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【整形外科医解説】肩腱板断裂の再生医療(幹細胞治療・PRP)完全ガイド|費用・効果・手術との違い・症例まで徹底解説
「肩腱板断裂と診断され、手術しかないと言われた」
「手術は避けたいが、放置していいのか不安」
「再生医療という選択肢があると聞いたが、費用と効果は?」
――腱板断裂の患者さんから、こうしたご相談を本当に多くいただきます。本記事では肩の手術と再生医療の両方を診てきた整形外科医の武内医師が、腱板断裂の再生医療(幹細胞治療・PRP療法)の仕組み、費用、効果、手術との違い、適応と適応外、シンセルクリニックでの症例まで、正直かつ徹底的に解説します。
この記事の結論を3行で
再生医療は切らずに腱板断裂の症状改善を目指す、入院不要・日帰りの治療
適応:部分〜中等度断裂、保存療法で改善が乏しい方、手術を避けたい方
効果:治療後3〜6ヶ月で夜間痛・可動域制限の改善を実感される方が多い


- 「手術しかない」と言われた方へ|医師からのメッセージ
- 腱板断裂の基本|まずはおさらい
- 腱板とは
- 断裂の分類
- 主な症状
- 発症の背景
- 従来治療の限界|保存療法・手術の現実
- 保存療法(注射・リハビリ)の限界
- 手術療法のリスクと回復期間
- 腱板断裂の再生医療|仕組みと種類
- 再生医療とは
- ① 脂肪由来幹細胞治療
- ② PRP療法(多血小板血漿療法)
- 組み合わせ治療
- 再生医療の効果|エビデンスと臨床データ
- 科学的根拠
- 期待できる効果と現実的な期待値
- 手術 vs 再生医療|メリット・デメリット比較
- 詳細比較表
- 再生医療の4つのメリット
- 再生医療のデメリット・注意点
- 「腱板断裂 再生医療 費用」|料金の目安
- 再生医療の費用相場
- 「高い」と感じる方への費用の考え方
- 再生医療の適応・適応外|あなたは受けられる?
- 再生医療が適している方
- 再生医療の適応外になる可能性が高い方
- 治療の流れ|シンセルクリニックでの実際
- ステップ1:無料相談・診察
- ステップ2:精密検査・画像評価
- ステップ3:脂肪採取・幹細胞培養
- ステップ4:投与・処置
- ステップ5:経過観察・リハビリ
- 再生医療後の生活|日常・スポーツ・仕事への復帰
- 日常生活への復帰
- スポーツ・重労働への復帰
- 痛みのコントロール
- 腱板断裂の「やってはいけないこと」と再生医療中の注意
- 普段から避けるべき動作
- 再生医療中(投与後1〜2ヶ月)の特別な注意
- 「治療の選択」に迷っている方へ|医師としての考え方
- 手術が向いている方
- 再生医療が向いている方
- 「なぜシンセルクリニックか」|他院との違い
- シンセルクリニックの特徴
- 患者さんの声
- 腱板断裂の再生医療|よくある質問(FAQ)
- Q1. 腱板断裂の再生医療はどのくらいで効果が出ますか?
- Q2. 再生医療を受けても、後から手術はできますか?
- Q3. 部分断裂と完全断裂、どちらが適していますか?
- Q4. 再生医療は痛い処置ですか?
- Q5. 費用はどれくらいですか?
- Q6. MRI画像がないと相談できませんか?
- Q7. 何回受ける必要がありますか?
- Q8. 副作用はありますか?
