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2025.12.10
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。



「年のせいだから、うまく付き合っていくしかない」
「軟骨がすり減って、骨と骨がぶつかっている」
「ヒアルロン酸も効かなくなったら、次は手術です」
整形外科でそう告げられ、毎週のようにヒアルロン酸注射に通ったり、溜まった水を抜く処置に耐えたりしている方は少なくありません。
なぜ、膝の痛みはこれほどまでに治りにくいのでしょうか。

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぐ、人体で最も大きな荷重がかかる関節です。
その衝撃を吸収しているのが「関節軟骨」と、クッションの役割を果たす「半月板(はんげつばん)」です。
血液が届かない=修理ができない
私たちの体の組織は通常、損傷を受けると血液によって酸素や栄養、そして修復細胞が運ばれて治癒に向かいます。しかし、膝の軟骨や半月板の主要部分には、血管が通っていません。そのため、一度傷ついたりすり減ったりすると、修復に必要な材料や細胞が届かず、自然治癒が極めて困難なのです。
一度減ると、自然には戻らない
血管がないため、日々の歩行や階段昇降で受けた微細なダメージは蓄積される一方です。これが「変形性膝関節症は進行性である(=放っておくと悪化する一方)」と言われる医学的な理由です。

膝の悩みに特有なのが、「膝に水が溜まる(関節水腫)」という現象です。 軟骨が摩耗すると、その細かな破片(摩耗粉)が関節内を漂います。これが関節を包む「滑膜(かつまく)」を刺激し、激しい炎症(滑膜炎)を引き起こします。
炎症による水の過剰産生
炎症が起きると、、通常よりも多くの関節液(水)を分泌します。これが「水が溜まる」正体です。
安静時痛と夜間痛
滑膜炎が強くなると、動かしていなくてもズキズキ痛む、夜寝ていても膝が疼くといった症状が現れます。

一般的な整形外科での治療は、以下のような「対症療法」が主となります。
ヒアルロン酸注射
潤滑油を足して滑りを良くしますが、あくまで一時的な補充であり、すり減った軟骨や割れた半月板を修復する効果はありません。繰り返し打つうちに効果を感じにくくなる患者様も多くいらっしゃいます。
水を抜く処置(関節穿刺)
溜まった水を抜くと一時的に楽になりますが、またすぐに水が溜まってしまいます。
リハビリテーション
太ももの筋肉(大腿四頭筋)を鍛えて膝の負担を減らすことは極めて重要ですが、すでに変形してしまった骨や軟骨を元に戻すことはできません。
つまり、従来の保険診療では「現状維持」か「痛みの先送り」しかできず、根本的な解決策としては「人工関節置換術」という大きな手術しか残されていないのが現実でした。
変形性膝関節症の精密診断を実施中!
「変形性膝関節症」に特化した再生医療という新しい治療を提供しております。


これまでの医学常識では「再生しない」とされてきた軟骨や半月板に対し、あなた自身の細胞の力を使って修復環境を整えるのが、幹細胞を用いた再生医療です。

私たちの体には、皮膚や筋肉、骨など、それぞれの役割が決まっている細胞とは別に、傷ついた組織を自ら修復する「幹細胞」という特別な細胞が備わっています。
幹細胞は以下の二つの驚くべき能力を持っています。
再生医療とは、「自分の体から幹細胞を取り出し、培養技術で数億倍に増やして、再び体に戻す」治療です。

当院の再生医療が目指すのは、単なる痛み止めではありません。
組織修復の促進(分化能)
膝関節内に投与された幹細胞は、損傷した軟骨や半月板の傷ついた部分に集まり、組織の修復を促します。
特に、軟骨がすり減って露出してしまった「軟骨下骨(なんこつかこつ)」の微細な損傷を修復することで、膝の土台を立て直します。
圧倒的な抗炎症作用(パラクリン効果)
幹細胞は、炎症を抑える強力な物質(サイトカイン)を放出します。これにより、長年続いていた滑膜の炎症(痛みの原因)を鎮火させます。 「炎症が消える」ことで、水が溜まらなくなり、腫れが引き、痛みが劇的に改善します。
「痛みが取れる」ことで、適切な運動療法が可能になり、筋肉がつくことでさらに関節が安定する。この「正の循環」を取り戻すことが、再生医療の最大の目的です。

