ひざ・肩・股関節の再生医療専門クリニック
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Case
年齢
70代
性別
男性
症状
腰部脊柱管狭窄症(L2/3・L3/4・L4/5)
治療内容
幹細胞治療1億個2回
治療期間
3カ月
経過
患者様は約2か月前から腰痛に加え、両大腿後面から下肢後面にかけて痛みとしびれを自覚するようになりました。近医整形外科を受診し、鎮痛薬による治療やリハビリを継続していましたが、思うような改善が得られず、症状が続いていました。
MRI検査ではL2/3、L3/4、L4/5の複数箇所に脊柱管狭窄と椎間板膨隆を認め、腰部脊柱管狭窄症と診断されました。
過去に膝の再生医療を受けて症状が大きく改善した経験があり、今回も「再生医療で治療できる可能性があるなら試してみたい」と当院を受診されました。治療内容や期待できる効果、限界、リスクについて説明したうえで、幹細胞を用いた治療を実施しました。
治療後は急激に症状が消失したわけではありませんでしたが、時間の経過とともに腰痛は徐々に軽減。治療から約6か月後には、腰痛はVAS2まで改善しました。
当初は鎮痛薬やリハビリを行っても改善を実感できず、不安を抱えていましたが、半年という時間をかけて疼痛が大幅に軽減し、全体として良好な経過を認めています。
起こりうる副作用
・点滴による内出血や静脈炎、アレルギー反応などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
「最初は腰が痛いだけだったのですが、そのうち太ももの後ろから脚にかけて痛みやしびれを感じるようになりました。病院で薬をもらってリハビリにも通っていましたが、なかなか良くならず、『このまま悪くなっていくのではないか』という不安がありました。
MRIを撮って脊柱管狭窄症と言われた時は、これからずっと腰や脚の症状と付き合っていかなければならないのかなと思いました。
以前、膝の再生医療を受けたことがあり、その時にかなり症状が改善した経験があったので、腰についても何かできることがないかと調べて受診しました。
治療を受けてすぐに痛みがなくなったわけではありません。最初のうちは『本当に良くなるのかな』と思うこともありましたが、数か月経つにつれて、以前ほど腰の痛みを意識しなくなっていることに気づきました。
半年ほど経った頃には、あれだけ気になっていた腰痛がかなり楽になりました。今では痛みもVAS2程度で、治療前と比べると本当に違います。
私の場合は以前の膝でも再生医療を経験していましたが、今回も焦らず経過をみて良かったと思っています。痛みがあることを前提に毎日を過ごすのではなく、腰のことを気にしない時間が増えたことが何より嬉しいです。」
本症例は、腰痛に加えて両大腿後面から下肢にかけての疼痛・しびれを認めた腰部脊柱管狭窄症の症例です。MRIではL2/3、L3/4、L4/5と複数椎間に脊柱管狭窄および椎間板膨隆を認めていました。
近医で鎮痛薬やリハビリによる保存療法を受けても十分な改善を実感できておらず、ご本人が再生医療を希望されました。
この症例で印象的だったのは、治療直後に劇的な変化が現れたのではなく、数か月という時間をかけて腰痛が改善していった点です。約6か月後には疼痛VAS2まで軽減しており、ご本人からも腰痛が大きく改善したとの実感が得られました。
一方、今回確認できているのは主として自覚的な疼痛の改善であり、MRI上の脊柱管狭窄そのものが改善・治癒したことを示すものではありません。また、下肢のしびれについては6か月時点の詳細な評価記録がないため、腰痛と同様に改善したとは断定できません。
その点を踏まえても、保存療法で十分な改善を実感できなかった患者様において、半年後に腰痛がVAS2まで軽減したことは非常に印象的でした。今後も症状の推移を確認しながら、無理のない範囲で身体機能を維持していくことが重要と考えています。
腰のMRI画像

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