- まとめ|手術を避けたい方への第3の選択肢
- 肩腱板断裂でお悩みの方へ|まずは無料でご相談ください
- 関連コラム
- 参考文献
「手術しかない」と言われた方へ|医師からのメッセージ

腱板断裂と診断されて「このまま放置すると悪化する」「手術をするしかない」と言われた――そう伝えられて、それでも踏み出せずにいる方から、シンセルクリニックには本当に多くのご相談が届きます。
手術への不安は当然です。全身麻酔のリスク、術後の長いリハビリ期間(フル復帰まで6〜12ヶ月)、それでも再断裂するケースがある現実。整形外科の現場で長年患者さんと向き合ってきた医師として、「手術を勧めるべきか、保存療法で様子を見るべきか」と悩んだ症例を数多く経験してきました。
本記事では、腱板断裂に対する再生医療が「どのような仕組みで」「どんな方に適応できるのか」を、手術との違いも含めて正直にお伝えします。「切らずに治す選択肢があるのか」を知ったうえで、ご自身の判断の材料にしてください。
武内医師の臨床コメント①|「手術しかない」患者さんからのご相談が本当に多い
「シンセル外来には、『他院で腱板断裂と診断されて手術を勧められたが、踏み切れない』というご相談が本当に多く来られます。50〜70代の方が中心で、『仕事を長期間休めない』『全身麻酔が怖い』『再断裂するかもしれないなら手術したくない』『でも痛みで夜眠れない』というジレンマを抱えていらっしゃる。『手術しか選択肢がない』と言われても、実際には保存療法・再生医療・手術という段階的な選択肢があるのが現実です。当院では強引な治療は勧めません、患者さんに合った選択肢を一緒に探すのが私たちの姿勢です。まずは正確な画像評価と、専門医による説明を受けたうえで、ご自身が納得して選択していただきたい」


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腱板断裂の基本|まずはおさらい
腱板とは

腱板(ローテーターカフ)は、肩関節を安定させる4つの筋肉と腱の集合体です。棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋で構成され、中でも断裂が最も多いのは棘上筋腱。
断裂の分類
タイプ | 状態 | 再生医療の適応 |
|---|---|---|
部分断裂 | 腱の一部だけ裂けている | ◎ 最も効果が期待できる |
小断裂(1cm未満) | 小さく完全に切れている | ◯ 適応 |
中断裂(1〜3cm) | 中程度 | ◯ 適応 |
大断裂(3〜5cm) | 大きく断裂 | △ 医師と要相談 |
広範囲断裂(5cm以上) | 非常に大きい | ✕ 手術が第一選択 |
主な症状
肩を上げる時の痛み
夜間痛(夜寝ていると痛む)
腕を外側に開く力の低下
特定の角度で激痛(ペインフルアーク)
肩を動かした時の引っかかり感・音
発症の背景
断裂の主な原因は加齢による腱の変性。40歳以上になると腱板の血流が低下し、組織がもろくなります。50〜70代の方に多い理由がここにあります。
詳しい症状や五十肩との違いは「肩腱板断裂とは?原因・症状・五十肩との違い・治療法の比較を総合解説」「腱板断裂の症状をセルフテストでチェック!痛みが出る角度で判定」もご参照ください。
従来治療の限界|保存療法・手術の現実

保存療法(注射・リハビリ)の限界
初期対応として一般的に行われるのは、消炎鎮痛剤、ステロイド注射(ケナコルト)、ヒアルロン酸注射、理学療法によるリハビリ。「痛みを抑える」「筋力を維持する」効果は一定ですが、断裂した腱板組織を修復する力はありません。
ステロイド注射の繰り返しは腱をさらに脆弱化するリスク
ヒアルロン酸は「だんだん効かなくなる」という声
リハビリだけでは断裂は修復しない
手術療法のリスクと回復期間
