨壊死(とくはつせいこつえし)

急に膝の内側の骨が壊死して(死んで)しまう病気です。

  • 特徴: 「○月○日に急に痛くなった」と覚えているほど、突然激痛が走ります。夜も眠れないほどの痛みで、レントゲンでは初期段階で見つかりにくいため、MRI検査が必須です。

「内側ではなく、外側が痛い」という方は、O脚ではなくX脚の傾向があるかもしれません。
>>膝の【外側】が痛い原因とセルフチェックはこちら


3. なぜ「ヒアルロン酸」や「湿布」で治らないのか?

多くの患者様が「何年も整形外科に通っているのに治らない」と悩まれています。 それは、標準治療(保険診療)が「対症療法(痛みをごまかす治療)」だからです。

  • ヒアルロン酸注射: 潤滑油を足して滑りを良くするだけで、すり減った軟骨を再生させる効果はありません。効果は1週間程度で消滅します。

  • 痛み止め: 脳への信号を遮断しているだけで、膝の中の破壊は進行し続けています

「現状維持」すら難しくなってきた時、これまでは「手術(人工関節)」しか道がありませんでした。 しかし、医療技術の進歩により、手術をせずに組織を治す「第3の選択肢」が登場しました。


4. 削らずに治す「再生医療」という選択

再生医療は、一時しのぎではなく、「損傷した組織を修復する」ことを目的とした根本治療です。

当院の「幹細胞治療」とは?

ご自身のお腹の脂肪から、組織を修復する能力を持つ「幹細胞(かんさいぼう)」を採取・培養し、膝関節に直接注射します。

膝の内側痛への3つの効果

  1. 抗炎症作用: 長年続いている内側のしつこい炎症を鎮火させ、ズキズキする痛みを取り除きます。

  2. 組織修復作用: すり減った軟骨や、ささくれ立った半月板に幹細胞が吸着し、組織の修復します。

  3. 保護作用: 関節内の環境を整え、これ以上の変形進行を食い止めます。

【解説動画】再生医療の仕組み

院長の武内が、模型を使って分かりやすく解説します。

【症例動画】手術宣告からの回復

「正座もできなかった」患者様が、再生医療でどう変化したのか。実際の映像をご覧ください。

再生医療の症例実績を見る

5. 自分でできるケア:内側を救う「内転筋」強化

どんなに良い治療を受けても、膝を支える筋肉がなければ負担は減りません。 特に重要なのが、太ももの内側にある「内転筋(ないてんきん)」です。ここを鍛えることで、O脚の進行を防ぎ、膝内側への荷重を分散できます。

【テレビを見ながら】内転筋トレーニング

  1. 椅子に座り、膝の間にバスタオルを丸めて挟みます(またはゴムボール)。

  2. 内ももにギュッと力を入れ、タオルを潰すように挟み込みます。

  3. 10秒キープして、ゆっくり力を抜きます。

  4. これを1日20回行いましょう。

【硬い筋肉をほぐす】内ももマッサージ

膝の内側が突っ張っている時は、太ももの内側を指の腹で優しく揉みほぐしてください。血流が良くなり、痛みが緩和されます。


まとめ:人工関節になる前に、打つ手はある

膝の内側の痛みは、「まだ歩けるから」と放置している間に、確実に進行していきます。 軟骨が完全に消失し、骨が大きく変形してしまうと、再生医療でも効果が出にくくなり、人工関節手術しか選べなくなります。

「自分の膝で、一生歩きたい」

そう願うなら、選択肢が残されている「今」、行動を起こしてください。 シンセルクリニックでは、MRI診断に基づき、あなたの膝が再生医療でどこまで回復できるか、正直にお伝えします。

「ヒアルロン酸注射が効かない」「手術は怖い」とお悩みの方へ
すり減った軟骨・半月板を修復する「第3の選択肢」

膝の内側の痛みは、変形性膝関節症が進行しているサインかもしれません。
当院の「再生医療」は、手術のように骨を切ることなく、ご自身の細胞の力で「痛みの原因」を根本から修復します。

治療法の違い

項目 一般的な治療
(ヒアルロン酸・手術)
再生医療
目的 一時的な緩和
または人工物への置換
組織の修復
自己治癒力の活用
入院・リハビリ 手術なら2週間〜
長期リハビリ必須
日帰り可能
歩いて帰宅
身体への負担 切開・麻酔リスクあり 注射のみ
副作用リスク小

あなたの膝の痛み、まだ諦めないでください

変形性膝関節症の「再生医療」を見る ▶

※クリックしても予約は確定しません。

記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. M'barki H, Lardjane AY, Wallard L, Gagnon M, Belzile EL, Turcot K. "Biomechanical and clinical assessments of activities of daily living following unicompartmental knee arthroplasty: A scoping review." Clinical biomechanics (Bristol, Avon) 126, no. (2025): 106564.

  2. Hu Q, Jiang J, Li Q, Lu S, Xie J. "A systematic review and meta-analysis examining alterations in medial meniscus extrusion and clinical outcomes following high tibial osteotomy." Journal of orthopaedics 68, no. (2025): 121-130.

  3. Makiev KG, Vasios I, Keskinis A, Ververidis A, Tilkeridis K, Iliopoulos E. "Meniscus Centralization and Its Effects on Meniscal Extrusion and Knee Biomechanics: A Systematic Review." Sports medicine and arthroscopy review 33, no. 2 (2025): 61-68.

  4. Mihoubi F, Tordjman M, Khaled W, Guerini H, Thevenin F, Campagna R, Pluot E, Drapé JL, Feydy A. "Overview of Meniscal Injuries." Seminars in musculoskeletal radiology 29, no. 3 (2025): 403-416.

  5. Nguyen JC, Kan JH, Patel VS, Blankenbaker DG, Shea KG, Carey JL, Johnson AM, Jaramillo D, Ganley TJ. "Osteochondritis dissecans in children: location-dependent differences : (Part I: knee)." Pediatric radiology, no. (2025): .

同カテゴリの最新記事

Access

アクセス

大阪院

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ御堂筋線

四つ橋駅から徒歩3分

提携

名古屋(ドクターフォースクリニック)

所在地

〒460-0003

愛知県名古屋市中区錦1-15-8

アミティエ錦第一ビル3階

Googleマップ

電車でお越しの方

名古屋市営地下鉄桜通線

国際センター駅 徒歩8分

名古屋市営地下鉄東山線

伏見駅 徒歩7分

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区

西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ四つ橋線

四つ橋駅から徒歩3分

ひざ・肩・股関節の再生医療専門クリニック

大阪

名古屋

まずは、ご相談ください

再生医療の可能性を、一人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
新しい選択肢を「知る」ために、まずはお気軽にお問い合わせください。

診療時間

9:00〜18:00

※木曜、日曜、祝日は休診日となります。

電話での予約・お問い合わせ
診療予約
お問い合わせ
診療予約はこちら