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トラムセット(トアラセット)とトラマドールとは?効果から副作用まで医師が解説!

2025.07.28

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

まずは動画でチェック!【トラムセットについて】

シンセルクリニック武内総院長が、トラムセットについて、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。

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慢性的な痛み、どうすればいいのでしょうか?実は、強い痛みには、トラムセット(トアラセット)トラマドールという鎮痛剤が処方されることが多いのです。これらの薬剤、名前は聞いたことがあるけれど、実際どんなものかよく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、トラムセット(トアラセット)とトラマドールの違い、効果と副作用、そして服用上の注意点まで、医師が分かりやすく解説します。

他の鎮痛剤との比較やよくある質問にも答えているので、慢性疼痛でお悩みの方は必見です。痛みのコントロールで快適な日常生活を取り戻すヒントが、きっと見つかるはずです。

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トラムセット(トアラセット)とトラマドールの基礎知識

慢性的な痛みは、私たちの日常生活に大きな影を落とします。

痛みを我慢し続けると、身体だけでなく心にも負担がかかり、心身ともに疲弊してしまう可能性があります。今回は、強い痛みに対して処方されることの多い鎮痛剤である、トラムセット(トアラセット)トラマドールについて、詳しく解説します。

これらの薬剤について正しく理解し、痛みをコントロールすることで、より快適な日常生活を送るための一助となれば幸いです。

トラムセット/トアラセット/トラマドールとは?それぞれの違い

まず、それぞれの薬剤の違いを簡単に説明します。トラムセットトアラセットは、どちらもトラマドール塩酸塩アセトアミノフェンという2つの成分が配合された鎮痛剤です。トラムセットは先発医薬品、トアラセットは後発医薬品であり、効果と副作用はほぼ同じです。

成分が同じなので、価格が安い後発医薬品を選ぶ患者さんも多くいらっしゃいます。

一方、トラマドールはトラムセットやトアラセットに含まれる成分の1つで、単体でも鎮痛剤として使用されます(商品名はトラマール)。トラマドールはオピオイド系鎮痛薬の一種であり、オピオイドの中でも比較的安全に使える薬です。

それぞれの薬剤の成分を表にまとめると、以下のようになります。

薬剤名

成分

トラムセット

トラマドール塩酸塩 + アセトアミノフェン

トアラセット

トラマドール塩酸塩 + アセトアミノフェン

トラマール

トラマドール塩酸塩

作用機序:どのように痛みを鎮めるのか

これらの薬剤は、体の中でどのように痛みを鎮めているのでしょうか。その仕組みをみていきましょう。

トラマドール

脳内のオピオイド受容体という場所に結合し、痛みを伝える神経の働きを抑えることで鎮痛効果を発揮します。また、脳内物質であるセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害する作用もあり、これがさらに鎮痛効果を高めます。

アセトアミノフェン

中枢神経に作用して痛みと熱を抑える解熱鎮痛薬です。風邪薬にもよく含まれている成分で、安全性が高いことが知られています。

これらの成分を組み合わせることで、より高い鎮痛効果が期待できます。トラマドールは、もともと癌性疼痛の鎮痛を目的に開発されましたが、現在では変形性関節症や腰痛症などの慢性疼痛にも適応が拡大されています。

期待できる効果と主な適応(トラムセットの強さとは)

トラムセットやトラマドールは、他の鎮痛剤では十分な効果が得られない強いの痛みに対して使用されます。

これらの薬剤は、痛みの根本原因を取り除くわけではありません。しかし、痛みを軽減することで、日常生活動作の改善や睡眠の質の向上など、QOL(生活の質)の向上に繋がることが期待できます。

用法・用量と服用上の注意点

トラムセットとトラマドールは、医師の指示に従って正しく服用することが大切です。自己判断で服用量を増やしたり、服用を中止したりすることは危険です。必ず医師の指示に従ってください。

通常、トラムセットは1回1錠を1日4回、4時間以上の間隔をあけて服用します。

トラマドールの用法・用量は、剤形や症状によって異なりますので、医師または薬剤師に確認してください。

また、これらの薬剤を服用する際には、いくつか注意点があります。まず、胃腸への負担を軽減するために、空腹時の服用は避けましょう。また、アルコールとの併用は、副作用を増強する可能性があるため控えてください。妊娠中や授乳中の方は、服用前に必ず医師に相談しましょう。

