true

【医師監修】低身長は何センチから?年齢別の目安一覧と「−2SD」の意味、受診の判断基準を医師が解説
「うちの子、周りより小さいけど、"低身長"なの?」「低身長って、何センチからをいうの?」――お子さんの身長が気になったとき、まず知りたいのがこの基準です。この記事では、子どもの成長を専門的に診てきた医師の長田が、低身長の医学的な定義「−2SD」とは何か、年齢別に何センチからが目安なのか、そして受診を考えるべきサインを、公的な基準に基づいて解説します。結論を先にお伝えすると――低身長には、はっきりとした医学的な基準があります。そして、その基準を知ることは、お子さんの成長を守る第一歩になります。
この記事の結論を3行で
低身長の医学的な目安は「−2SD」以下(同年齢100人中、下から2〜3番目)
何センチからかは年齢・性別で異なる(早見表で確認できます)
−2SD=病気、ではありません。ただし「一度調べる価値があるライン」です
- 低身長は何センチから?|答えは「−2SD以下」
- 「〇〇cm以下が低身長」という固定の数字はありません
- 医学的な定義は「−2SD以下」
- 「100人中、下から2〜3番目」が目安
- 【年齢別】低身長の目安 早見表
- この身長を下回ると「−2SD以下」の目安です
- 男の子
- 女の子
- なぜ「2000年」のデータなのか
- 大人(成人)の低身長は何センチから?
- 成人にも−2SDの目安があります
- だからこそ、子どもの時期が大切です
- 【重要】−2SD以下=病気、ではありません
- 低身長の多くは「体質」です
- ただし、一部に治療できる原因が隠れています
- 身長の「低さ」より大切な、もうひとつのサイン
- 「伸びるスピード(成長速度)」を見る
- 成長曲線が「下向きに外れる」のは要注意
- 「小柄」と「低身長」は違います
- 周りより少し小さい=低身長、ではない
- 大切なのは「その子のカーブ」
- 低身長かも、と思ったら|受診の判断基準
- 相談を考える3つのサイン
- 受診すると、何をするのか
- 「あと5〜10cm伸ばしたい」という選択肢もあります
- 病気でなくても、相談できます
- 保険適用と自費の違い
- 費用は「自費」の場合、どれくらいか
- 低身長に関するよくある質問(Q&A)
- Q1. 低身長は何センチからですか?
- Q2. −2SDを下回ったら、必ず病気ですか?
- Q3. 大人の低身長は何センチからですか?
- Q4. 身長が低いだけで、受診すべきですか?
- Q5. 何歳ごろに相談すればいいですか?
- Q6. 病気ではないけれど、身長を伸ばしたい場合は?
- Q7. 治療をすると、必ず伸びますか?
- Q8. シンセルクリニックでは何ができますか?
- まとめ|数字を知ることは、不安を減らすこと
- お子さんの身長でお悩みの方へ|まずは無料でご相談ください
- 関連コラム
- 参考文献・出典
低身長は何センチから?|答えは「−2SD以下」

「〇〇cm以下が低身長」という固定の数字はありません
まず、多くの方が誤解している点をお伝えします。「〇〇cm以下が低身長」という、年齢に関係ない固定の数字は存在しません。
なぜなら、身長は年齢とともに伸びていくからです。5歳の子と12歳の子では、当然、基準がまったく違います。だから低身長は、cmではなく「同じ年齢・性別の子の中で、どのくらい低いか」という相対的な位置で判断するのが、医学における世界共通の考え方です。
医学的な定義は「−2SD以下」
低身長の医学的な定義は、はっきりしています。
同じ年齢・性別の子どもの平均から、標準偏差(SD)の2倍以上低い(=−2SD以下)
これが、日本小児内分泌学会が示す低身長の定義です。難しく聞こえるかもしれませんが、意味はシンプルです。
「100人中、下から2〜3番目」が目安
−2SDを、もっと分かりやすく言い換えると――
同じ年齢の子ども100人を背の順に並べたとき、下から2〜3番目にあたる身長です。パーセンタイルでいえば、約3パーセンタイル未満にあたります。
