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2026.02.11
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
シンセルクリニック武内総院長が、足つぼマッサージについて、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。
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➡ 登録して最新動画をチェック!足裏のツボを押すと「痛い!」と感じるのはなぜでしょうか? 単なる疲れや老廃物の蓄積だけでなく、実は内臓の不調や坐骨神経痛など、体からの「危険なサイン」かもしれません。
この記事では、整形外科医が「痛む場所別の原因」と「正しいマッサージ法」を解説。マッサージでも治らない痛みに隠れた病気についても詳しく紐解きます。
「足つぼマッサージに行ったら、飛び上がるほど痛かった」「自分でもむと、ゴリゴリとしたしこりのようなものがある」
そんな経験はありませんか? 足裏は、体重のすべてを支える土台でありながら、心臓から最も遠い場所にあるため、血流が滞りやすい過酷な環境にあります。足裏のツボが痛むのには、医学的・生理学的な明確な理由があります。
診察室で患者さんの足を触診すると、特に痛みを訴える部分に「ジャリジャリ」「ゴリゴリ」とした感触(クリスタルデポジット)を感じることがあります。 これは、代謝によって生じた老廃物(乳酸、尿酸、カルシウムなど)が、血流の滞りによって排出されずに結晶化し、神経を刺激している状態です。
● 乳酸
筋肉疲労の指標となる物質。溜まると筋肉が硬く強張ります。
● 尿酸
プリン体の代謝産物。結晶化すると痛風の原因にもなります。
この「ゴリゴリ」をマッサージで解きほぐし、血流に乗せて流してあげることで、痛みだけでなく全身の疲労感がスッキリするのはこのためです。
足は「第二の心臓」と呼ばれます。これは、心臓から送り出された血液が、ふくらはぎや足裏の筋肉の収縮(ミルキングアクション)によって、重力に逆らって心臓へと押し戻されるためです。
しかし、運動不足や長時間のデスクワーク、加齢によって足の筋力が低下すると、このポンプ機能が弱まります。すると、血液やリンパ液が足に停滞し、むくみや冷えが生じ、さらに老廃物が蓄積しやすくなるという悪循環に陥ります。足裏の痛みは、まさに「全身の循環不全」のサインとも言えるのです。
「どこが痛いか」によって、弱っている臓器や体の部位をある程度推測することができます。これは東洋医学の「反射区(はんしゃく)」という考え方に基づいています。 鏡を見るように、足裏には全身の地図が投影されているのです。
▼ご自身の足裏を押してチェックしてみてください
頭痛や寝不足、精神的なストレスが溜まっている時に痛みを感じやすい場所です。不眠気味の方は、親指の腹を優しく揉むとリラックス効果があります。
スマホ首やデスクワークによる慢性的な首こりがある方は、ここが硬く張っていることが多いです。
眼精疲労のツボです。パソコン作業が多い方は、ここを押すと激痛が走ることがあります。
このエリアは消化器系や代謝に関わる重要な反射区が集中しています。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃もたれがある時に痛みます。ストレスで胃がキリキリする時も反応が出やすい場所です。
体内の水分調整やデトックスを司る場所です。ここが痛む、またはむくんでいる場合、老廃物が溜まっているサインかもしれません。「湧泉(ゆうせん)」という万能ツボもここにあります。
便秘や下痢、ガスが溜まっているなど、腸内環境の乱れがある時に硬くなります。
かかとは皮膚が厚く、痛みを感じにくい場所ですが、ここが痛む場合は婦人科系のトラブルや、腰回りの神経痛が隠れていることがあります。
生理痛、生理不順、更年期障害、冷え性の方に関係が深い場所です。「失眠(しつみん)」というツボがあり、不眠症の改善にも効果的です。
ここを押して痛い、あるいはビリビリとした感覚がある場合、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による「坐骨神経痛」の疑いがあります。
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肩こりや五十肩がある方は、小指の付け根から側面にかけてゴリゴリしています。
足の内側のラインは、背骨のラインと対応しています。親指側から順に、頸椎(首)→胸椎(背中)→腰椎(腰)→仙骨(お尻)となっています。腰痛持ちの方は、くるぶしの下あたりを押すと痛むことが多いです。