さらに、長期間服用すると依存性や耐性が生じる可能性があります。依存性とは、薬を飲まないと強い離脱症状(禁断症状)が現れる状態です。耐性とは、薬の効果が弱くなってしまい、同じ量では効かなくなってしまう状態です。これらの状態を防ぐためには、医師の指示に従って服用期間や量を調整することが重要です。

整形外科医の視点から解説しました。疼痛にお悩みの方は、再生医療も選択肢の一つとしてご検討ください。再生医療専門シンセルクリニックの院長が監修しています。

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痛み止めの強さランキングを解説!【整形外科医が徹底解説】

痛み止めを飲んでも痛みが改善しない場合

痛み止めの内服は根本な治療ではなく、対症療法となります。痛み止めが効かない場合などは症状の進行などが考えられ根本的な治療が必要な場合が多くなります。当院は手術必要としない根本的な最先端の治療方法である再生医療専門クリニックとなります。

再生医療とは

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、日常生活においても負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

実際に再生医療を受けた患者様の【体験ドキュメンタリー動画】をご紹介します。

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トラムセットの副作用とリスク

痛みを和らげるための薬には、必ずと言っていいほど副作用のリスクが伴います。

トラムセットも例外ではありません。

副作用は誰にでも起こるわけではなく、その種類や程度も人それぞれです。しかし、どのような副作用が起こりうるのか、また、どのように対処すればよいのかを事前に知っておくことは、安心して治療を受けるためにとても大切です。この章では、トラムセットの副作用やリスク、そして、それらにどのように向き合えば良いのかについて、整形外科医の視点から詳しく解説します。

主な副作用と対処法:吐き気、便秘など

トラムセットで比較的多く報告されている副作用として、吐き気、便秘、眠気、めまいなどがあります。これらの副作用は、多くの場合、一時的なものであり、時間の経過とともに軽快していきます。

服薬開始後1週間程度は副作用が出やすい時期ですが、その後は徐々に落ち着いてくることが多いです。

  • 吐き気

吐き気は、トラムセット服用者の約40%にみられる最も頻度の高い副作用の一つです。吐き気を感じた場合は、食事を少量ずつ摂る、油っこいものや香辛料の強いものは避け、消化の良いものを食べる、十分な水分を摂るなどの工夫をしてみましょう。また、症状が強い場合は、吐き気止めを処方してもらうことも可能ですので、医師に相談してみましょう。吐き気止めは、トラムセットを飲む30分くらい前に飲んでおくと効果的です。

  • 便秘

便秘も、トラムセット服用で起こりやすい副作用です。便秘は、便が腸内に長くとどまることで、水分が吸収されすぎて便が硬くなってしまうために起こります。食物繊維の多い食品(野菜、果物、海藻など)を積極的に摂ったり、適度な運動を心がけたり、水分を十分に摂ることで改善することがあります。また、ヨーグルトや納豆などの発酵食品も腸内環境を整えるのに役立ちます。それでも改善しない場合は、我慢せずに医師に相談して緩下剤を処方してもらうこともできます。

  • 眠気・めまい

眠気やめまいは、トラムセットが中枢神経系に作用することで起こります。これらの症状は、特に服薬初期に現れやすいです。眠気やめまいを感じた場合は、車の運転や高所作業など、危険を伴う作業は避けましょう。また、入浴時も転倒に注意が必要です。症状が強い場合は、医師に相談することが大切です。医師は、薬の量を調整したり、別の薬に変更したりするなど、適切な対応を検討してくれます。

副作用の出方には個人差があり、全く副作用を感じない人もいれば、複数の副作用が同時に現れる人もいます。副作用が強く出て日常生活に支障が出る場合は、自己判断で服用を中止せず、必ず医師に相談しましょう。

依存性と耐性:長期服用で注意すべき点

トラムセットは、長期服用によって依存性や耐性が生じる可能性があります。依存性とは、薬を飲まないと強い離脱症状(禁断症状)が現れる状態です。具体的には、不安、イライラ、発汗、不眠、痛みなどがあらわれることがあります。耐性とは、薬の効果が弱くなってしまい、同じ量では効かなくなってしまう状態のことです。

