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リマプロストアルファデクス錠とは?飲み合わせから副作用まで医師が徹底解説!

2025.08.25

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

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「少し歩くと足がしびれて痛くなり、しゃがんで休まないと先に進めない…」

そんなつらい症状に悩まされていませんか?神経への血流が悪くなることで起こるこの症状は、日常生活に大きな支障をきたします。

この記事では、そうした足の痛みやしびれを和らげる「リマプロストアルファデクス錠」について、医師が徹底的に解説します。

のような効果があり、いつから効き始めるのか。そして、気になる副作用や危険な飲み合わせまで、安心して治療を続けるために知っておくべき情報を網羅しました。

ご自身の体と薬について正しく理解することが、つらい症状を乗り越えるための第一歩です。この記事を読んで、薬への不安を解消し、前向きな治療へとつなげていきましょう。

リマプロストアルファデクス錠の3つの効果と正しい飲み方

診察室で患者さんから「この足のしびれと痛み、なんとかなりませんか?」と、藁にもすがる思いでご相談を受けることがよくあります。

リマプロストアルファデクス錠は、そのようなつらい症状を和らげるためのお薬です。このお薬がどのように体に働きかけ、どう飲めば良いのかを具体的にお話しします。正しい知識を持つことが、安心して治療を続けるための第一歩になります。

腰部脊柱管狭窄症による足のしびれや痛みを改善

私が整形外科医として多くの患者さんを診てきた中で、特に多いお悩みが「少し歩くと足が痛くなり、しゃがんで休まないとまた歩けない」というものです。

これは「間欠跛行(かんけつはこう)」という、腰部脊柱管狭窄症の代表的な症状です。背骨の中にある神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経への血の流れが悪くなることで起こります。

間欠跛行については詳しくご覧ください↓↓

間欠性跛行とは?整形外科医が解説!

リマプロストアルファデクス錠は、この神経への血流を改善するお薬です。圧迫されて血流不足に陥った神経に栄養を届け、足の痛みやしびれを和らげます。その結果、休まずに歩ける距離が伸びる効果が期待できるのです。

ただし、添付文書にも記載があるように、手術が必要なほどの重症な方への有効性は確立されていません。まずはお薬を試してみて、症状がどのくらい楽になるか、じっくりと経過を見ていくことが大切です。

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シンセルクリニックは手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。

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血管を広げ血流を良くする作用(血液サラサラ効果)

「血液をサラサラにするお薬です」と説明すると、多くの方が納得されます。このお薬の働きは、主に次の2つに分けられます。

  • 血管を広げる作用(血管拡張作用)
    圧迫されて細くなった神経周りの血管を広げ、血液が通りやすい道を作ります。

  • 血小板の働きを抑える作用(血小板凝集抑制作用)
    血液の成分である血小板が必要以上に固まるのを防ぎ、血の流れをスムーズにします。

私自身、ラグビーや柔道で体を痛めた経験から、血流は組織が回復するために非常に重要だと実感しています。腰部脊柱管狭窄症では、この薬が血流をしっかり届けることで、しびれや痛みの改善につながるのです。

基本的な用法・用量と飲み忘れた際の対処法

「先生、薬を飲むタイミングはいつがいいですか?」「うっかり飲み忘れちゃって…」というご質問もよく受けます。お薬の効果をしっかり得るには、正しく飲むことが何より重要です。

【基本的な飲み方】

  • 飲む量

    通常、1回1錠(リマプロストとして5μg)を服用します。

  • 飲む回数

    1日3回、服用してください。

  • 飲むタイミング

    胃への負担は少ないお薬ですが、食後など毎日決まった時間に飲む習慣をつけると忘れにくくなります。

【うっかり飲み忘れた場合】

  • 気づいたらすぐに

    思い出した時点で、すぐに1回分を飲んでください。

  • 次の服用時間が近い場合

    次に飲む時間まで4時間もないようなら、忘れた分は飲まずに飛ばしましょう。そして、次の時間からいつも通りに飲んでください。

  • 絶対にしないでほしいこと

    焦って2回分を一度に飲むことです。副作用が出やすくなる可能性がありますので、絶対にやめましょう。

効果はいつから実感できる?効果がないと感じた時の選択肢

「この薬、いつになったら効いてくるんでしょうか?」というご質問は、患者さんの切実な思いの表れだといつも感じています。

このお薬の効果の現れ方には個人差があります。数週間で楽になる方もいれば、数ヶ月かけてゆっくりと良くなっていく方もいらっしゃいます。私の経験上、まずは医師の指示通りに1〜2ヶ月は根気強く続けていただくことが大切です。

