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半月板損傷とは?原因から最新治療まで整形外科医が解説

2025.10.04

まずは動画でチェック!【半月板損傷とは】

シンセルクリニック武内総院長が、半月板損傷ついて、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。

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階段の上り下りや立ち座りで膝に痛みを感じたことはありませんか?

もしかしたら、それは半月板損傷のサインかもしれません。

40歳以上で増加する半月板損傷は、日常生活の動作やスポーツによる外傷が主な原因です。サッカーやバスケットボールなどの激しいスポーツだけでなく、重い物の持ち上げや正座など、日常の些細な動作でも損傷するリスクがあります。

半月板は膝のクッションとして重要な役割を担っており、損傷すると痛みや腫れ、ひどい場合は膝が動かなくなる「ロッキング現象」が起こることも。放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性も。

この記事では、整形外科医が半月板損傷の原因から、MRI検査による診断、保存療法・手術療法を含む最新の治療法、そして再生医療の可能性まで詳しく解説します。

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半月板とは?

MRI検査の診断率は80~90%と高く、早期発見・早期治療が鍵となります。 あなたの膝の痛み、もしかしたら放っておけないかもしれません。半月板損傷とは?

半月板は、大腿骨(太ももの骨)脛骨(すねの骨)の間にあるC型の軟骨で、膝関節にかかる衝撃を吸収するクッションの役割を担っています。

この半月板が損傷すると、膝の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなったり、痛みが出たりします。ひどくなると、膝に水が溜まったり、急に膝が動かなくなる「ロッキング現象」が起こることもあります。

膝の違和感について詳しくご覧ください↓

膝の腫れや違和感は膝に水が溜まるから?膝の不調を解消するためのポイントを解説します

スポーツによる外傷と半月板損傷の関係とは

スポーツ、特にバスケットボール、サッカー、テニスなど、急な方向転換やストップ、ジャンプを伴う激しいスポーツは、半月板損傷のリスクを高めます。これらの動作は膝関節に大きな負担をかけ、半月板に捻挫や断裂といった損傷を起こしやすくするのです。

例えば、サッカーでボールを奪おうと足を踏ん張った際に、相手選手と接触して膝を捻ってしまうケースを考えてみましょう。この時、半月板には体重の数倍もの負荷がかかり、損傷に繋がる可能性が高くなります。

スポーツの種類によって、損傷しやすい半月板の内側か外側かが変わってくるのも興味深い点です。

例えば、バスケットボールやバレーボールのようにジャンプや着地が多いスポーツでは、膝の外側の半月板が損傷しやすくなります。一方、サッカーのように、足首を固定した状態で膝を捻る動作が多いスポーツでは、内側の半月板が損傷しやすくなります。

スポーツの種類

具体的な動作とリスク

損傷しやすい半月板

サッカー

タックル、急な方向転換

内側

バスケットボール

ジャンプ、着地

外側

バレーボール

ジャンプ、着地

外側

テニス

ストップ、ダッシュ、方向転換

内側

これらのスポーツ以外にも、日常生活で転倒したり、重いものを持ち上げたりする際にも、半月板を損傷するリスクは潜んでいます。

加齢による半月板損傷とは

加齢も、半月板損傷の大きなリスクです。

年齢を重ねるにつれて、半月板の主成分であるコラーゲンや水分が減少していきます。40歳を過ぎると、半月板の弾力性や強度が低下し、若い頃と同じ動作でも損傷しやすくなるため、特に注意が必要です。

加齢による半月板の脆弱性は、日常生活の些細な動作でさえ損傷に繋がる可能性を高めます。例えば、正座や階段の上り下り、しゃがむ、立ち上がるといった動作で、膝関節に負担がかかり、半月板が損傷するケースは少なくありません。半月板はレントゲン写真には写らないため、MRI検査で確認する必要があります。

加齢による半月板の劣化は自然な現象ですが、日頃から膝周りの筋肉を鍛えたり、適度な運動を継続することで、半月板への負担を軽減し、損傷リスクを低減することができます。