変形性膝関節症の末期治療として行われる「人工膝関節置換術(TKA)」は、全世界で普及している標準的な手術です。確かに痛みを取る手段ですが、そこには決して無視できないリスクと、術後の生活への影響が存在します。

自分の骨を切り落とす
人工関節を入れるためには、大腿骨と脛骨の関節面を切り落とし、金属やポリエチレンでできた人工物を埋め込みます。一度切ってしまった骨は、二度と元には戻りません。
「自分の膝ではない」感覚
人工関節にすると、膝の中にあった靭帯(前十字靭帯など)も切除されることが多く、膝の微妙な感覚(位置覚や運動覚)が失われることがあります。

感染症のリスク
人工物は血流がないため、細菌がつくと、最悪の場合、人工関節を抜去する再手術が必要になります。
血栓症(エコノミークラス症候群)
下肢の手術は血栓ができやすく、肺に飛ぶと命に関わることもあります。
耐用年数と再置換
人工関節の寿命は15年〜20年程度と言われています。人生100年時代、60代・70代で手術をすると、さらに難易度の高い「再置換手術」が必要になるリスクがあります。

手術となれば、通常3〜4週間の入院と、その後数ヶ月にわたる痛みを伴うリハビリが必要です。 「正座ができなくなる」「深くしゃがみこめなくなる」といった可動域の制限も残ります。 仕事や家事、介護などで長期間家を空けられない方にとって、これは極めて大きなハードルとなります。

再生医療なら、入院は不要です。
すべて日帰り、局所麻酔のみで完了します。人工物を入れないため、感染症のリスクも極めて低く、正座やスポーツなど、活動的な生活を諦める必要はありません。
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再生医療の効果は、「技術(どこに打つか)」と「細胞の質(何を打つか)」の掛け算で決まります。当院が提供する幹細胞は、こだわり抜いた高品質です。

多くのクリニックでは、効率化のために培養した細胞を一度「冷凍保存」し、治療当日に解凍して使用します。 しかし、細胞は生き物です。一度冷凍・解凍された細胞は、細胞膜がダメージを受け、生存率(生きている細胞の割合)や活動性が低下してしまいます。
手間とコストがかかっても、患者様の来院日に合わせて培養のピークを持ってくる「完全オーダーメイド培養」を行います。冷凍していない「生(なま)」の幹細胞は、エネルギーに満ち溢れています。体内に入った瞬間の初速、患部を見つける能力、組織を修復するパワー。その全てが、冷凍細胞とは比べ物になりません。

膝関節は人体で最も大きな関節の一つです。ここに十分な効果を行き渡らせるためには、細胞の「数」が絶対的に必要です。
一般的な再生医療では1,000万個〜2,000万個程度の投与が主流ですが、ひざ関節ではこれでは不十分な場合があります。
海外の論文データ(Jo et al., Stem Cells 2014)でも、低用量よりも1億個の高用量投与群の方が、軟骨の再生や痛みの改善において有意に優れた結果が出ていることが示されています。
参考文献:Intra-articular injection of mesenchymal stem cells for the treatment of osteoarthritis of the knee: a proof-of-concept clinical trial
当院では、独自の培養技術により、1回あたり1億個以上という圧倒的な数の細胞を投与します。

細胞を育てるための餌(培地)に、牛の血液成分(ウシ胎児血清)を使うクリニックもありますが、当院では一切使用しません。
患者様ご自身の血液(血清)のみを使用して培養を行います。 「自分の細胞を、自分の血液で育てる」。これにより、アレルギー反応や未知の感染症リスクを極限まで排除しています。
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当院の治療は、入院の必要はありません。すべて日帰りで行えます。