もし、しばらく服用しても症状の改善が見られない場合、ご自身の判断でお薬をやめてしまわずに、必ず処方した医師に相談してください。お薬の変更や、他の治療法を検討する必要があります。

薬物療法で十分な効果が得られない場合でも、治療の選択肢は他にもあります。整形外科医時代は手術が主な選択肢でしたが、今はそれだけではありません。

当院では、ご自身の脂肪から抽出した幹細胞を用いて、痛みの原因となっている組織の修復を目指す「再生医療」も行っています。諦めずに、ご自身の体に合った治療法を一緒に探していきましょう。

痛み止めを飲んでも痛みが改善しない場合

痛み止めの内服は根本な治療ではなく、対症療法となります。痛み止めが効かない場合などは症状の進行などが考えられ根本的な治療が必要な場合が多くなります。当院は手術必要としない根本的な最先端の治療方法である再生医療専門クリニックとなります。

再生医療とは

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

しかし、最近では再生医療が注目されています。

実際に再生医療を受けた患者様の【体験動画】をご紹介します。

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服用前に知っておきたい4つの注意点!副作用や飲み合わせ

診察室でリマプロストアルファデクス錠を処方する際、患者さんから「先生、このお薬を飲む上で何か気をつけることはありますか?」とよく質問を受けます。

お薬を安全に、そして効果を最大限に引き出すためには、いくつかの大切なポイントを知っておくことが不可欠です。私が整形外科医として多くの患者さんと向き合ってきた経験から、特に服用前に知っておいていただきたい4つの注意点について、具体的にお話ししますね。ご自身の体を守るために、ぜひご確認ください。

主な副作用は下痢・腹痛・頭痛・ほてりなど

どんなお薬にも副作用の可能性はありますが、過度に心配する必要はありません。リマプロストアルファデクス錠で比較的みられる症状としては、以下のようなものが報告されています。

  • 消化器系の症状

下痢、吐き気、腹痛、食欲不振、胸やけ

  • 精神神経系の症状

頭痛、めまい、眠気

  • 循環器系の症状

動悸、顔のほてり、血圧の変動

  • 皮膚の症状

発疹、かゆみ

診察をしていると、

「飲み始めてから少しお腹がゆるくなった気がする」

「食後に顔がポッと熱くなる感じがする」

とおっしゃる方がいらっしゃいます。

これらの症状の多くは、お薬に体が慣れてくると自然に軽快することがほとんどです。しかし、症状が長引いたり、日常生活に支障が出たりするほど辛い場合は、自己判断で服用を中止せず、必ず処方した医師にご相談ください。

まれに起こる重篤な副作用(肝機能障害・黄疸)

頻度は非常にまれですが、万が一のために知っておいていただきたい大切な副作用として「肝機能障害」「黄疸(おうだん)」があります。

肝機能障害は肝臓の働きが悪くなる状態で、黄疸はそれに伴って皮膚や白目が黄色くなる症状のことです。私が医師として、患者さんの安全のために常に注意を払っている点でもあります。

もし、以下のような初期症状に気づいた場合は、すぐに服用を中止し、医療機関にご連絡ください。

<すぐに受診が必要な初期症状のチェックリスト>

□ 体が異常にだるい、疲れやすい(全身倦怠感)

□ 食欲が全くわかない

□ 皮膚や白目が黄色っぽくなってきた

□ 尿の色がいつもより濃い(茶色っぽい)

これらのサインは、体が発している重要な警告です。見逃さずに、速やかに専門家へ相談することがご自身の健康を守る上で最も重要です。

特に注意が必要な薬の飲み合わせ(抗血小板薬・抗凝固薬)

お薬の「飲み合わせ」は、治療効果や安全性に大きく影響するため非常に重要です。リマプロストアルファデクス錠は血液をサラサラにする作用を持っています。

そのため、同じように血液を固まりにくくするお薬と一緒に服用すると、作用が強くなりすぎて出血のリスクが高まることがあります。

特に注意が必要なのは、以下の種類のお薬です。

  • 抗血小板薬

アスピリン(バイアスピリン®など)、シロスタゾール(プレタール®など)