依存性を避けるためには、医師の指示通りに服用し、自己判断で量を増やしたり、服用期間を延ばしたりしないことが重要です。また、痛みが治まったら、医師の指示に従って徐々に薬の量を減らしていくことで、離脱症状を最小限に抑えることができます。もし、「薬をやめたいのにやめられない」「薬の量を増やしてしまう」などの症状が現れた場合は、依存症の可能性がありますので、すぐに医師に相談しましょう。

飲み合わせに注意すべき薬:併用禁忌薬

トラムセットは、特定の薬と併用すると、副作用のリスクが高まったり、効果が弱まったり、あるいは予期せぬ作用が現れたりすることがあります。特に、MAO阻害薬(一部の抗うつ薬など)ナルメフェン塩酸塩との併用は禁忌とされていますので、絶対に併用しないでください。

また、オピオイド鎮痛薬や中枢神経抑制剤との併用は、眠気や呼吸抑制のリスクを高める可能性があります。三環系抗うつ薬やセロトニン作用薬などとの併用は、痙攣やセロトニン症候群のリスクを高める可能性があります。カルバマゼピンやフェニトインなどとの併用は、トラムセットの効果を弱めたり、肝障害のリスクを高める可能性があります。アルコールとの併用も、呼吸抑制のリスクを高めるため、避けるべきです。

市販薬やサプリメントも、薬との相互作用を起こす可能性があります。現在服用している薬があれば、医師または薬剤師に相談することが大切です。

整形外科医の視点から、痛みのコントロールは患者さんの生活の質を向上させる上で非常に重要です。副作用やリスクを正しく理解し、医師と相談しながら安全にトラムセットを使用することで、痛みを効果的に管理し、快適な生活を送ることを目指しましょう。

動画でもチェック!【トラムセットについて】

よくある質問

痛みは、日常生活に大きな支障をきたす深刻な問題です。特に慢性的な痛みは、心身に大きな負担をかけ、生活の質を低下させます。痛み止めに関する疑問や不安を解消し、適切な治療を受けるためにも、正しい知識を持つことが重要です。ここでは、患者様からよく寄せられる質問に、整形外科医の視点から詳しくお答えします。

トラムセットとリリカの違いは?

トラムセットリリカは、どちらも痛みを和らげる薬ですが、その作用機序や適応が大きく異なります。

トラムセットは、トラマドール塩酸塩とアセトアミノフェンという2つの成分が配合された鎮痛剤です。

一方、リリカは、プレガバリンという成分の薬で、神経の興奮を抑える作用があります。

リリカについては詳しくご覧ください↓↓

リリカ(プレガバリン)とは?効能・副作用まで医師が徹底解説!

トラムセットとロキソニンどっちが強い?

作用機序が異なるため単純な比較は難しいですが、一般的に、トラムセットの方が強い鎮痛作用を持つと考えられています。しかし、ロキソニンは炎症を抑える作用があるため、炎症を伴う痛みにはロキソニンの方が効果的な場合があります。痛みの種類や程度、患者さんの状態に合わせて、医師が適切な薬を選択する必要があります。

トアラセットの強さランキング

痛み止めの強さランキングについては詳しくご覧ください↓↓

痛み止めの強さランキングを解説!【整形外科医が徹底解説】

痛み止めを飲んでも痛みが改善しない場合

痛み止めの内服は根本な治療ではなく、対症療法となります。痛み止めが効かない場合などは症状の進行などが考えられ根本的な治療が必要な場合が多くなります。当院は手術必要としない根本的な最先端の治療方法である再生医療専門クリニックとなります。

再生医療とは

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、日常生活においても負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

実際に再生医療を受けた患者様の【体験ドキュメンタリー動画】をご紹介します。

当院の再生医療を受けた方のインタビュー動画はこちらをご覧ください↓↓

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨や神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。人工関節の手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. PMDA添付文書(医薬品医療機器総合機構)

  2. インタビューフォーム(製薬会社が提出する詳細資料)

  3. KEGG医薬品データベース

  4. JAPIC日米添付文書情報

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