関節鏡下の腱板修復術は現在の整形外科手術の中で比較的低侵襲とされていますが、以下の課題があります:
術後の回復期間:三角巾/アームスリング固定4〜6週間、リハビリで可動域が戻るまで3〜6ヶ月、スポーツ・重労働復帰まで6〜12ヶ月
再断裂リスク:広範囲断裂では20〜40%と報告
全身麻酔のリスク:高齢者・基礎疾患のある方に負担
再手術の困難さ:一度手術した組織への再手術は難易度が上がる
詳細は「腱板断裂の手術とは?後悔しないためのリスク・再断裂・手術しない選択肢」「肩腱板断裂の手術で後悔したくない人へ|再断裂のリスクと「切らない」治療の選択肢」もご参照ください。
武内医師の臨床コメント②|「保存療法の限界」を感じる患者さんが多い
「腱板断裂の患者さんが最初に受けられるのは、ヒアルロン酸注射やステロイド注射、リハビリなどの保存療法です。『半年間ヒアルロン酸を打ち続けているけど、最近効きが悪くなってきた』『ステロイド注射で楽になったのは1ヶ月だけ』というお声、本当に多くいただきます。これは保存療法の限界を示しているサインで、『次の一手を考えるタイミング』だと私はお伝えしています。ここで選択肢が『手術しかない』と告げられて途方に暮れる方が多いのですが、実は再生医療という第3の選択肢があります。保存療法と手術の中間の位置付けで、切らずに症状の改善を目指せる治療です」
腱板断裂の再生医療|仕組みと種類
再生医療とは
再生医療は、人体がもともと持っている「自己修復能力」を科学的に高める治療です。薬で症状を抑えるのではなく、損傷した組織そのものの再生を促すことが目的。腱板断裂に対して現在行われている再生医療は主に2種類:
① 脂肪由来幹細胞治療
お腹や太ももの皮下脂肪を少量(米粒2〜3粒程度)採取し、その中に含まれる間葉系幹細胞を培養して、超音波ガイド下で断裂した腱板周囲に注射する治療法。
幹細胞の3つの作用
抗炎症作用:腱板周囲の慢性炎症を強力に鎮める
組織修復作用:腱組織への「線維芽細胞様分化」で新しい腱形成を促す
血管新生促進:修復環境の改善
詳細は「脂肪由来幹細胞とは?骨髄由来との違いについて徹底解説」もご参照ください。
② PRP療法(多血小板血漿療法)
採血した血液を遠心分離し、血小板が豊富な血漿(PRP)を精製して注射する治療法。血小板に含まれる多種類の成長因子(PDGF・TGF-β・IGF-1など)が腱組織の修復を促します。
PRPの特徴
採血のみで準備可能、身体的負担が少ない
部分断裂や症状が軽度の方に単独で選択されることも
費用が幹細胞治療より抑えられる
効果の持続期間が幹細胞治療より短い場合がある
組み合わせ治療
シンセルクリニックでは、断裂の程度・症状・年齢・ご希望をふまえて、幹細胞治療とPRPを組み合わせて治療するケースもあります。
再生医療の効果|エビデンスと臨床データ
科学的根拠
腱板断裂への幹細胞治療・PRP療法の研究は、2010年代以降急速に蓄積されています。
Hernigou ら(2014):腱板修復術後に骨髄由来幹細胞を投与した群と非投与群を比較、幹細胞投与群で腱の癒合率と機能スコアが有意に改善
Jo ら(2015):腱板断裂患者へのPRP注射が疼痛スコアと肩関節可動域の改善に有効
Imam ら(2020):システマティックレビューで安全性の高さと機能的回復効果を確認
期待できる効果と現実的な期待値
期待できる効果:
夜間痛の軽減
動作時痛の改善
肩の可動域拡大
断裂進行の抑制
QOL(生活の質)の改善
現実的な期待値:
広範囲完全断裂の「完全な組織修復」を保証するものではない
3〜6ヶ月かけてじっくり効果が現れる(即効性は限定的)
効果には個人差がある
武内医師の臨床コメント③|「症状改善は期待できるが、過剰な期待は禁物」