−2SDから+2SDの間に、約95%の子どもが含まれます。つまり、−2SD以下にあたるのは、100人のうち2〜3人という割合です。SDやパーセンタイルの見方は「成長曲線 自動計算グラフ|身長・体重を入れるだけ|SD・パーセンタイルの見方」で、実際に計算しながら確認できます。
長田医師の臨床コメント①|「"何センチから"という質問に、一言では答えられない理由」
「外来でも、"先生、低身長って何センチからですか"と、よく聞かれます。お気持ちはよく分かるのですが、実は、この質問に一つの数字ではお答えできないんです。なぜなら、身長は年齢とともに伸びるから。5歳で110cmと、10歳で110cmでは、意味がまったく違いますよね。だから私たち医師は、"何センチか"ではなく、"同じ年齢の子の中で、どの位置にいるか"を見ます。それが−2SDという基準です。100人並べて、下から2〜3番目。これが、低身長を考え始める目安です。次に、年齢別の具体的な数字をお見せします。でも、その前にこの"考え方"を知っておいていただくと、数字の意味がよく分かると思います」
【年齢別】低身長の目安 早見表
この身長を下回ると「−2SD以下」の目安です
ここからが、多くの方が一番知りたい具体的な数字です。下の表の身長を下回ると、−2SD以下(低身長の目安)にあたります。
男の子
年齢 | 平均身長 | −2SD(この値以下が目安) |
|---|---|---|
5歳 | 110.3cm | 約100.9cm |
6歳 | 116.7cm | 約106.9cm |
7歳 | 122.5cm | 約112.3cm |
8歳 | 128.2cm | 約117.4cm |
9歳 | 133.5cm | 約122.1cm |
10歳 | 138.9cm | 約126.5cm |
11歳 | 145.0cm | 約130.6cm |
12歳 | 152.4cm | 約136.4cm |
女の子
年齢 | 平均身長 | −2SD(この値以下が目安) |
|---|---|---|
5歳 | 109.4cm | 約100.0cm |
6歳 | 115.8cm | 約106.0cm |
7歳 | 121.7cm | 約111.3cm |
8歳 | 127.5cm | 約116.1cm |
9歳 | 133.5cm | 約120.7cm |
10歳 | 140.2cm | 約126.6cm |
11歳 | 146.7cm | 約133.5cm |
12歳 | 151.9cm | 約140.1cm |
※文部科学省・厚生労働省の2000年基準データをもとにした目安です。あくまで参考値であり、正確な評価は医療機関で行います。
なぜ「2000年」のデータなのか
「古いデータでは?」と思われるかもしれません。しかし、これには理由があります。日本人の子どもの体格は、2000年頃に伸びが頭打ちになりました。そのため、日本小児内分泌学会・日本成長学会は、2000年のデータを標準値として使い続けることを提案し、国もこれを採用しています。つまり、今も2000年基準が「現役の公式データ」なのです。この基準は、母子健康手帳の成長曲線や、学校の健康診断でも使われています。
長田医師の臨床コメント②|「表を見て、当てはまっても慌てないでください」
「この表を見て、"あ、うちの子、当てはまる"と青ざめる方がいます。でも、どうか慌てないでください。この−2SDというラインは、"病気の診断"ではありません。"一度、きちんと調べてみる価値がある"という目安です。あとで詳しくお話ししますが、−2SD以下のお子さんの多くは、体質的なもので、病気ではないんです。逆に、この表の数字より上でも、成長のカーブが下向きに外れてきているなら、私は注意して診ます。大事なのは、この表の一点だけで判断しないこと。今の身長と、これまでの伸び方、その両方を見ることです。表は、あくまで"入り口"のものさしだと思ってください」
大人(成人)の低身長は何センチから?