まずはお電話またはWebからお問い合わせください。 現在の症状、MRI画像の確認、これまでの治療経過を詳しく伺います。その上で、再生医療が適応となるか、どのような効果が期待できるかを、医師が包み隠さずご説明します。
※無理な勧誘は一切行いません。「話を聞くだけ」でも構いません。

下腹部の目立たない場所を数ミリ切開し、米粒2〜3粒程度の脂肪組織を採取します。局所麻酔を使用しますので、痛みはほとんどありません。当日はそのままご帰宅いただけます。

厚生労働省に認可された細胞加工施設(CPC)にて、熟練の培養士があなたの細胞を大切に育てます。 独自の「分離シート」技術と「非冷凍培養」により、1億個以上の元気な幹細胞へと増殖させます。

培養が完了したフレッシュな幹細胞を、膝に関節注射します。 投与後は、すぐにご帰宅いただけます。
当院は自由診療(保険適用外)です。
※以下の費用には、脂肪採取、麻酔、培養加工(非冷凍)、エコーガイド下投与、定期検診が含まれます。
幹細胞数 1億個プラン: 1,650,000円(税込)
※最も推奨される、エビデンスに基づいた高用量プランです。
幹細胞数 5,000万個プラン: 1,485,000円(税込)
幹細胞数 2,500万個プラン: 1,320,000円(税込)
※別途、初診料・血液検査料が必要です。
※投与回数による割引制度もございます。
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A. 決して手遅れではありません。 レントゲンで骨同士が当たっているように見えても、再生医療によって炎症が消え、関節内の環境が改善されることで、「痛みがなくなってスタスタ歩けるようになった」という患者様は数多くいらっしゃいます。手術を決断する前に、試す価値は十分にあります。
A. 骨の形自体(O脚)を真っ直ぐにする治療ではありません。 O脚自体を矯正するには骨切り術などの手術が必要です。しかし、再生医療によって痛みが取れ、膝をかばわずに正しく筋肉を使って歩けるようになると、姿勢が改善し、O脚の進行を食い止めたり、見た目の歩き方が綺麗になる効果は期待できます。
A. 保存療法をご希望なら、再生医療が有力な選択肢です。 半月板の血流のない部分(ホワイトゾーン)は、縫合手術をしてもつながらないことが多いのが現実です。再生医療は、関節全体の治癒能力を高めるため、半月板の損傷による痛みやひっかかり感を軽減させる効果が期待できます。手術による長期のリハビリを避けたい方にも適しています。
A. 水が溜まらなくなることが期待できます。 水が溜まる原因は「滑膜の炎症」です。幹細胞の強力な抗炎症作用により、炎症が鎮まれば、過剰な関節液の産生も止まります。「毎週水を抜きに行っていた生活が終わった」と喜ばれる患者様が非常に多いのが特徴です。
A. はい、それを目標に治療を行います。 人工関節にすると、激しいスポーツや衝撃のかかる動きは制限されることがありますが、再生医療は自分の関節を温存する治療ですので、痛みが引けばゴルフ、テニス、登山、ダンスなどを楽しむことが可能です。プロスポーツ選手も怪我の治療に再生医療を取り入れています。
A. 90代の方でも治療実績があります。 全身麻酔やメスを使う手術とは異なり、体への負担が極めて少ない治療です。持病(心臓病や糖尿病など)があって手術を断られた方や、高齢で入院やリハビリに耐えられるか不安な方こそ、再生医療が適しています。

「痛みのない膝で、もう一度、人生を歩き出しませんか?」
シンセルクリニック院長の武内です。膝の痛みで旅行や外出を諦めていませんか?手術を宣告された不安、そのお気持ちはよく分かります。
しかし、今は「人工物」の前に「自分の細胞で修復する」再生医療という選択肢があります。
当院では科学的根拠に基づき、再生医療であなたの「治る力」を最大限に引き出します。
諦める前に一度ご相談ください。「一生、自分の足で歩く」ための最適なプランを、誠心誠意ご提案いたします。
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