「再生医療について、患者さんに正直にお伝えしていることがあります。『完全断裂の腱板を、切れる前の状態に完璧に戻す治療ではない』という点。ネットの情報や広告で『再生医療で腱板が完全に治る』のような過剰な表現を目にすることがありますが、これは医学的に正確ではありません。再生医療の本質は『症状(特に夜間痛と可動域)の改善』『炎症の鎮静』『進行の抑制』『残存する腱組織の健康維持』です。逆に言えば、これらの効果は多くの患者さんで実感していただけますし、生活の質は本当に大きく変わります。過剰な期待でも過度な悲観でもなく、正しい期待値を持って治療を選んでいただきたいです」


手術 vs 再生医療|メリット・デメリット比較
詳細比較表
項目 | 手術(関節鏡下腱板修復術) | 再生医療(幹細胞・PRP) |
|---|---|---|
入院 | 必要(2〜7日) | 不要(日帰り) |
麻酔 | 全身麻酔 | 局所麻酔のみ |
侵襲 | 大きい(関節鏡下でも切開あり) | 小さい(注射のみ) |
回復期間 | 6〜12ヶ月 | 3〜6ヶ月 |
日常復帰 | 術後数週間〜 | 翌日〜 |
スポーツ復帰 | 6〜12ヶ月後 | 2〜6ヶ月後 |
アームスリング固定 | 4〜6週間 | 不要 |
再断裂リスク | 広範囲で20〜40% | 断裂サイズによる |
感染リスク | あり | 極めて低い |
保険適用 | あり | なし(自由診療) |
その後の選択肢 | 再手術が困難なケース | 手術の選択肢を残せる |
効果の即効性 | 物理的修復(早期) | 3〜6ヶ月で徐々に |
向いている方 | 広範囲完全断裂・筋萎縮高度 | 部分〜中等度断裂・手術回避希望 |
再生医療の4つのメリット
「切らない」:注射のみで完結、入院不要
回復期間の短さ:手術のリハビリ期間を大幅に短縮
副作用リスクの低さ:自己の細胞・血液使用、拒絶反応・感染リスク極めて低い
手術の選択肢を残せる:再生医療後でも必要なら手術可能
再生医療のデメリット・注意点
完全断裂を「縫い合わせる」治療ではない:重度広範囲断裂は手術が第一選択
効果発現に時間がかかる:3〜6ヶ月でじっくり
保険適用外(自由診療):費用は患者負担
効果に個人差:全員に同じ効果が出るわけではない
「腱板断裂 再生医療 費用」|料金の目安
再生医療の費用相場
腱板断裂に対する再生医療は、現在保険適用外の自由診療のため、クリニックにより費用は異なります。一般的な相場:
治療内容 | 費用相場 |
|---|---|
PRP療法 | 10万〜30万円 |
脂肪由来幹細胞治療 | 100万〜300万円 |
※シンセルクリニックの正確な費用は診察内容によって異なるため、無料相談にてご案内しています。
「高い」と感じる方への費用の考え方
手術と比較する際は、以下の「見えないコスト」も含めて考えてください:
手術の入院費・手術費(保険適用でも自己負担約20〜50万円)
4〜6週間の休職による収入減
術後のリハビリ通院費(半年〜1年)
再断裂した場合の再手術費用
介護家族の負担
トータルの実質コストで比較すると、再生医療の負担は必ずしも大きくないケースが多いです。
武内医師の臨床コメント④|「費用への率直な見解」
「再生医療の費用について、正直にお伝えします。『高い』と感じる方が多いのは事実です。ただし、シンセル外来で再生医療を選ばれた患者さんは、単純な金額だけで判断されていません。『長期休職で収入がゼロになるほうが痛い』『介護している親を放置できない』『二度と手術は嫌』『体に金属や糸を残したくない』『来月から仕事に戻りたい』――こういった背景から、費用を投資として考えて選ばれる方が多いんです。逆に、若くて手術後の長期休養に困らない方、末期の広範囲断裂で手術以外に選択肢がない方には、私は正直に『手術のほうが良いかもしれません』とお伝えします。費用対効果は個々の生活背景で全然違います」
再生医療の適応・適応外|あなたは受けられる?