成人にも−2SDの目安があります
子どもだけでなく、成人にも低身長の目安があります。日本人の成人の場合、おおよその−2SDは次の通りです。
平均身長(目安) | −2SD(目安) | |
|---|---|---|
成人男性 | 約171cm | 約157cm |
成人女性 | 約158cm | 約145cm |
ただし、成人の場合、骨端線がすでに閉じているため、身長を伸ばす医学的な治療はできません。日本人の平均身長の推移については「日本人の平均身長とは?どれくらい伸びたか医師が解説」もご参照ください。
だからこそ、子どもの時期が大切です
身長を伸ばすことを考えられるのは、骨端線(成長軟骨)が開いている、子どもの時期だけです。この事実が、「早めに知ること」の重要性につながります。骨端線については「骨端線とは?身長が伸びる仕組みとレントゲンでの見え方を完全解説」をご覧ください。
長田医師の臨床コメント③|「大人になってからでは、できることが限られます」
「ときどき、成人の方から"身長を伸ばせませんか"というご相談を受けます。心苦しいのですが、骨端線が閉じてしまった後では、医学的に身長を伸ばす方法はほとんどありません。だからこそ、私は"子どものうちに"とお伝えしているんです。骨端線が開いているあいだは、体が伸びる力を持っている。その時期に、もし治療が必要な原因があれば、対応できる。でも、その扉が閉じてしまってからでは、遅い。お子さんの身長が気になるなら、"様子を見よう"と何年も過ごすより、開いているうちに一度きちんと調べる。これが、後悔しないために一番大切なことだと、私は考えています」
【重要】−2SD以下=病気、ではありません

低身長の多くは「体質」です
ここは、はっきりお伝えします。−2SDを下回ったからといって、すぐに病気だというわけではありません。
低身長のお子さんの多くは、次のような体質的なもので、病気ではありません。
家族性低身長:ご両親も小柄で、遺伝的に身長が低い
体質性成長遅延:成長がゆっくりな「晩熟」タイプ。最終的には平均に近づくことも
この2つは、低身長のお子さんの大多数を占めます。どちらも病気ではなく、その子の個性の範囲です。特に体質性成長遅延の子は、周りが思春期を迎えて伸びる時期に、少し遅れて成長スパートが来るため、一時的に差が開いて見えますが、最終的には追いついていくことが多くあります。
ただし、一部に治療できる原因が隠れています
一方で、ごく一部に、治療が可能な原因が隠れていることがあります。
成長ホルモンの分泌不全
甲状腺機能の低下
ターナー症候群などの染色体の変化
思春期早発症(早く伸びて早く止まる)
これらは、早く見つければ、治療で対応できる場合があります。低身長の原因については「男子・女子で違う?低身長の原因と治療を医師が徹底解説」、見た目のサインは「低身長症は「顔つき」に特徴がある?代表的な疾患と親が気づくべきサイン」で解説しています。
長田医師の臨床コメント④|「−2SDは"病名"ではなく"入り口"です」
「−2SDという数字だけが独り歩きして、"うちの子は病気だ"と思い込んでしまう方がいます。でも、それは違います。−2SD以下のお子さんの大部分は、ご両親から受け継いだ体質だったり、成長がゆっくりなだけの晩熟タイプだったりします。病気ではありません。ただ、100人に2〜3人という中に、成長ホルモンの不足や甲状腺の問題、染色体の変化など、治療できる原因が隠れていることがある。それを見逃さないために、−2SDというラインがあるんです。だから、−2SDは"怖い診断"ではなく、"一度きちんと調べてみる価値がある入り口"だと考えてください。多くの方は、調べて安心して帰られます」
身長の「低さ」より大切な、もうひとつのサイン

「伸びるスピード(成長速度)」を見る
実は、低身長を考えるとき、「今の身長が低いか」と同じくらい大切なのが、「伸びるスピード」です。
今の身長が−2SDより上でも、1年間の伸びが極端に少ない場合は、注意が必要です。目安として、学童期で1年に4cm未満しか伸びていないなら、一度相談する価値があります。年齢ごとの伸びの目安は「成長スパートはいつ来る?子どもの身長が爆発的に伸びる時期と見逃せないサイン」もご参照ください。
