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低周波治療器とは?効果的な使い方から使い過ぎるとどうなる?

2025.10.17

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

肩や腰の痛み、しびれに悩んでいませんか?

加齢とともに増える体の不調、湿布や痛み止めだけでは解消できない方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに朗報です!手軽に使える「低周波治療器」が、その悩みを解決するかもしれません。

近年、家庭用低周波治療器の普及が進み、その効果に注目が集まっています。

本記事では、整形外科医の視点から、低周波治療器の効果的な使い方から、使い過ぎによるリスクまでを詳しく解説します。肩こり、腰痛、神経痛など、症状別の効果的な使用方法や、種類ごとの特徴、更には再生医療との関連性についても触れていきます。

2017年の研究では、低強度経頭蓋電気刺激において重篤な有害事象は報告されていませんが、軽度から中等度の有害事象も存在します。安全に効果的に使用する為の知識を身につけ、快適な生活を取り戻しましょう。

この記事を読めば、低周波治療器の選び方から、正しい使用方法、そして注意点まがわかるようになります。

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シンセルクリニックは「ひざ」に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。

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低周波治療器の効果的な使い方と注意点

長年整形外科医として多くの患者さんを診てきましたが、加齢とともに肩こりや腰痛、膝の痛みなど、体の不調を感じる方が非常に多いです。整形外科を受診して湿布や痛み止めを処方してもらうのも有効な手段ですが、ご自宅で手軽にできる治療法として、低周波治療器は試してみる価値があります。

この機器は、電気刺激によって筋肉を収縮させたり、痛みを和らげたりする効果が期待できるものです。

適切に使用すれば、症状の緩和に役立ちますが、使い方を誤ると効果が得られないばかりか、場合によっては体に悪影響を及ぼす可能性もあります。

そこで今回は、低周波治療器の効果的な使い方や注意点、そして近年注目されている再生医療との関連性について、整形外科医の視点からわかりやすく解説します。

低周波治療器の種類とそれぞれの特徴

低周波治療器には、大きく分けて3つの種類があります。それぞれ異なるメカニズムで作用し、適応となる症状も異なりますので、ご自身の症状に合った機種を選ぶことが重要です。

TENS(経皮的電気神経刺激療法):

TENSは、皮膚に貼り付けた電極パッドから低周波電流を流すことで、痛みの信号を脳に伝える神経の働きを抑制したり、筋肉の緊張を和らげたりする治療法です。肩こり、腰痛、神経痛などに効果があり、整形外科領域で広く用いられています。その作用機序は「ゲートコントロール理論」に基づいており、触覚神経を刺激することで痛みの伝達を抑制すると考えられています。これは、混雑した道路で緊急車両が優先的に通行できるように、痛みの信号よりも優先的に触覚の信号を脳に伝えるようなイメージです。

EMS(神経筋電気刺激療法):

EMSは、筋肉や運動神経に電気刺激を与えて筋肉を収縮させることで、筋力トレーニングやリハビリテーションに用いられる治療法です。スポーツ選手が筋力アップや怪我の後のリハビリに利用することもあります。整形外科においては、術後や怪我などで筋肉が弱ってしまった場合のリハビリテーションに用いることがあります。例えば、膝の手術後などに太ももの筋肉を鍛えることで、膝関節の安定性を高め、よりスムーズな歩行の獲得を目指します。

マイクロカレント療法(微弱電流療法):

マイクロカレント療法は、非常に微弱な電流を用いる治療法で、損傷を受けた組織の修復を促進する効果が期待されています。怪我の早期回復や痛みの軽減に役立つと考えられており、近年、スポーツ医学や整形外科領域で注目されています。

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症状別の効果的な使用方法(肩こり、腰痛、神経痛など)

低周波治療器を使用する際の電極パッドの位置、周波数、時間の設定は、症状や機種、そして個々の体格差によって調整する必要があります。一概に「この設定で良い」というものはありませんので、ご自身の状態に合わせて適切な設定を見つけることが大切です。

一般的な目安として、

肩こりの場合は首から肩にかけての筋肉に、腰痛の場合は腰部の痛む部分に電極パッドを貼り、低周波で15~20分程度使用します。

神経痛の場合は、痛む神経に沿って電極パッドを貼り、低周波~中周波で15~20分程度使用します。

使用頻度や時間の目安

低周波治療器の使用頻度や時間は、症状や機種によって異なりますが、一般的には1回15~20分、1日1~2回を目安に使用します。使い始めの頃は、短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくようにしましょう。また、同じ場所に長時間使用し続けると、皮膚への負担が大きくなるため、適宜電極パッドの位置を変えるようにしてください。長時間同じ場所に電極パッドを貼っていると、皮膚が赤くなったり、かぶれたりする可能性があります。

使い過ぎによるリスク

低周波治療器は、正しく使用すれば安全な治療法ですが、過度な使用は皮膚炎や筋肉痛の悪化を招く可能性があります。また、心臓ペースメーカーを使用している方や妊娠中の方などは、使用を控えるか、医師に相談の上で使用してください。

低周波治療器の使用中に痛みや違和感を感じた場合は、すぐに使用を中止し、医療機関に相談しましょう。皮膚に異常を感じた場合は、使用を中止し、炎症が治まるまで様子を見るようにしてください。

2017年の研究では、18,000回以上の低強度経頭蓋電気刺激のセッションにおいて、重篤な有害事象は報告されていませんが、電極と皮膚の接触不良による皮膚火傷などの軽度から中等度の有害事象が報告されています。

おすすめの低周波治療器と選び方

低周波治療器を選ぶ際には、ご自身の症状に合った機種、操作のしやすさ、電極パッドの大きさや形状、そして価格を考慮すると良いでしょう。最近では、様々な機能を備えた機種や、スマートフォンと連携できる機種も販売されています。

近年、再生医療の分野でも電気刺激療法が注目されており、損傷した組織や臓器の再生を促進する効果が期待されています。低周波治療器と併用することで、相乗効果が期待される可能性があります。

関節の再生医療

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、日常生活においても関節に負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

当院の再生医療を知りたい方はこちらをご覧ください↓↓

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。人工関節の手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

ステロイド注射をしても関節痛が改善しない方は詳しくご覧ください↓↓

関節の痛みを根本から治療する再生医療とは?

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当院は再生医療に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。 疑問や興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Rampazo ÉP, Liebano RE. "Analgesic Effects of Interferential Current Therapy: A Narrative Review." Medicina (Kaunas, Lithuania) 58, no. 1 (2022): .

  2. Lefaucheur JP, Antal A, Ayache SS, et al. "Evidence-based guidelines on the therapeutic use of transcranial direct current stimulation (tDCS)." Clinical neurophysiology 128, no. 1 (2017): 56-92.

  3. Antal A, Alekseichuk I, Bikson M, et al. "Low intensity transcranial electric stimulation: Safety, ethical, legal regulatory and application guidelines." Clinical neurophysiology 128, no. 9 (2017): 1774-1809.

  4. Lefaucheur JP, et al. "Evidence-based guidelines on the therapeutic use of repetitive transcranial magnetic stimulation (rTMS): An update (2014-2018)." Clinical neurophysiology 131, no. 2 (2020): 474-528.

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