  • 抗凝固薬

ワルファリン(ワーファリン®)など

「先生、心臓の薬も飲んでいるんだけど大丈夫?」と診察室で聞かれることも少なくありません。そのため、診察の際には、必ず今飲んでいるお薬をすべて教えていただくようお願いしています。

お薬手帳をお持ちいただけると、私たちも正確に確認できるので大変助かります。市販の鎮痛剤やサプリメントでも影響することがありますので、念のためお伝えください。

妊娠中の方や出血傾向のある方は服用できない可能性

リマプロストアルファデクス錠は、特定の背景をお持ちの方には処方できない、あるいは慎重な判断が必要な場合があります。

まず、妊娠中の方、または妊娠している可能性のある方には処方できません。これは、動物実験でお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性のある子宮収縮作用が報告されているためです。安全を最優先するための重要なルールとなります。

また、出血しやすい傾向のある方も注意が必要です。例えば、血液が固まりにくい持病をお持ちの方や、過去に胃や腸から出血したご経験がある方などです。

手術や抜歯といった歯科治療を予定している場合も、出血が止まりにくくなる可能性があるため、事前に必ず担当の医師や歯科医師にこのお薬を服用していることを伝えてください。

痛み止めを飲んでも痛みが改善しない場合

痛み止めの内服は根本な治療ではなく、対症療法となります。痛み止めが効かない場合などは症状の進行などが考えられ根本的な治療が必要な場合が多くなります。当院は手術必要としない根本的な最先端の治療方法である再生医療専門クリニックとなります。

再生医療とは

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、日常生活においても負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

実際に再生医療を受けた患者様の【体験ドキュメンタリー動画】をご紹介します。

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨や神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。人工関節の手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

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よくあるQ&A

Q1. いつから効き始めますか?歩ける距離は伸びますか?

A. 個人差はありますが、まずは2〜4週間で変化に気づく方がいて、臨床試験では8週間時点で障害スコアや歩行能力の改善が確認されています。3か月の時点で最大歩行距離が伸びた報告もあります。効果判定の目安は8〜12週間を見てください。

Q2. どんな薬と一緒に飲むと危ないですか?

A. 抗血小板薬(アスピリン、チクロピジン、シロスタゾール)や抗凝固薬(ヘパリン、ワルファリン)血栓溶解薬(ウロキナーゼ)と併用すると出血リスクが上がる可能性があります。服用中の薬・サプリは必ず主治医に共有してください。 

Q3. 手術が必要と言われた“重症”でも効きますか? どのくらい続ければいい?

A. 手術適応となる重症例での有効性は確立していません。薬物療法を続ける場合も、漫然と長期継続は避け、一定期間で効果を評価します(目安:まず8〜12週間)。反応が乏しければ、他の保存療法や(必要なら)手術を含めて主治医と再検討しましょう。

記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Onda A, Kikuchi S‑I, Yabuki S, et al. Limaprost alfadex and nonsteroidal anti‐inflammatory drugs for sciatica due to lumbar spinal stenosis: a multicenter prospective randomized trial. Eur Spine J. 2013;22(4):794‑801. doi:10.1007/s00586‑012‑2551‑1. サイエンスダイレクト+15PubMed+15PMC+15

  2. Gauchan P, Yamaki T, Yamasaki T, et al. The efficacy of prostaglandin E1 derivative in patients with lumbar spinal stenosis: prospective, double‑blind, randomized controlled trial comparing limaprost, pregabalin, and combination therapy. [Journal Name]. (Published under ClinicalTrials.gov NCT01888536). Prospective, double‑blind, double‑dummy RCT with 8‑week follow‑up, primary outcome ODI, VAS leg pain, EQ‑5D, and walking distance. ResearchGate+1

  3. Sugawara T, Kurokawa T, et al. Phase III clinical trial of limaprost alfadex 15 µg/day vs. lower doses in lumbar spinal canal stenosis: randomized, double‑blind study in Japanese patients. [Journal Name]. (Summarized in global review of pharmacologic treatment of degenerative cervical myelopathy). サイエンスダイレクト+15ResearchGate+15e-neurospine.org+15

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