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坐骨神経痛の時の座り方とは?医師が解説

2025.07.01

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

まずは動画でチェック!【坐骨神経痛放置するな!】

シンセルクリニック武内総院長が、坐骨神経痛について、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。

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坐骨神経痛を和らげる正しい座り方

坐骨神経痛は、日常生活の様々な場面で、痛みやしびれを引き起こし、私たちを悩ませます。

「この痛みは一体いつまで続くんだろう…」と不安な気持ちを抱えている方も少なくないと思います。

実は、坐骨神経痛の症状を和らげるために、日頃から正しい座り方を意識することは非常に大切です。普段何気なく行っている座り方が、知らず知らずのうちに坐骨神経を圧迫し、症状を悪化させているケースも少なくありません。

今回は、坐骨神経痛の痛みを和らげるための正しい座り方について、椅子に座る場合と床に座る場合に分けて詳しく解説していきます。

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椅子に座るときのポイント

椅子に座るときは、以下のポイントを意識することで、坐骨神経痛の痛みを和らげることができます。

  • 足の裏全体を床につける

足の裏全体が床につくように、椅子の高さを調整しましょう。この時、太ももとふくらはぎの角度が90度くらいになるようにするのがポイントです。足が床から浮いてしまう場合は、足台を使うと良いでしょう。私は患者さんに、辞書や雑誌など、身の回りにあるもので代用しても良いとアドバイスしています。

  • お尻を椅子の奥までしっかりつける

浅く腰掛けると、猫背になりやすく、腰に負担がかかってしまいます。特に、長時間のパソコン作業などで、画面に集中してしまうと、ついつい浅く腰掛けてしまいがちです。

  • 背筋をピンと伸ばす

背もたれにもたれかかりすぎず、背筋をまっすぐに伸ばすように意識しましょう。

背筋を伸ばすことで、自然と骨盤が立ち、坐骨神経への負担を軽減することができます。猫背になると、腰が丸まってしまい、坐骨神経を圧迫してしまう可能性があります。猫背は、腰椎椎間板ヘルニアのリスクを高めるだけでなく、肩こりや頭痛の原因にもなります。

  • ひざの角度は90度を目安にする

ひざの角度が90度よりも高すぎたり低すぎたりすると、腰に負担がかかりやすくなります。ひざの角度を調整することで、腰への負担を軽減し、坐骨神経痛の予防・改善に繋げることができます。

  • 長時間同じ姿勢を続けない

30分に1回程度は、立ち上がったり、ストレッチをしたりして、体を動かしましょう。長時間のデスクワークをしていると、どうしても同じ姿勢を続けてしまいがちですが、こまめな休憩を挟むことで、腰への負担を軽減することができます。

上記を意識して座るようにしてみてください。

坐骨神経痛のストレッチについて詳しくご覧ください↓↓

坐骨神経痛のストレッチとは?整形外科医が徹底解説!

床に座るときのポイント

和室で過ごすことが多い方や、床に座る機会が多い方は、以下のポイントを意識して座るようにしましょう。

  • あぐらをかく

あぐらをかく場合は、左右の坐骨を均等に床につけるように意識しましょう。坐骨とは、骨盤の下部にある、座ったときに椅子に当たる骨のことです。片方に体重をかけすぎると、骨盤が歪んでしまい、坐骨神経痛が悪化する可能性があります。骨盤の歪みは、腰痛だけでなく、肩こりや頭痛、生理痛、便秘など、様々な体の不調を引き起こす可能性があります。

  • 正座は避ける

正座は、腰や膝に負担がかかりやすい姿勢です。特に、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症など、腰に問題を抱えている方は、正座を避けるようにしましょう。もし正座をする場合は、クッションや座布団などを敷いて、腰への負担を軽減しましょう。

  • 横座りやぺちゃんこ座りは避ける

横座りやぺちゃんこ座りは、骨盤が歪みやすく、坐骨神経痛が悪化する可能性があります。横座りは、左右の脚の長さに差が生じやすく、骨盤の歪みにつながりやすいと言われています。

  • 床に直接座らない

床に直接座ると、体が冷えてしまい、血行が悪くなってしまいます。冷えは、筋肉を硬くし、血行不良を引き起こすことで、坐骨神経痛の症状を悪化させる可能性があります。クッションや座布団などを敷いて、冷え対策をするようにしましょう。

  • 長時間同じ姿勢を続けない

椅子に座る場合と同様に、床に座るときも、長時間同じ姿勢を続けないように注意しましょう。

長時間座るときはこまめな休憩を

長時間座っていると、腰への負担が大きくなり、坐骨神経痛の症状が悪化しやすくなります。デスクワークなどで長時間座っていなければならない場合は、こまめに休憩を取るように心がけましょう。

  • 30分に1回程度は、席を立って軽いストレッチをする

  • 腰を回したり、体を伸ばしたりするだけでも効果があります

  • 休憩時間には、軽い運動をするのも効果的です

  • ランチタイムには、オフィスから少し離れた場所まで歩いてみるのも良いでしょう

正しい座り方を身につけることは、坐骨神経痛の予防や改善に非常に大切です。今回ご紹介したポイントを参考に、ご自身の体にとって楽な姿勢を見つけてみて下さい。しかし、坐骨神経痛の原因は様々であり、痛みが強い場合や、改善が見られない場合は、自己判断せずに医療機関を受診するようにしましょう。

坐骨神経痛で気を付けることを併せてご覧ください↓↓

死ぬほど痛い坐骨神経痛で気を付けること

坐骨神経痛の再生医療

坐骨神経痛の治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。

今までの坐骨神経痛の治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、坐骨神経痛は、痛みが出たら痛み止めを服用し、緩和しながら進行を遅らせるなど、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

当院独自の再生医療を受けた患者様のインタビュー

再生医療はまだ新しい治療法ですが、腰部脊柱管狭窄症の後遺症に対して、多くの患者さんで痛みの軽減、しびれの改善、歩行距離の延長などの効果が報告されています。

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Migliorini F, Maffulli N, Eschweiler J, Betsch M, Catalano G, Driessen A, Tingart M, Baroncini A. The pharmacological management of chronic lower back pain. Expert opinion on pharmacotherapy 22, no. 1 (2021): 109-119.

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