true
痛風とは?食べてはいけないもの大公開!医師監修
2025.03.18
まずは動画でチェック!
シンセルクリニック武内総院長が、痛風について、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。
「足の親指が激痛で夜も眠れない…」
そんな経験はありませんか?
実は、この痛みの原因は「痛風」という病気かもしれません。
痛風は、放置すると関節の変形や腎臓病などの合併症を引き起こす可能性もあるため、早期発見・早期治療が大切です。 この記事では、痛風の原因、症状、診断方法、食事療法、再発防止策を詳しく解説します。
痛風について詳しく知り、健康的な生活を送るためのヒントを見つけてください。
関節の精密診断を実施中!
シンセルクリニックは「関節」に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。



痛風の原因を理解する

「痛風」という病気の名前は聞いたことがあっても、どんな病気か具体的にイメージできない方もいるかもしれません。
痛風は、ある日突然、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れ上がり、激しい痛みを引き起こします。まるで、関節の中にガラスの破片が散りばめられ、その上を歩いているような激痛となることもあります。
今回は、この痛風という病気が、一体どのような原因で、どのようなメカニズムで発症するのかについて、詳しく解説していきます。
痛風を引き起こす尿酸とは?
痛風の原因は、私たちの体の中にある「尿酸」という物質にあります。
尿酸は、細胞の核になる「プリン体」という物質が分解されてできる、いわば「体のゴミ」のようなものです。このゴミは、通常は血液に溶けた後、腎臓でろ過され、尿として体の外に排出されます。
しかし、何らかの原因で尿酸が過剰に作られてしまったり、腎臓でうまく尿酸を排出できなくなったりすると、血液中の尿酸濃度が高くなります。
この状態は「高尿酸血症」と呼ばれます。
高尿酸血症の状態が続くと、血液中に溶けきれなくなった尿酸が、まるで雪が降るように、針状の結晶となって体のあちこちに蓄積していきます。
そして、この鋭く尖った尿酸の結晶が、関節に突き刺さることで激しい炎症を引き起こします。これが痛風発作です。高尿酸血症は痛風の原因となるだけでなく、動脈硬化を促進し、心臓病や脳卒中のリスクを高めることも知られています。
プリン体と尿酸の関係とは

では、なぜ尿酸が増えすぎてしまうのでしょうか?
それは、「プリン体」という物質と深く関係しています。プリン体は、遺伝子であるDNAを構成する重要な成分であり、私たちの体を作るために欠かせないものです。
このプリン体は、私たちの体内でも作られていますが、食事から摂取することもできます。
プリン体を多く含む食品として、レバーや白子などの内臓系、煮干しやカツオなどの魚介類、アルコール飲料などが挙げられます。
これらの食品をたくさん食べると、体の中でプリン体が分解されて、尿酸が作られます。つまり、プリン体の摂りすぎは、体内の尿酸を増やし、痛風のリスクを高めることになるのです。
近年では、食生活の欧米化や、アルコール摂取量の増加に伴い、痛風患者数は増加傾向にあります。特に、若い世代での増加が顕著であり、食生活の乱れが大きく影響していると考えられています。
痛風の発症メカニズム

痛風は、尿酸が関節に溜まって結晶になり、炎症を起こすことで起こります。では、なぜ関節に尿酸が溜まりやすいのでしょうか?それは、関節液の温度が関係しています。尿酸は、温度が低い場所ほど溶けにくく、結晶になりやすい性質があります。
関節は、体の末端にあり、心臓から遠いので、他の部位に比べて温度が低くなりがちです。そのため、尿酸が結晶化しやすく、痛風を起こしやすいのです。痛風発作は、足の親指の付け根に起こることが多いですが、これは足の親指が心臓から最も遠く、体温が低くなりやすいことが理由の一つと考えられています。
また、尿酸の結晶は、関節以外にも、腎臓や皮下などに蓄積することがあります。
腎臓に尿酸が蓄積すると、腎臓の機能が低下し、尿酸をうまく排泄できなくなるため、さらに高尿酸血症が悪化するという悪循環に陥ることがあります。皮下に尿酸の結晶が蓄積すると、「痛風結節」と呼ばれる、しこりのようなものができます。
痛風結節は、放置しても生命に別状はありませんが、見た目が気になる場合や、痛みを伴う場合は、治療が必要となることがあります。
関節の精密診断を実施中!
シンセルクリニックは「関節」に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。