成長のスピードは、年齢によって変わります。乳児期が最も速く、その後ゆるやかになり、思春期に再びぐんと伸びます(成長スパート)。この「本来伸びるはずの時期に、伸びていない」ことが、見逃してはいけないサインです。思春期のタイミングについては「思春期早発症とは?手遅れになる前のサインと最終身長への影響」もあわせてご覧ください。
成長曲線が「下向きに外れる」のは要注意
それまで沿っていたラインを、下向きにまたいで外れていく――これは、身長の絶対値が低いことより、ずっと重要なサインです。成長曲線の読み方は「成長曲線 自動計算グラフ|SD・パーセンタイルの見方と「−2SD」の意味」で詳しく解説しています。
「小柄」と「低身長」は違います

周りより少し小さい=低身長、ではない
「うちの子、クラスで一番前だから低身長かも」――そう心配される方は多いですが、クラスで前の方=低身長、ではありません。
どのクラスにも、背の順で前の子は必ずいます。それは自然なことです。「小柄(平均よりやや低い)」と、「低身長(−2SD以下)」は、まったく別のものです。
目安 | 意味 | |
|---|---|---|
小柄 | 平均〜−2SDの間 | 個性の範囲。多くは心配不要 |
低身長 | −2SD以下 | 一度調べる価値がある目安 |
大切なのは「その子のカーブ」
平均より小柄でも、その子なりのカーブに沿って順調に伸びていれば、多くは問題ありません。ご両親が小柄なら、お子さんが平均より小さいのは、ごく自然なことです。遺伝の影響については「最終身長はどこまで決まる?母父の影響・振れ幅を医師が解説」で詳しく解説しています。
長田医師の臨床コメント⑤|「"低い"より"急に伸びなくなった"が危険なサイン」
「低身長というと、"身長が低いこと"だけに目が行きがちです。でも、私たち医師がもっと注意して見ているのは、"伸びるスピード"なんです。たとえば、ずっと平均に近かった子が、ある時期から急に伸びなくなる。1年で2cmしか伸びていない。これは、今の身長がまだ標準範囲でも、要注意のサインです。体の中で、成長を妨げる何かが起きている可能性があるからです。だから、身長の"高さ"だけでなく、"伸びた量"を見てほしい。そのためには、定期的に測って記録することが欠かせません。半年に一度でいいので、身長を測って書き留めておく。それが、変化に気づく一番の方法です」
低身長かも、と思ったら|受診の判断基準

相談を考える3つのサイン
身長が−2SDを下回っている(早見表を参照)
成長曲線が下向きにラインを外れてきた
1年間の伸びが極端に少ない(学童期で年4cm未満が目安)
これらのいずれかに当てはまる場合は、一度ご相談をおすすめします。
受診すると、何をするのか
受診すると、まずこれまでの成長曲線の確認と、必要に応じて手のレントゲンによる骨年齢の評価を行います。骨年齢を見れば、あとどれくらい伸びしろが残っているかが分かります。骨年齢については「身長別の手の大きさ平均は?早見表と骨年齢で分かること」もご参照ください。
必要に応じて、血液検査でホルモンの状態を調べることもあります。日常でできる工夫は「子どもの身長を伸ばす食べ物とは?骨を育てる5大栄養素と食事メニュー」「今日からできる身長を伸ばす方法を医師が解説」も参考になります。
長田医師の臨床コメント⑥|「"調べる"ことは"治療する"こととは違います」
「受診をためらう方の多くが、"病院に行ったら、すぐ治療が始まってしまうのでは"と心配されます。でも、そうではありません。まず行うのは、"今、どういう状態か"を知ること。成長曲線を確認して、必要なら手のレントゲンで骨年齢を見る。それだけでも、大きな意味があります。骨年齢を見れば、あと何cm伸びる余地があるかが、かなり分かります。多くの場合、"体質的なもので心配ありませんよ"とお伝えして、安心して帰っていただけます。"調べる"ことと、"治療する"ことは、まったく別です。まず知る。それが、不安を解消する一番の近道なんです」