再生医療が適している方
部分断裂〜中等度断裂
完全断裂でも断裂サイズが比較的小さい方
保存療法(ヒアルロン酸・ステロイド・リハビリ)で改善が乏しい方
手術のリスクが高い方(高齢・基礎疾患・全身麻酔困難)
手術を最終手段にしたい方
長期入院・休業が難しい方(自営業・経営者・現役世代)
日常生活・スポーツを早期に再開したい方
夜間痛・動作時痛の改善を優先したい方
体に人工物を入れたくない方
再生医療の適応外になる可能性が高い方
腱板が広範囲に完全断裂し、腱の断端が大きく離れているケース
腱板筋が高度に萎縮・脂肪変性しているケース(MRIで確認)
活動性の感染症・悪性腫瘍がある方
血液疾患・免疫抑制療法中の方
妊娠中の方
「自分は適応になるのか」はMRI画像と診察なしに正確に判断することはできません。まずは無料相談でご状況をお聞かせください。
武内医師の臨床コメント⑤|「適応外の方には正直にお伝えします」
「シンセル外来で再生医療のご相談をお受けする際、『残念ながら再生医療の適応が難しいと思われます、手術のほうが確実です』と正直にお伝えする患者さんもいらっしゃいます。特に、腱板が広範囲に完全断裂して腱の断端が大きく離れているケース、筋肉の脂肪変性が高度に進んでいるケースでは、再生医療単独では十分な効果を得るのが難しい。このような方には、信頼できる手術病院をご紹介することもあります。逆に、部分断裂〜中等度断裂の方には『再生医療でしっかり改善を目指せますよ』とお伝えします。強引に治療を勧めることは絶対にしません。患者さんに合った選択肢を、正直にご提示する――これがシンセルの姿勢です」


治療の流れ|シンセルクリニックでの実際

ステップ1:無料相談・診察
オンラインまたはご来院での無料相談。症状・既往歴・画像データ(お持ちの場合)をもとに、再生医療が適応になるかご説明します。MRI未撮影の方でもまずはご相談ください。
ステップ2:精密検査・画像評価
MRIで断裂の部位・サイズ・腱の状態を詳細評価。断裂の程度により最適な治療法(幹細胞治療・PRP・組み合わせ)を医師が提案します。
ステップ3:脂肪採取・幹細胞培養
幹細胞治療の場合、お腹や太ももの皮下脂肪を局所麻酔下で採取(1cmの小さな切開)。採取した脂肪から幹細胞を抽出・培養します。
ステップ4:投与・処置
超音波(エコー)ガイド下で断裂した腱板の周囲に幹細胞またはPRPを正確に投与。処置時間は30〜60分程度、当日中にご帰宅可能です。
ステップ5:経過観察・リハビリ
投与後は定期的な経過観察。リハビリを並行して進めることで、筋力・可動域の回復を促します。多くの方が投与後3ヶ月前後から改善を実感、6ヶ月後の状態確認が一つの目安。
再生医療後の生活|日常・スポーツ・仕事への復帰
日常生活への復帰
入院不要、当日または翌日から日常生活OK
脂肪採取部位は小さな縫合跡のみ
投与後1〜2週間は肩への過剰負荷を避ける(重い物・頭上作業)
デスクワーク・軽い家事は通常どおり
スポーツ・重労働への復帰
時期 | できること |
|---|---|
投与後翌日〜1週間 | デスクワーク・軽い家事 |
1〜2週間 | ウォーキング・軽いストレッチ |
1〜2ヶ月 | 軽い筋トレ・水泳の開始 |
2〜3ヶ月 | ゴルフ・テニスの軽い練習 |
6ヶ月〜 | スポーツのフル活動 |
痛みのコントロール
投与後1週間以内の一時的な痛み・熱感は正常な炎症反応
慢性化していた夜間痛は徐々に軽減
鎮痛剤は医師の指示に従って使用
腱板断裂の「やってはいけないこと」と再生医療中の注意
普段から避けるべき動作
肩を後方に急に引く動作
重い荷物を片手で長時間持ち続ける
