Column
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2025.03.12
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
ふとした瞬間に鏡に映る自分の脚を見て、何か違和感を感じたことはありませんか?
実は、日本人の約7割が「X脚」だと言われています。X脚は見た目だけの問題と思われがちですが、放置すると膝の痛みや変形性膝関節症などのリスクを高める可能性も。
この記事では、X脚の原因や症状、そしてその改善方法について医師の監修のもと詳しく解説していきます。



鏡や写真に映る自分の脚を見て、「あれ?もしかしてX脚…?」と不安に思ったことはありませんか?
X脚は、見た目だけが気になるというわけではありません。放っておくと、将来的に膝の痛みや変形性膝関節症などのリスクを高める可能性があります。
今回は、X脚について、その定義や原因、症状、なりやすい人の特徴まで、医師が詳しく解説していきます。

「X脚」と聞いて、多くの人がイメージするのは、膝がくっついているのに足首が離れている状態だと思います。
これは間違いではありませんが、正確には、両足の内くるぶしがくっつかない状態をX脚と定義します。
例えば、バレリーナの方の中には、一見すると脚がまっすぐに見えても、内くるぶしが離れているケースがあります。これは、長年のトレーニングによって股関節の柔軟性が高くなっているためですが、このような場合もX脚に分類されます。
逆に、O脚の人は、両膝が離れている状態をイメージすると思いますが、両膝が離れていても、内くるぶしがくっついていればO脚ではありません。
O脚について詳しく知りたい方は併せてお読みください↓↓
O脚(内反膝)の原因~対策まで医師が徹底解説!
X脚の原因は大きく分けて、「先天的なもの」と「後天的なもの」の二つに分けられます。
先天的なX脚は、生まれつき骨の形が違っていたり、関節が緩かったりすることが原因で起こります。赤ちゃんの頃からX脚がみられる場合や、家族にX脚の人がいる場合は、先天的な要因が考えられます。
一方、後天的なX脚は、毎日の生活習慣や癖が原因で起こる場合が多く、特に、次のような要因が大きく関係しています。
骨盤の歪み
デスクワークやスマホの使いすぎなどで長時間座りっぱなしだと、骨盤が歪みやすく、その結果、X脚を引き起こすことがあります。
筋力不足
特に、太ももの内側の筋肉(内転筋)や、お尻の筋肉(臀筋)が弱いと、骨盤を支えきれなくなり、X脚になりやすくなります。
歩き方の癖
内股で歩く癖があると、股関節が内側にねじれた状態になり、X脚を悪化させる可能性があります。
後天的なX脚は、原因となる生活習慣や癖を改善することで、症状の進行を遅らせたり、改善したりできる可能性があります。
X脚は、見た目の問題だけでなく、将来的に様々な体の不調を引き起こす可能性があります。
X脚になると、歩いたり、立ったりする際に、膝関節の内側に負担が集中しやすくなります。その結果、膝の痛みや炎症が起こりやすくなることがあります。 また、歩行時の足の着き方が不安定になり、足首や股関節にも負担がかかりやすくなります。
さらに、X脚を放置しておくと、将来的に「変形性膝関節症」のリスクが高まる可能性があります。変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ってしまう病気で、進行すると歩行が困難になることもあります。
変形性膝関節症について詳しく知りたい方は併せてお読みください↓↓
変形性膝関節症とは?症状から最新の治療法まで整形外科医が解説
X脚になりやすい人の特徴としては、以下のようなものがあります。
骨盤の歪みがある人
骨盤が歪むと、股関節の位置がずれ、脚の軸が変化することでX脚になりやすくなります。
猫背気味の人
猫背の人は、骨盤が後傾しやすく、その結果、X脚になりやすくなります。
足の筋力や柔軟性が不足している人
足の筋肉、特に内転筋や臀筋が弱かったり、硬かったりすると、X脚になりやすくなります。
ハイヒールをよく履く人
ハイヒールを履くと、つま先立ちの状態が続くため、足の筋肉に負担がかかり、X脚になりやすくなります。
これらの特徴に当てはまる人は、普段からX脚にならないように注意することが大切です。



「X脚かな?」と感じつつも、「別に痛みもないし、見た目だけの問題でしょ?」と軽く考えて放置していませんか? 確かに、X脚は見た目の印象に関わる部分も大きいですが、実は健康面にも様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
X脚を放置すると、歩く、立つといった日常動作のたびに、膝関節の内側への負担が増大し続け、膝関節内の軟骨がすり減りやすくなります。その結果、将来的に変形性膝関節症を発症するリスクが高まります。
また、X脚は膝関節だけでなく、身体全体のバランスにも悪影響を及ぼします。 骨盤の歪みや姿勢の悪化、腰痛、股関節痛、さらには足首や足のアーチ(土踏まず)の異常、外反母趾などを引き起こす可能性もあります。
X脚の改善方法は、その原因によって大きく異なってきます。生まれつきの骨格によるX脚の場合、成長に伴って自然に改善するケースもありますが、症状が重い場合は、医師の診断のもと、手術などの治療が必要となることもあります。
後天的な要因によるX脚の場合、日常生活での姿勢や運動習慣、歩き方などを意識的に改善することで、症状の進行を遅らせたり、改善したりできる可能性があります。
例えば、日常生活では、
正しい姿勢を意識す
猫背は骨盤を後傾させ、X脚を悪化させる要因となります。日頃から背筋を伸ばし、あごを引いて、骨盤を立てるように意識しましょう。
足を組んで座る癖を直す
足を組むと骨盤が歪み、X脚だけでなく、腰痛や肩こりの原因にもなります。
適切な靴を選ぶ
ヒールの高い靴は、体のバランスを崩しやすく、X脚を悪化させる可能性があります。普段から、ヒールの低い靴を選ぶように心がけましょう。
横座りやペタンコ座りを避ける
これらの座り方は、骨盤を歪ませやすく、X脚を悪化させる可能性があります。床に座る際は、正座やあぐらを心がけましょう。
歩幅を広くする
歩幅を広くすることで、自然と股関節を外側に開く動きが生まれ、内股歩きを改善することができます。
つま先をまっすぐに向ける
歩く時につま先が内側を向いていると、内股歩きになりやすくなります。つま先をまっすぐ前に向けるように意識しましょう。
かかとから着地する
かかとから着地することで、足のアーチが正しく使われ、内股歩きを予防することができます。
治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。
そのため、日常生活においても膝に負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。
再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。人工関節の手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。



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