「ツボなんて迷信じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、現代医学でもその効果は研究され、認められつつあります。
よく混同されますが、厳密には異なります。
東洋医学でいう「気(エネルギー)」と「血」の通り道である「経絡(けいらく)」上にある「点」です。鍼灸治療で刺激するポイントです。
アメリカ発祥の考え方で、全身の臓器が足裏などの特定の「面(ゾーン)」に投影されているという理論です。
当院では、これらを厳密に区別するよりも、「足裏への刺激が自律神経や血流を介して全身に良い影響を与える」という共通の効果を重視しています。
かつては民間療法とされていたツボですが、現在ではWHO(世界保健機関)によって全身361個のツボの名称と位置が国際的に統一されています。
これは、ツボ刺激による治療効果(鎮痛、自律神経の調整など)が世界的に医学的価値を認められている証拠です。
最近の研究では、足裏への刺激が脊髄を通って脳に伝わり、鎮痛物質(エンドルフィンなど)の分泌を促したり、内臓の働きを調整する自律神経に作用したりすることが分かってきています。
自己流で強く押しすぎると、筋肉を傷つけたり(筋損傷)、炎症を悪化させたりすることがあります。安全で効果的なセルフケアの方法をお伝えします。
体が温まって血行が良くなり、筋肉も緩んでいるため、痛みを感じにくく、老廃物が流れやすい状態です。
お風呂に入れない時は、洗面器にお湯(40〜42度)を張り、5〜10分足を温めるだけでも効果が違います。アロマオイルを数滴垂らすとリラックス効果も高まります。
「イタ気持ちいい」が正解です。激痛を我慢して押すと、体が緊張して逆効果になります。
マッサージ後に、だるさ、眠気、尿が濃くなる、微熱が出るといった症状が出ることがあります。これは老廃物が血中に流れ出し、排出されようとする一時的な反応です。
常温の水や白湯をしっかり飲んで、老廃物を尿として出し切りましょう。
⚠️
「マッサージをしても痛みが取れない」
「歩き始めの一歩目が激痛」
「足裏だけでなく、指先やふくらはぎもしびれる」
このような症状がある場合、単なる「ツボの痛み」や「疲れ」ではなく、整形外科的な疾患が隠れている可能性があります。 これらは放置しても治らず、むしろ悪化することが多いため、早めの診断が必要です。
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「足底筋膜炎で、インソールを作ったり注射をしたが治らない」
「脊柱管狭窄症で手術を勧められたが、どうしても避けたい」
「原因不明の足のしびれに長年悩んでいる」
湿布や痛み止め、マッサージといった従来の治療(保存療法)で改善しない場合、これまでは「手術」か「我慢」の二択しかありませんでした。
しかし、医学の進歩により、第三の選択肢として「再生医療(幹細胞治療)」が登場しました。
痛み止め薬は、脳に痛みを伝えないようにブロックするだけで、患部を治しているわけではありません。マッサージも、一時的に血流を良くするだけです。
神経や組織が傷ついている場合、これらを続けても根本的な解決にはなりません。
当院が行っている再生医療は、患者様ご自身の脂肪から採取した「幹細胞(かんさいぼう)」を培養し、点滴や注射で体に戻す治療法です。 幹細胞には、以下の2つの画期的な能力があります。
幹細胞が損傷部位を見つけ出し(ホーミング効果)、神経や血管、筋膜の修復を促します。これにより、足底筋膜炎の慢性的な炎症や、脊柱管狭窄症による神経ダメージの回復が期待できます。
長引く痛みの原因となっている慢性炎症を、強力に鎮めます。
▼動画で見る:再生医療で痛みが消えた患者様の記録
「もう治らない」と諦める前に。
あなたのその足の痛み、
再生医療で解決できるかもしれません。
記事監修 シンセルクリニック 院長 武内 晋司郎
参考文献
日本理療科教員連盟・東洋療法学校協会編「新版 経絡経穴概論 第2版9刷」
WHO Western Pacific Region "WHO Standard Acupuncture Point Locations in the Western Pacific Region"
Rolke R, et al. "Quantitative sensory testing: a comprehensive protocol for clinical trials." European journal of pain (2006)
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