腕を強引に頭上に上げる(無理なストレッチ)
ゴルフ・テニスなど強い回旋動作
四つん這いで肩に体重をかける
再生医療中(投与後1〜2ヶ月)の特別な注意
細胞が定着するまでの期間は肩への過度なストレスを避ける
激しい筋トレは担当医の判断を仰いでから再開
接触スポーツ(柔道・ラグビー等)は避ける
マッサージや強いストレッチは医師と要相談
詳細は「腱板断裂で「絶対にやってはいけないこと」5選」もご参照ください。
「治療の選択」に迷っている方へ|医師としての考え方
診察の場でよくお伝えするのは、「治療の選択は、あなたの生活と価値観に合ったものを選んでほしい」ということです。
手術が向いている方
筋肉の脂肪変性が高度
保存療法が無効で日常生活が困難
全身状態が良好で手術に耐えられる
手術後のリハビリ期間を確保できる
「確実な物理的修復」を優先したい
再生医療が向いている方
部分〜中等度断裂
手術を回避したい・最終手段にしたい
長期休業・入院が困難
全身麻酔のリスクを避けたい
切らずに症状の改善を目指したい
「試せる第3の選択肢」として考えたい
武内医師の臨床コメント⑥|「シンセルの症例から」
「シンセル外来で腱板断裂の再生医療を受けられた患者さんから、『治療後3〜6ヶ月で夜間痛が減った、久しぶりに朝までぐっすり眠れた』『腕が上がるようになって、洗濯物が干せるようになった』『日常生活の制限がなくなった』『ゴルフに復帰できた』というご報告を本当に多くいただきます。特に効果が出やすいのは、部分断裂〜中等度断裂・断裂から時間が経っていない方(比較的新しい断裂)・炎症が主な症状として残っているケースです。60代女性で『諦めていた洗濯物干しができるようになった、当たり前の日常が戻ってきた』とおっしゃった患者さんの言葉が忘れられません。腱板断裂で諦めていた生活を、再生医療で取り戻せる可能性があります」
「なぜシンセルクリニックか」|他院との違い
シンセルクリニックの特徴
整形外科医が診察・治療を担当:肩の手術と再生医療の両方の経験
超音波ガイド下の正確な投与:エコーで断裂部を確認しながら注射
幹細胞培養の質へのこだわり:培養施設との緻密な連携
症例数の蓄積:肩腱板断裂の再生医療症例が豊富
他選択肢も正直に提示:手術が良い方には手術病院を紹介
大阪・名古屋・広島・福岡の4院展開:全国からアクセス可能
患者さんの声
「他院で『手術しかない』と言われて諦めていた」「セカンドオピニオンで訪問して選択肢が広がった」「押し付けがましくない説明で安心して選べた」――こうしたお声を数多くいただいています。
武内医師の臨床コメント⑦|「治療の押し付けはしません」
「シンセルの姿勢として、『治療を押し付けることは絶対にしません』とお伝えしたいです。再生医療は素晴らしい選択肢ですが、すべての患者さんに万能ではない。『あなたには再生医療より手術のほうが確実です』『まだ保存療法でもう少し粘れます』『再生医療でしっかり改善が目指せます』――それぞれの患者さんに、正直な医学的判断をお伝えします。手術病院との連携も大切にしており、必要な方には信頼できる病院をご紹介します。私たちの目標は『シンセルで再生医療を売ること』ではなく、『患者さんの肩の痛みを本当に良くすること』。この姿勢を、初診の患者さんには必ずお伝えしています。まずは無料でお話を聞きに来てください」


腱板断裂の再生医療|よくある質問(FAQ)
Q1. 腱板断裂の再生医療はどのくらいで効果が出ますか?
個人差がありますが、多くの方で投与後3〜6ヶ月で夜間痛や動作時痛の改善を実感されます。完全な回復には6〜12ヶ月かかるケースも。
Q2. 再生医療を受けても、後から手術はできますか?