痛風の症状と診断
「痛風」という病気、名前は聞いたことがあっても、実際にどんな症状が出るのか、どのように診断されるのか、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
健康診断で尿酸値が高いと指摘されたものの、自覚症状がないからと放置してしまうケースも少なくありません。しかし、痛風は放置すると関節の変形や腎臓病などの合併症を引き起こす可能性もあるため、早期発見・早期治療が重要です。
今回は、痛風の症状と診断方法について、患者さんがイメージしやすいよう、具体例を交えながら詳しく解説していきます。
痛風の主な症状と特徴
痛風の代表的な症状は、何と言っても突然襲ってくる激しい関節の痛みです。ある日突然、足の親指の付け根などが赤く腫れ上がり、焼けるような、針で刺されるような、耐え難い痛みが走ります。
私の患者さんでも、
「足の親指に激痛が走り、歩くこともできず、夜も眠れなかった」
「熱湯に足を突っ込んだような感覚だった」
と表現される方が少なくありません。
痛風発作は、典型的には夜間から早朝にかけて起こることが多く、数時間から数日続くこともあります。その後、痛みは徐々に治まり、数日~数週間で症状が完全に消失することもあります。
痛風発作は、一度経験すると「またあの痛みが来るのではないか」という不安を抱えてしまう患者さんが多いのも特徴です。
痛風の診断に使用される検査方法
痛風の診断には、以下のような検査が行われます。
血液検査
血液中の尿酸値を測定します。
尿酸値が7.0mg/dL以上で高尿酸血症と診断され、痛風発作の既往などがあれば痛風と診断されます。
血液検査では、尿酸値だけでなく、腎機能や炎症反応なども合わせて確認します。
関節液検査
痛みが強い場合、関節に針を刺して関節液を採取し、顕微鏡で尿酸の結晶の有無を調べます。尿酸結晶が確認されれば、痛風と診断されます。これは、痛風の診断を確定づける上で非常に重要な検査です。
これらの検査結果と症状を総合的に判断して、痛風の診断を下します。
痛風と誤診されやすい疾患とは
痛風は、その症状が他の病気と似ていることがあり、特に、初期症状だけでは他の関節炎との区別が難しい場合があります。
例えば、化膿性関節炎や偽痛風、関節リウマチなどは痛風と症状が似ており、誤診されることがあります。
最近では、ベンプロ酸という新しいタイプの高尿酸血症治療薬が発売されました。ベンプロ酸は、尿酸の産生を抑えることで尿酸値を低下させる薬です。有効性が高い一方で、痛風発作のリスクを高める可能性が報告されています。
痛風は、適切な治療を行えば、症状をコントロールし、健康な生活を送ることができます。自己判断で放置したり、民間療法に頼ったりせず、痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診し、医師に相談することが大切です。
偽痛風については詳しくご覧ください↓↓
偽痛風とは?原因から症状まで整形外科が解説!
リウマチについて詳しくご覧ください↓↓
関節炎とリウマチの違いとは?医師が徹底解説
痛風の食事療法と再発防止策

痛風は、食事の内容が大きく影響する病気として知られています。毎日の食事の中で、どんなポイントに注意すれば、つらい痛みが起こるのを防げるのでしょうか。今回は、痛風患者さんが特に注意すべき食べ物と、具体的な食事療法のポイントについて詳しく解説していきます。
痛風患者が食べてはいけない食べ物一覧
痛風の発作を予防するために、まず最初に理解していただきたいのが「プリン体」という栄養素についてです。プリン体は、細胞の核となるDNAやRNAを構成する成分であり、私たちの体にとって必要なものですが、過剰に摂取すると、その分解産物である尿酸が増加し、痛風のリスクを高めてしまいます。
痛風患者さんの尿酸値コントロールには、プリン体の摂取量を1日400mg以下に抑えることが推奨されています。
しかし、プリン体が多く含まれる食品を少し食べただけで、すぐにこの数値を超えてしまうわけではありません。
例えば、プリン体が多い食品として知られる鶏レバーの場合、100gあたり約310mgのプリン体が含まれています。しかし、実際に鶏レバーを100gも食べることは稀でしょう。外食で提供される鶏レバー焼き鳥であれば、1串あたり約20gですので、プリン体量は約62mgとなります。
このように、プリン体の多い食品だからといって、完全に食べないようにするのではなく、食べる量と頻度をコントロールすることが重要です。では、具体的にどんな食べ物に注意すれば良いのでしょうか?
高プリン体食品として特に注意が必要なのは、以下のような食品群です。
肉類
レバー(特に鶏レバー)、牛、豚、鶏の肉など
魚介類
イワシ、カツオ、サンマ、エビ、貝類など
その他
干しシイタケ、乾燥した豆類、魚卵の一部(たらこなど)、レバーペーストなど
これらの食品を毎日たくさん食べることは避け、バランスの取れた食事を心がけるようにしましょう。



