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2025.09.19
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
シンセルクリニック武内総院長が、太ももの痛い原因、そして最新の再生医療について分かりやすく動画でも解説しています。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。
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階段の上り下りや何気ない動作で、太ももの痛みを感じたことはありませんか?
「年のせい」と軽く考えていませんか?
実は、その痛み、放置すると将来的な歩行困難につながる可能性があります。
150万人以上が悩まされていると言われる腰痛も、太ももの痛みに関係していると言われています。
痛みの原因は、前、後ろ、内側、外側など、部位によって様々。
この記事では、太ももの痛みの原因を部位別に詳しく解説し、効果的なストレッチや最新の再生医療を含む治療法まで、幅広くご紹介します。年齢を重ねても、健康で快適な生活を送るために、ぜひ読み進めてみてください。
神経痛の精密診断を実施中!
シンセルクリニックは「神経痛」に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。



太ももの痛み。それは、多くの人にとって「よくあること」「年のせい」と片付けられがちかもしれません。しかし、その痛みは、実は体の深刻なSOSサインである可能性があります
階段の上り下り、朝の立ち上がり、そして何気ない散歩中に感じる、あの嫌なズキズキとした感覚。
「これくらい大丈夫」と放置しておくと、将来的に大きな問題につながる可能性も潜んでいます。
例えば、初期の段階では軽い痛みだったものが、次第に激しくなり、歩くことさえ困難になるケースも少なくありません。
高齢になると、どうしても体の変化は避けられません。しかし、だからといって諦める必要はありません。
なぜなら、太ももの痛みは、その原因を特定し、適切な対処をすることで改善できる可能性があるからです。
実は、太ももの痛みは、痛む場所によって原因が様々なのです。
この章では、太ももの痛みの原因を、痛む場所別に分けて詳しく解説します。

太ももの前が痛む場合、まずは「大腿神経痛」を疑ってみましょう。
大腿神経痛は、腰から太ももにかけて伸びる「大腿神経」が圧迫されることで起こります。
この神経は、感覚や運動を司る重要な役割を担っています。
圧迫されると、まるで電気が走るような痛みや、ジンジンとしたしびれ、そして時に感覚が鈍くなるといった症状が現れます。
長時間座っていることが多い方、あるいは腰に負担がかかる作業をされている方は、特に注意が必要です。
なぜなら、これらの行動は大腿神経を圧迫し、痛みやしびれの引き金となる可能性があるからです。
糖尿病も、大腿神経痛の大きなリスク要因となります。高血糖の状態が続くと、神経が傷つき、様々な症状を引き起こすことがあるのです。
また、妊娠中はお腹が大きくなるにつれて、大腿神経が圧迫されやすくなるため、大腿神経痛のリスクも高まります。
太ももの前の痛みは、筋肉の損傷が原因である場合もあります。
特に、太ももの前側の筋肉である「大腿四頭筋」は、歩いたり走ったり、階段を上り下りしたりする際に重要な役割を果たしています。

そのため、激しい運動や、普段していない動きをした際に、この筋肉が損傷することがあります。
損傷すると、鋭い痛みや腫れ、熱感、そして内出血といった症状が現れます。
高齢者の場合、加齢に伴い筋肉が衰えやすくなっているため、若い頃に比べて損傷のリスクが高まることに注意が必要です。

太ももの裏の痛みは、坐骨神経痛や肉離れが原因として考えられます。
坐骨神経痛とは、腰からお尻、太ももの裏、そして足先まで伸びる「坐骨神経」が圧迫されることで起こる痛みです。
この神経は、人体で最も太く長い神経であり、下半身の感覚や運動機能を司っています。
そのため、坐骨神経痛を発症すると、痛みやしびれ、そして時には力が入りにくくなるといった症状が現れます。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といった腰の病気が原因となることが多いですが、加齢による骨や筋肉の変化も大きく影響します。
肉離れは、筋肉が急激に引き伸ばされたり、収縮することで筋肉線維が損傷した状態です。
特に、太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)は肉離れを起こしやすい部位です。

スポーツをしている方はもちろん、日常生活での急な動作や、長時間のデスクワークなども原因となることがあります。
肉離れを起こすと、損傷した瞬間に強い痛みを感じ、その後も痛みが持続します。
太ももの内側の痛みは、閉鎖神経痛やグロインペイン症候群といった病気が原因である可能性があります。
閉鎖神経痛は、骨盤の奥にある「閉鎖神経」が圧迫されることで起こる痛みです。
この神経は、太ももの内側の感覚や運動機能を司っています。
長時間座っていることが多い方や、脚を組む癖がある方は、閉鎖神経が圧迫されやすく、閉鎖神経痛のリスクが高まります。
スポーツ選手、特にサッカーやホッケーのように、走る、蹴る、ジャンプする、方向転換するといった動作を繰り返す選手に多く見られるグロインペイン症候群。
これは、鼠径部(そけいぶ)と呼ばれる太ももの付け根のあたりの痛みで、これらの動作を繰り返し行うことで股関節周辺の筋肉や腱に負担がかかり、炎症や損傷を引き起こすことが原因です。
太ももの外側の痛みは、腸脛靭帯炎や外側大腿皮神経痛といった原因が考えられます。