はい、可能です。再生医療は外科的処置を伴わないため、その後の手術の選択肢を閉じません。
Q3. 部分断裂と完全断裂、どちらが適していますか?
部分断裂〜中等度断裂が効果が出やすい傾向。完全断裂でも断裂サイズが比較的小さく筋の萎縮が軽度なら適応検討可能。
Q4. 再生医療は痛い処置ですか?
脂肪採取・注射投与とも局所麻酔下で行うため、処置中の痛みは最小限。多くの方が「思っていたより楽だった」とおっしゃいます。
Q5. 費用はどれくらいですか?
PRP単独で10〜30万円、幹細胞治療で100〜300万円が相場。シンセルの正確な費用は無料相談でご案内します。
Q6. MRI画像がないと相談できませんか?
MRI画像をお持ちでなくても無料相談は可能。必要に応じて当院での画像検査もご案内できます。
Q7. 何回受ける必要がありますか?
通常は1回の投与で経過を見ます。症状によっては数ヶ月後の追加投与を検討することも。
Q8. 副作用はありますか?
自己の細胞・血液を使用するため、拒絶反応や重篤な副作用のリスクは極めて低い。注射部位の一時的な痛み・熱感は正常な反応。
まとめ|手術を避けたい方への第3の選択肢
再生医療は切らずに腱板断裂の症状改善を目指す治療
2つの主な治療:脂肪由来幹細胞治療とPRP療法
効果:治療後3〜6ヶ月で夜間痛・可動域制限の改善を実感
適応:部分〜中等度断裂、保存療法で改善が乏しい方
適応外:広範囲完全断裂・筋萎縮高度は手術が第一選択
手術との違い:入院不要・翌日から日常復帰・スポーツ復帰も早い
費用:PRP 10〜30万円、幹細胞 100〜300万円(自由診療)
費用は「見えないコスト」も含めた総合判断を
効果には個人差、過剰な期待も過度な悲観も禁物
迷ったらMRIと専門医の診察で正確な状態を把握してから決断
腱板断裂で「手術しかない」と言われても、実際には保存療法・再生医療・手術という段階的な選択肢があります。ご自身の生活背景・優先順位を整理して、後悔のない選択をしてください。強引な治療を勧めることはありません、無料相談でまずは正直な医学的判断をお伝えします。
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関連コラム
参考文献
Hernigou P, Flouzat Lachaniette CH, Delambre J, et al. Biologic augmentation of rotator cuff repair with mesenchymal stem cells during arthroscopy improves healing and prevents further tears: a case-controlled study. Int Orthop. 2014;38(9):1811-1818.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24913770/Jo CH, Shin JS, Lee YG, et al. Platelet-rich plasma for arthroscopic repair of large to massive rotator cuff tears: a randomized, single-blind, parallel-group trial. Am J Sports Med. 2013;41(10):2240-2248.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23921338/Imam MA, Holton J, Ernstbrunner L, et al. A systematic review of the clinical applications and complications of bone marrow aspirate concentrate in management of bone defects and nonunions. Int Orthop. 2017;41(11):2213-2220.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28804813/Randelli P, Arrigoni P, Ragone V, Aliprandi A, Cabitza P. Platelet rich plasma in arthroscopic rotator cuff repair: a prospective RCT study, 2-year follow-up. J Shoulder Elbow Surg. 2011;20(4):518-528.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21570659/Kim SJ, Song DH, Park JW, Park S, Kim SJ. Effect of Bone Marrow Aspirate Concentrate-Platelet-Rich Plasma on Tendon-Derived Stem Cells and Rotator Cuff Tendon Tear. Cell Transplant. 2017;26(5):867-878.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27938477/厚生労働省「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/saisei_iryou/日本整形外科学会「肩腱板断裂診療ガイドライン」
https://www.joa.or.jp/
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
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三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
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