true

ホーム
コラム一覧

【医師解説】右肩・左肩が痛...

【医師解説】右肩・左肩が痛くて上がらない…ただの五十肩?「内臓の危険信号」と「腱板断裂」を見分ける5つのチェック

2026.01.06

まずは動画でチェック!【肩が痛い原因は○○!】

シンセルクリニック武内総院長が、肩の痛みの原因について、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。

動画をもっと見たい方はこちら↓↓

▶ 最新動画をチェック!!

「最近、右肩が重だるくて腕が上がらない」
「左肩に、キリッとした鋭い痛みが走る」
「五十肩だろうと思って放置しているが、半年経っても治らない」

肩の痛みは、多くの人が経験するありふれた症状です。しかし、自己判断で「ただの肩こり」や「五十肩(四十肩)」と決めつけるのは非常に危険です。

なぜなら、その痛みは心臓や肝臓からの「SOSサイン(関連痛)」かもしれないからです。
また、整形外科的な問題であっても、自然治癒する五十肩ではなく、手術が必要な「腱板断裂(けんばんだんれつ)」である可能性も潜んでいます。

この記事では、長年多くの肩関節治療に携わってきた整形外科専門医が、「右肩と左肩の痛みの違い」「命に関わる危険なサイン」、そして「治らない肩の痛みを根本解決する方法」について徹底解説します。

「五十肩だと思っていたのに治らない」

それは「腱板断裂」かもしれません。
手術せずに修復を目指す「再生医療」とは?

1. 【緊急チェック】その肩の痛み、実は「内臓」が原因かも?

肩そのものに異常がなくても、内臓の不調が神経を伝って肩に痛みとして現れることがあります。これを「関連痛(放散痛)」と呼びます。 特に「右肩」と「左肩」で、疑われる内臓疾患が異なります。

⚠️ 「左肩」が痛い場合:心臓のトラブル

最も警戒すべきは、心疾患(狭心症・心筋梗塞)です。
心臓の神経と、左肩や左腕に向かう神経は、脊髄の同じ場所を通っています。そのため、脳が心臓の痛みを「左肩の痛み」と勘違いしてしまうのです。

🚨 危険なサイン

  • 左肩から左腕、背中にかけての締め付けられるような痛み
  • 胸の圧迫感、息苦しさ
  • 冷や汗、吐き気
  • 「運動したり階段を上ったりすると痛む」のが特徴

⚠️ 「右肩」が痛い場合:肝臓・胆嚢のトラブル

右側の臓器である肝臓や胆嚢(たんのう)に異常がある場合、右肩や右の肩甲骨付近に痛みが出ることがあります。

疑われる病気: 胆石症、胆嚢炎、肝炎など

🚨 危険なサイン

  • 脂っこい食事をした後に右肩が痛む(胆石)
  • 体がだるい、微熱がある
  • 右の肋骨の下を押すと痛い
👨‍⚕️

【医師からの助言】

「肩を動かしても痛みが変わらない」「安静にしていても脂汗が出るほど痛い」という場合は、整形外科ではなく、すぐに内科や循環器科を受診してください。
一刻を争う可能性があります。


2. 整形外科医が教える「肩の痛み」5大原因

内臓に問題がない場合、原因の9割は筋肉や関節、骨のトラブルです。
しかし、ここでも「五十肩」という言葉の落とし穴があります。

1 五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)

関節を包む袋(関節包)が炎症を起こし、硬くなる病気です。

特徴

  • 腕を上げると痛い
  • 後ろに手が回らない(結帯動作不可)

経過:激痛の時期(急性期)を経て、徐々に動かなくなる(拘縮期)が、1〜2年で自然に軽快することが多いです。

詳細記事:肩関節周囲炎(五十肩)の正しいストレッチとは?

2 腱板断裂(けんばんだんれつ)

これが最も見逃されやすく、厄介な病気です。
肩のインナーマッスル(腱板)が骨から剥がれて切れてしまった状態です。

特徴

  • 「自力で腕を上げられないが、反対の手で支えれば上がる」
  • 夜、寝ている時に痛む(夜間痛)
  • 特定の角度で「ジョリッ」という音がする

注意点:五十肩と違って、自然には治りません。

放置すると断裂が広がり、最終的には人工関節の手術が必要になることもあります。

詳細記事:肩腱板断裂のセルフチェック|原因から最新治療まで

3 石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)

腱の中にカルシウム(石灰)が溜まり、それが破裂することで起きる「激痛」です。

特徴

  • ある日突然、救急車を呼びたくなるほどの激痛が走る
  • 肩が熱を持ち、全く動かせなくなる
  • 40〜50代の女性に多い

4 変形性肩関節症

膝と同じように、肩の軟骨がすり減って骨同士がぶつかる病気です。

特徴

  • 過去に重労働やスポーツをしていた高齢者に多い
  • ゴリゴリという音がして、可動域が制限される

5 頸椎椎間板ヘルニア(首の病気)

原因は「肩」ではなく「首」にあります。首の神経が圧迫され、肩や腕に痛みが走ります。

特徴

  • 上を向くと肩や腕に電気が走る
  • 手のしびれを伴うことが多い

3. 【セルフチェック】五十肩と腱板断裂の見分け方

セルフチェック

ドロップアームサイン(Drop Arm Sign)

痛くない方の手で、痛い方の腕を横から水平(90度)まで持ち上げ、支えを外します。

ドロップアームサインの検査方法:腕を水平に保つ動作

キープできる

五十肩の可能性が高い (筋肉や腱がつながっている状態です)