腸脛靭帯炎とは、大腿骨の外側から膝の外側にかけて伸びる「腸脛靭帯」が炎症を起こし、痛みを生じる状態です。
ランニングやジャンプなどの繰り返しの動作によって、腸脛靭帯と大腿骨の外側にある骨の出っ張りが擦れ合うことで炎症が起こり、痛みが発生します。
マラソン選手やバスケットボール選手など、下半身に負担がかかるスポーツをされている方に多く見られます。
外側大腿皮神経痛は、高齢女性に多く見られる神経痛です。
歩行時や立っている時に痛みが増し、しゃがむと楽になるのが特徴です。人工股関節置換術後に発症することもあります。
最近の研究では、人工股関節置換術後の回復において、外側大腿皮神経ブロックを行うことで、術後の痛みを軽減し、早期のリハビリテーション開始を促進できる可能性が示唆されています。太ももの痛みは、様々な原因によって引き起こされます。
「年のせいだから」と安易に考えず、まずはその原因を探ることから始めてみましょう。
そして、ご自身の体の状態を正しく理解し、適切な対処をすることで、痛みを改善し、快適な日常生活を送ることができるはずです。
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シンセルクリニックは「神経痛」に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。




太ももの痛み。加齢とともに、多くの方が経験する悩みのひとつです。
「年のせいだから仕方がない」と諦めていませんか?
確かに、年齢を重ねるとともに、筋肉や関節は衰え、痛みを感じやすくなります。
しかし、その痛みを放置することで、日常生活に支障をきたすような深刻な状態に進行する可能性もあるのです。
「もう歳だから…」と諦める前に、まずはご自身の痛みと向き合い、適切なケアを始めることが大切です。
この章では、太ももの痛みを和らげるための具体的な方法として、ご自宅でできるストレッチと、医療機関で受けられる治療法について解説します。
高齢期においても、健康で快適な生活を送るために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
痛みを和らげるための第一歩は、硬くなった筋肉をほぐし、血行を促進することです。
高齢者の方でも無理なく行える、効果的なストレッチをご紹介しましょう。
太もも周囲のストレッチについて詳しくご覧ください。
股関節を柔らかくするストレッチとは?
ストレッチに加えて、医療機関での治療も症状の改善に効果的です。
痛みの原因や症状の程度に合わせて、医師が適切な治療法を選択していきますのでご安心ください。
1. 薬物療法
痛みや炎症を抑える薬を内服または外用します。高齢者の場合は、副作用のリスクを最小限に抑えるために、慎重に薬剤を選択する必要があります。
2. 注射療法
痛みや炎症を抑える薬を、患部に直接注射する治療法です。
痛みが強い場合や、他の治療法で効果が不十分な場合に検討されます。
3. 手術療法
神経の圧迫が強い場合や、肉離れ、靭帯の断裂など、重症の場合にのみ検討される治療法です。
神経痛の治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの坐骨神経痛の治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。
そのため、坐骨神経痛は、日常生活においても首に負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、緩和しながら進行を遅らせるなど、精神面や痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。
再生医療はまだ新しい治療法ですが、坐骨神経痛に対して、多くの患者さんで痛みの軽減、しびれの改善、歩行距離の延長などの効果が報告されています。
再生医療では、修復が不可能と言われている神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

当院は再生医療に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。 疑問や興味がある方はお気軽にお問い合わせください。



記事監修医師
記事監修 シンセルクリニック
院長 武内晋司郎
Abdala DW, Castro T, Costa WDSD, Alves Silveira B, Silva GJA, Fonseca NDSM, Simão AP, Carvalho LC. "Effect of thigh muscle strength training through telerehabilitation in volunteers with low back pain. A controlled and randomized clinical trial." Journal of bodywork and movement therapies 43, no. (2025): 28-34.
Patil AS, Gupta M, Knezevic NN, Oehlermarx W, Diwan S, Abdallah RT, Sanapati M, Soin A, Abd-Elsayed AA. "A Comprehensive Review of Treatment Approaches to Ilioinguinal Neuralgia." Pain physician 28, no. 3 (2025): 197-205.
Tian Y, Lu Q, Yuan Y, Hu Z, Li W, Li K. "The effect of pericapsular nerve group block and lateral femoral cutaneous nerve block on postoperative recovery after hip arthroplasty." Scientific reports 15, no. 1 (2025): 19913.
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