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日常生活でのリスクを減少させるための動き

日常生活での何気ない動作が、半月板損傷の引き金となることがあります。特に、加齢によって半月板が弱くなっている場合は、より注意が必要です。

以下は、日常生活で半月板損傷のリスクを高める動作の例と、その予防策です。

動作

リスクと予防策

重いものを持ち上げる

持ち上げる前に膝を曲げ、腰を落とす。背中を丸めないように意識し、膝への負担を分散させる。

正座

長時間正座を避け、クッションなどを使い、膝への負担を軽減する。

階段の上り下り

手すりを使う。一段ずつ丁寧に上り下りする。

しゃがむ

ゆっくりとしゃがみ、急な動作を避ける。股関節や足首も使って、膝への負担を軽減する。

立ち上がる

椅子や壁などに手をついて、ゆっくりと立ち上がる。膝に一気に体重がかかるのを防ぐ。

これらの動作以外にも、急な方向転換やストップ、ジャンプなども、半月板損傷のリスクを高めるため、注意が必要です。半月板は一度損傷すると自然治癒は難しいため、日頃から予防を心がけ、違和感を感じたら早めに医療機関を受診することが大切です。

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半月板損傷の診断方法と具体的な症状

膝に痛みや違和感を感じると、日常生活にも支障が出て不安になりますよね。もしかしたら、半月板損傷かもしれません。早期発見・早期治療が大切ですので、この記事で診断方法や具体的な症状を詳しく解説していきます。

MRI検査の重要性

半月板損傷の診断には、MRI検査が不可欠です。

レントゲン検査では骨の状態は分かりますが、半月板のような軟骨は写らないため、MRI検査が必要となるのです。MRI検査によって、半月板の損傷の有無だけでなく、損傷の程度や種類(縦断裂、横断裂、水平断裂、変性断裂など)まで詳細に確認することができます。

半月板損傷の診断におけるMRI検査の精度は80~90%と高く、様々な研究でその有用性が報告されています。整形外科医である私は、このMRI画像を参考に損傷の状態を正確に把握し、患者さん一人ひとりに最適な治療方針を決定しています。

MRI検査の詳細について詳しくご覧ください↓

MRI検査を受ける際に気を付けるべきことについて

主な症状:痛み、腫れ、ロッキング現象

半月板損傷の主な症状は、痛み、腫れ、ロッキング現象です。痛みは、膝の内側や外側に発生し、階段の上り下りや正座など、膝を深く曲げた時に強くなる傾向があります。これは、膝を曲げる際に半月板への圧力が増加し、損傷部位を刺激するためです。

また、損傷した部分からの出血により、膝に水が溜まり腫れることもあります。これは関節液の過剰分泌が原因です。炎症が続くと滑膜が刺激され、関節液が過剰に分泌されることで水が溜まります。水を抜いても、炎症の原因である半月板損傷が改善されなければ、再び水が溜まってしまう可能性があります。

ロッキング現象とは、損傷した半月板の一部が関節に挟まり、膝が急に動かなくなる状態です。「鍵が掛かったようだ」と表現されることもあり、強い痛みを伴います。ロッキング現象は半月板損傷が重度であることを示唆しており、放置すると膝の曲げ伸ばしが困難になる可能性もあるため、迅速な治療が必要です。

膝がポキポキ鳴る原因について詳しくご覧ください↓

膝がポキポキ鳴る!原因から対策まで整形外科医が徹底解説!

その他、関節の可動域制限や、膝の曲げ伸ばしの際にひっかかるような感覚(ひっかかり感)なども、半月板損傷の症状として挙げられます。これらの症状は、日常生活における動作やスポーツ活動中に現れることがあります。

半月板損傷のチェック方法は詳しくご覧ください↓↓

膝の違和感は半月板損傷かも?そのサインを見極めるチェック方法

半月板損傷の症状と似た疾患の鑑別

半月板損傷の症状は、他の膝の疾患と似ている場合があり、鑑別診断が重要です。

変形性膝関節症、靭帯損傷、鵞足炎、膝蓋腱炎などは、半月板損傷と同様に膝の痛みや腫れを引き起こすことがあります。これらの疾患は原因や治療法が異なるため、自己判断は危険です。

例えば、変形性膝関節症は加齢による軟骨のすり減りが原因である一方、半月板損傷は外傷や加齢による半月板の損傷が原因です。

変形性膝関節症について詳しくご覧ください↓↓

変形性膝関節症の症状と治療法、予防法まで徹底解説

靭帯損傷は膝関節を支える靭帯が損傷することで起こり、鵞足炎は膝の内側にある腱の炎症、膝蓋腱炎は膝蓋骨と脛骨をつなぐ腱の炎症が原因です。

鵞足炎について詳しくご覧ください↓

鵞足炎とは?原因から治療期間まで医師が徹底解説!