!落ちる・激痛

腱板断裂の疑い濃厚 ※早めに専門医を受診してください

4. ストレスが引き起こす「脳の誤作動」

「レントゲンで異常なし」と言われたのに痛い

画像診断で骨や関節に異常が見つからない場合、精神的なストレスや自律神経の乱れが痛みの原因になっている可能性があります。

⚡ 筋肉の過緊張

ストレスで交感神経が優位になると血管が収縮します。これにより、肩周辺の筋肉(僧帽筋など)が常に酸欠状態になり、痛みが生じます。

🧠 痛覚過敏(つうかくかびん)

脳が痛みに敏感になっている状態です。通常なら痛みと感じないような些細な刺激さえも、脳が誤作動を起こし「激痛」として感じ取ってしまいます。

💡 この場合の対策

患部の治療だけでなく、リラックスを促すアプローチが必要です。
(入浴で体を温める、無理のない軽い運動、十分な睡眠時間を確保するなど)


5. 治らない肩の痛みへの「第3の治療法」

再生医療(幹細胞治療)とは?

肩の痛みイメージ
「湿布を貼っても治らない」
「注射も効かなくなってきた」
「でも、手術は仕事が休めない…」

肩の痛み、特に「腱板断裂」「変形性肩関節症」は、従来の治療では元に戻りません。
最終的には手術(ボルト固定や人工関節)が提案されます。

しかし、手術には「入院」「リハビリ」「全身麻酔」のリスクがあります。
そこで今、注目されているのが「再生医療」です。

再生医療(幹細胞治療)とは?

ご自身のお腹の脂肪から採取した「幹細胞(かんさいぼう)」を、肩関節や腱の断裂部に注射する治療法です。

肩の痛みに対する効果

  • ① 組織の修復 幹細胞が傷ついた組織に集まり修復を促します。手術で縫うのではなく「自然治癒力を増幅させて繋げる」イメージです。
  • ② 炎症の鎮火 強力な抗炎症作用により、夜も眠れないような激しい痛みを鎮めます。
  • ③ 機能回復 拘縮(固まり)を改善し、スムーズな動きを取り戻します。

手術との比較表

← 横にスクロールできます →

項目 一般的な手術
(腱板修復術)
再生医療
(幹細胞治療)
入院 必要 (2週間〜) 不要 (日帰り)
麻酔 全身麻酔 局所麻酔 (注射)
リハビリ 数ヶ月固定 翌日からOK
傷跡 数cm切開 注射痕のみ
リスク 感染・再断裂 副作用小

当院の再生医療を受けた方の
インタビュー動画はこちら↓↓

「五十肩だと思っていたのに治らない」
それは「腱板断裂」かもしれません。
手術せずに修復を目指す「再生医療」とは?

6. 自宅でできるセルフケア(※要注意)

痛みが「慢性期(激痛が落ち着いている時期)」であれば、ストレッチが有効です。

⚠️ 注意:ただし、腱板断裂の疑いがある場合は、無理に動かすと断裂が広がるため、絶対に無理は禁物です。

肩甲骨のリセット運動

肩甲骨のリセット運動

肩そのものではなく、土台である「肩甲骨」を動かします。

  1. 両手を肩に乗せます(難しければ肘を曲げるだけでOK)。
  2. 肘で大きな円を描くように、前から後ろへゆっくり回します。
  3. 肩甲骨同士を背中の真ん中で寄せるイメージで行います。
目安:10回 × 3セット

※動かすとズキッとする場合は、すぐに中止してください。


7. まとめ:その痛み、諦める前にシンセルクリニックへ

「もう歳だから」「いつか治るだろう」

そう思って放置した結果、腱板断裂が進行し、腕が全く上がらなくなってから来院される方が後を絶ちません。

肩の痛みは、原因さえ分かれば適切な対策が打てます。

そして今は、「手術をしなくても、組織を修復できる時代」です。

「右肩・左肩の痛みが1ヶ月以上続いている」

「夜、痛みで目が覚める」

「手術と言われたが、回避したい」

そのような方は、ぜひ一度シンセルクリニックにご相談ください。

最新のMRI診断とエコー検査で痛みの「原因」を突き止め、あなたのライフスタイルに合わせた最適な治療プラン(再生医療やリハビリ)をご提案します。

「五十肩だと思っていたのに治らない」

それは「腱板断裂」かもしれません。
手術せずに修復を目指す「再生医療」とは?

記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Shariat A, Cleland JA, Danaee M, Kargarfard M, Sangelaji B, Tamrin SBM. Effects of stretching exercise training and ergonomic modifications on musculoskeletal discomforts of office workers: a randomized controlled trial. Brazilian journal of physical therapy 22, no. 2 (2018): 144-153.

  2. Aycock RD, Kass DA. Abnormal urine color. Southern medical journal 105, no. 1 (2012): 43-7.

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

同カテゴリの最新記事

Access

アクセス

大阪院

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ御堂筋線

四つ橋駅から徒歩3分

提携

名古屋(ドクターフォースクリニック)

所在地

〒460-0003

愛知県名古屋市中区錦1-15-8

アミティエ錦第一ビル3階

Googleマップ

電車でお越しの方

名古屋市営地下鉄桜通線

国際センター駅 徒歩8分

名古屋市営地下鉄東山線

伏見駅 徒歩7分

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区

西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ四つ橋線

四つ橋駅から徒歩3分

ひざ・肩・股関節の再生医療専門クリニック

大阪

名古屋

まずは、ご相談ください

再生医療の可能性を、一人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
新しい選択肢を「知る」ために、まずはお気軽にお問い合わせください。

診療時間

9:00〜18:00

※木曜、日曜、祝日は休診日となります。

電話での予約・お問い合わせ
診療予約
お問い合わせ
診療予約はこちら