食事の具体的なポイント
痛風の発症を予防し、症状を和らげるためには、毎日の食事の中で以下のポイントを意識することが大切です。
バランスの取れた食事を心がける
主食(ご飯、パン、麺類など)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)、副菜(野菜、きのこ、海藻など)をバランスよく食べることが基本です。
プリン体の多い食品を控えめにする
上記の表を参考に、プリン体が多い食品を毎日食べないように心がけましょう。ただし、魚卵類はプリン体が少ないものも多いので、一括りに避けるのではなく、種類を見極めることが大切です。
水分を十分に摂る
水分をしっかり摂ることで、尿酸が体外に排出されやすくなります。尿酸を効率的に排出するためには、1日に2リットルを目安に、こまめな水分補給を心がけましょう。お茶やコーヒーでも構いませんが、利尿作用のあるアルコールやカフェインは摂り過ぎないように注意が必要です。
アルコールを控える
アルコールは、それ自体がプリン体の原料となるだけでなく、尿酸値を上昇させる働きや、尿酸の排泄を妨げる働きもあります。特に、ビールはプリン体含有量が高いため注意が必要です。お酒を飲む場合は、種類や量を控えめにするようにしましょう。痛風の治療中は、禁酒することも有効な手段です。
果糖の摂り過ぎに注意する
果糖は果物などに含まれる糖分ですが、摂り過ぎると尿酸値を上昇させる可能性があります。果物は適量を心がけ、清涼飲料水や甘いお菓子などは控えめにしましょう。果物を食べる場合でも、果糖の含有量が少ないもの(例えば、レモン、グレープフルーツ、ブルーベリー、ラズベリーなど)を選ぶと良いでしょう。
再発を防ぐための生活習慣
痛風は、一度発症すると再発しやすい病気です。痛風の再発を防ぐためには、食生活の見直しだけでなく、生活習慣全体を見直し、健康的なライフスタイルを維持することが重要です。
適正体重を維持する
肥満は、体内で尿酸が作られる量を増やし、尿酸の排泄を低下させることから、痛風のリスクを高める要因となります。適正体重を維持するためには、食事量をコントロールし、適度な運動を心がけることが重要です。激しい運動は、かえって尿酸値を上げてしまうため、ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。
ストレスをため込まない
ストレスは、自律神経のバランスを崩し、尿酸値を上昇させる可能性があります。十分な睡眠をとり、リラックスできる時間をつくるなど、ストレスをため込まないよう心がけましょう。ヨガや瞑想、音楽鑑賞など、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけることも有効です。
定期的な健康診断を受ける
痛風は、自覚症状がないまま進行することもあるため、定期的な健康診断で尿酸値をチェックすることが大切です。もし尿酸値が高い場合は、医師の指導のもと、適切な治療や生活習慣の改善を行いましょう。痛風は、放置すると関節の変形や腎臓病などの合併症を引き起こす可能性もあるため、早期発見・早期治療が重要です。
痛風は、生活習慣の改善によって予防や症状の改善が期待できる病気です。食生活はもちろんのこと、日々の生活習慣を見直し、健康的な毎日を送りましょう。
痛風が改善しない場合
痛み止めの内服は根本な治療ではなく、対症療法となります。痛み止めが効かない場合などは症状の進行などが考えられ根本的な治療が必要な場合が多くなります。当院は手術必要としない根本的な最先端の治療方法である再生医療専門クリニックとなります。
再生医療とは
治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。
今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。
そのため、日常生活においても負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。
当院の再生医療はこちらをご覧ください↓↓
手術との違い
再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨や神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。
この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。人工関節の手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。



記事監修医師
記事監修 シンセルクリニック
院長 武内晋司郎
参考文献
e-ヘルスネット|高尿酸血症の食事
公益財団法人 痛風・尿酸財団 アルコール飲料中のプリン体含有量 一覧表
公益財団法人 痛風・尿酸財団 食品中のプリン体含有量 一覧表(PDF)
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
同カテゴリの最新記事
Access
アクセス
大阪院
所在地
〒542-0086
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-15
大京心斎橋ビル3F
Googleマップ
電車でお越しの方
大阪メトロ御堂筋線
心斎橋駅から徒歩3分
大阪メトロ御堂筋線
四つ橋駅から徒歩3分
名古屋(ドクターフォースクリニック)
所在地
〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦1-15-8
アミティエ錦第一ビル3階
Googleマップ
電車でお越しの方
名古屋市営地下鉄桜通線
国際センター駅 徒歩8分
名古屋市営地下鉄東山線
伏見駅 徒歩7分
所在地
〒542-0086
大阪府大阪市中央区
西心斎橋1-9-15
大京心斎橋ビル3F
Googleマップ
電車でお越しの方
大阪メトロ御堂筋線
心斎橋駅から徒歩3分
大阪メトロ四つ橋線
四つ橋駅から徒歩3分
大阪
名古屋
まずは、ご相談ください
再生医療の可能性を、一人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
新しい選択肢を「知る」ために、まずはお気軽にお問い合わせください。
診療時間
9:00〜18:00
月
火
水
木
金
土
日
※木曜、日曜、祝日は休診日となります。