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半月板損傷の治療とは

膝の痛みや腫れ、動きの悪さ……。半月板損傷は、スポーツはもちろん、日常生活にも大きな支障をきたすことがあります。階段の上り下りや正座、あるいは立ち上がるといった日常動作でさえ、苦痛を伴うものになってしまうかもしれません。

しかし、諦めないでください。保存療法から手術、そして半月板損傷を手術しないで治す再生医療まで、様々な治療法があります。だからこそ、ご自身の状態に合った最適な治療法を見つけることが重要です。

ここでは、最新の治療法を含めた様々な選択肢、そして、それぞれの治療法の特徴を、整形外科医の立場から分かりやすくご説明します。

保存療法と手術療法のメリット・デメリット

半月板損傷の治療法は、大きく分けて「保存療法」「手術療法」の2つに分類されます。それぞれのメリット・デメリットを理解し、最適な治療法を選択していくことが大切です。

保存療法は、手術を行わずに痛みや腫れを抑え、膝の機能を回復させることを目指す治療法です。具体的には、安静、鎮痛剤や消炎剤などの薬物療法、ヒアルロン酸注射、そしてリハビリテーションなどが挙げられます。日常生活への影響が比較的小さく、身体への負担も少ないというメリットがあります。

ヒアルロン酸注射について詳しくご覧ください↓

膝にヒアルロン酸注射を打ち続けても大丈夫?

一方、手術療法は、損傷した半月板を修復、あるいは切除する治療法です。関節鏡を用いた半月板縫合術や切除術が代表的です。損傷部位を直接修復できるため、保存療法に比べて治癒が早い場合が多いというメリットがあります。しかし、身体への負担が大きく、入院が必要な場合もあるというデメリットも存在します。半月板損傷の状態、患者さんの年齢や活動レベルなどを総合的に判断し、どの治療法を選択するかを決定します。

治療法

メリット

デメリット

適応

保存療法

身体への負担が少ない、入院の必要がない場合が多い、費用が比較的安価

治癒に時間がかかる場合がある、重症例には適さない

軽度の損傷、高齢者、スポーツ活動を行わない方など

手術療法

損傷部位を直接修復できる、治癒が早い場合がある

身体への負担が大きい、入院が必要な場合が多い、費用が比較的高価

重度の損傷、若年者、スポーツ活動を行う方など

半月板損傷を手術しないで治す再生医療

PRP療法と幹細胞治療とは?

近年、再生医療が注目を集めています。その中でも、PRP療法と幹細胞治療は、半月板損傷の治療において新たな可能性を秘めた治療法と言えるでしょう。

PRP療法は、患者さん自身の血液から採取した多血小板血漿(PRP)を患部に注射する治療法です。PRPには、組織の修復を促進する成長因子が豊富に含まれています。この成長因子が損傷した半月板の治癒を促進すると考えられています。

PRP注射について詳しくご覧ください↓

注目されているPRP療法で絶対知っておきたいこととは?

幹細胞治療は、患者さん自身の脂肪組織などから採取した幹細胞を培養し、患部に注射する治療法です。幹細胞は、様々な細胞に分化する能力を持つ特殊な細胞です。損傷した組織の再生を促す効果が期待されています。

ひざの幹細胞治療について詳しくご覧ください↓

ひざ関節症の再生医療とは? 

💬「本当に手術せずに良くなるの?」
そんな疑問を持つ方にこそ、ご覧いただきたい。

実際に再生医療を受けた患者様の【体験ドキュメンタリー動画】をご紹介します。

当院の再生医療を受けた方のインタビュー動画はこちらをご覧ください↓↓

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨を新たに再生させていく画期的な治療法です。

この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。人工関節の手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Ozeki N, Seil R, Krych AJ, Koga H. Surgical treatment of complex meniscus tear and disease: state of the art. Journal of ISAKOS: joint disorders & orthopaedic sports medicine 2021;6(1):35-45.

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

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