「あと5〜10cm伸ばしたい」という選択肢もあります

病気でなくても、相談できます
ここまで「−2SD=低身長の目安」とお伝えしてきました。しかし、「−2SDまでは低くないけれど、あと少し身長を伸ばしてあげたい」という保護者の方も、多くいらっしゃいます。
当院(シンセルクリニック)では、病気の診断がつかない、いわゆる「体質的な低め」のお子さんで、「あと5〜10cm伸ばしたい」というご希望に対して、自費での成長ホルモン治療を行っています。
保険適用と自費の違い
成長ホルモン治療には、2つの道があります。
保険が使える場合:成長ホルモン分泌不全性低身長症、ターナー症候群など、特定の病気と診断された場合
自費の場合:病気の基準には当てはまらないが、身長を伸ばしたいという希望がある場合
治療の効果や費用の詳細は「成長ホルモンとは?増やす方法と注射(効果・費用・デメリット)を徹底解説」「成長ホルモン注射で何センチ伸びる?治療の効果と「追いつき成長」のメカニズム」で詳しく解説しています。
費用は「自費」の場合、どれくらいか
自費の成長ホルモン治療の費用は、お子さんの体重によって変わります。使う薬の量が、体重に応じて決まるためです。
一般的な目安として、体重が軽いほど費用は抑えられ、体重が増えるほど高くなります。成長ホルモンは高価な薬剤であり、治療は数年単位で続くことが多いため、始める前に費用の見通しをしっかり確認することが大切です。具体的な金額は、お子さんの体重や治療計画によって異なりますので、カウンセリングでご説明します。薬剤そのものについては「ソマトロピンとは?低身長治療における効果・副作用と正しい使い方」もご参照ください。
長田医師の臨床コメント⑦|「"病気ではないけれど、伸ばしたい"も、大切なご希望です」
「低身長の基準である−2SDまでは低くない。でも、平均より少し低くて、"あと5cm、10cm伸ばしてあげたい"――こういうご相談も、とても多いんです。お子さんの将来を思う、親御さんの自然なお気持ちだと思います。当院では、こうした"病気ではないけれど、身長を伸ばしたい"というお子さんに対して、自費での成長ホルモン治療という選択肢をご用意しています。ただし、これは誰にでもおすすめするものではありません。まず骨端線が開いているか、伸びしろがどれくらい残っているかを、きちんと評価することが前提です。効果にも個人差があり、費用も自費となります。だからこそ、まずはご相談いただき、お子さんの状態をしっかり見せていただいたうえで、一緒に考えたいと思っています」
低身長に関するよくある質問(Q&A)
Q1. 低身長は何センチからですか?
固定の数字ではなく、同年齢・同性別の平均から−2SD以下(100人中下から2〜3番目)が目安です。年齢別の具体的な数値は本文の早見表をご覧ください。
Q2. −2SDを下回ったら、必ず病気ですか?
いいえ。低身長の多くは家族性・体質性のもので、病気ではありません。ただし、一部に治療可能な原因が隠れているため、相談の目安になります。
Q3. 大人の低身長は何センチからですか?
成人男性で約157cm、成人女性で約145cm(−2SDの目安)です。ただし成人は骨端線が閉じているため、身長を伸ばす治療はできません。
Q4. 身長が低いだけで、受診すべきですか?
身長の低さに加えて、成長曲線が下向きに外れる、伸びが年4cm未満などのサインがあれば、受診をおすすめします。
Q5. 何歳ごろに相談すればいいですか?
気になったときが相談時です。骨端線が開いているうち(早いほど)、打てる手が多くなります。
Q6. 病気ではないけれど、身長を伸ばしたい場合は?
当院では、体質的な低めのお子さんで「あと5〜10cm伸ばしたい」というご希望に、自費での成長ホルモン治療で対応しています。まずはご相談ください。
Q7. 治療をすると、必ず伸びますか?
効果には個人差があります。骨端線が開いているか、伸びしろがどれだけ残っているかによって変わるため、まず評価が必要です。
Q8. シンセルクリニックでは何ができますか?
成長曲線・骨年齢を含めた評価と、保険・自費の成長ホルモン治療のご相談に対応しています。無料カウンセリングでご相談ください。
まとめ|数字を知ることは、不安を減らすこと
低身長に「〇〇cm以下」という固定の数字はない
医学的な目安は「−2SD以下」(100人中下から2〜3番目)
何センチからかは年齢・性別で異なる(早見表を参照)
成人の目安は男性約157cm・女性約145cm
−2SD=病気、ではない。多くは体質的なもの
ただし治療できる原因が隠れていることもある
身長の低さより「伸びるスピード」「カーブが下向きに外れる」が重要
身長を伸ばせるのは骨端線が開いている子どもの時期だけ
当院では「あと5〜10cm伸ばしたい」自費の成長ホルモン治療にも対応
「低身長は何センチから?」――この記事にたどり着いたあなたは、お子さんの成長を、真剣に考えているのだと思います。低身長には、−2SDというはっきりした目安があります。でも、その数字は「怖い診断」ではなく、「知ることで、次の一歩が見える入り口」です。そして、身長を伸ばすことを考えられるのは、骨端線が開いている今だけ。「様子を見よう」と過ごす時間ほど、もったいないものはありません。まず、お子さんが今どういう状態かを知る。それだけでも、多くの不安は解消されます。知ることから、すべては始まります。
お子さんの身長でお悩みの方へ|まずは無料でご相談ください
シンセルクリニックでは、成長曲線・骨年齢を含めた成長の評価、そして保険適用の成長ホルモン治療から、「あと5〜10cm伸ばしたい」というご希望に応える自費の成長ホルモン治療まで、幅広くご相談に対応しています。「−2SDを下回っていた」「病気ではないけれど、もう少し伸ばしてあげたい」「まだ伸びしろが残っているか知りたい」――そんな保護者の方も、お気軽にご相談ください。骨端線が開いているうちに知ることが、何よりも大切です。
▶ LINEで相談する(お子さんの成長・身長について気軽に質問いただけます)
子どもの身長について、ほかの記事もお探しの方は 子どもの身長コラム テーマ別インデックス(134本) からどうぞ。
関連コラム
参考文献・出典
日本小児内分泌学会「低身長」
https://jspe.umin.jp/public/teisinchou.html日本小児内分泌学会「日本人小児の体格の評価」
https://jspe.umin.jp/medical/taikaku.html文部科学省「学校保健統計調査」
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/hoken/1268826.htm厚生労働省「平成12年 乳幼児身体発育調査報告書」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/73-22.htmlIsojima T, et al. Growth standard charts for Japanese children based on the year 2000 national survey. Clin Pediatr Endocrinol. 2016;25(2):71-76.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27212799/
※本記事は一般的な医学情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を代替するものではありません。低身長の基準値は目安であり、実際の評価は測定条件や個人差の影響を受けます。−2SD以下であっても直ちに病気を意味するものではありません。自費の成長ホルモン治療は効果に個人差があり、骨端線の状態などにより適応が異なります。お子さんの成長にご不安がある場合は、小児科または専門の医師にご相談ください。
監修:シンセルクリニック 長田医師
医師監修記事

長田 直祥
(おさだ なおき)
シンセルクリニック 低身長治療センター医師
大阪医科薬科大学卒業。豊田厚生病院、中東遠総合医療センター、国立長寿医療研究センター、名古屋大学整形外科などで整形外科医としての経験を積み、現在はシンセルクリニック低身長治療センターで、お子さまの成長・低身長治療に携わる。日本整形外科学会所属。
医師プロフィールはこちら
大阪医科薬科大学卒業。豊田厚生病院、中東遠総合医療センター、国立長寿医療研究センター、名古屋大学整形外科などで整形外科医としての経験を積み、現在はシンセルクリニック低身長治療センターで、お子さまの成長・低身長治療に携わる。日本整形外科学会所属。
医師プロフィールはこちら
同カテゴリの最新記事
GROWTH CONSULTATION
お子さまの成長が
気になる方へ
身長精密検査の内容・費用や、
治療の流れをご確認いただけます。
検査・治療について知りたい方も、
まずは質問したい方も、ご確認ください。
Access
アクセス
大阪院
所在地
〒542-0086
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-15
大京心斎橋ビル3F
Googleマップ
電車でお越しの方
大阪メトロ御堂筋線
心斎橋駅から徒歩3分
大阪メトロ御堂筋線
四つ橋駅から徒歩3分
名古屋(ドクターフォースクリニック)
所在地
〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦1-15-8
アミティエ錦第一ビル3階
Googleマップ
電車でお越しの方
名古屋市営地下鉄桜通線
国際センター駅 徒歩8分
名古屋市営地下鉄東山線
伏見駅 徒歩7分
所在地
〒542-0086
大阪府大阪市中央区
西心斎橋1-9-15
大京心斎橋ビル3F
Googleマップ
電車でお越しの方
大阪メトロ御堂筋線
心斎橋駅から徒歩3分
大阪メトロ四つ橋線
四つ橋駅から徒歩3分






