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太もものしびれが気になる!...

太もものしびれが気になる!原因を医師が解説

2025.01.06

太もものしびれ、あなたは経験していませんか?

「最近、太ももの前側がしびれる…」

「足の付け根もなんだか痛いような…」

そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実は、太もものしびれは、様々な原因が考えられます。 特に、女性は男性に比べて、骨盤の構造やホルモンバランスの違いから、しびれを感じやすい傾向にあるのです。

この記事では、太もものしびれが起こるメカニズムや、女性特有の原因、そして具体的な対処法について解説していきます。 しびれの原因を知り、適切な対処をすることで、あなたの悩みを解決する糸口が見つかるかもしれません。

太もものしびれの原因とは?

太もものしびれ、気になりますよね。一体何が原因で起きているのか、不安に感じている方もいるかもしれません。太もものしびれは、様々な要因で起こる可能性があります。ここでは、その原因について、なるべくわかりやすく解説していきますね。

腰椎椎間板ヘルニアなどの椎間板障害

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の骨と骨の間にあるクッション材「椎間板」が飛び出し、神経を圧迫することで起こります。これは、ぎっくり腰になった後や、長年腰に負担をかけてきた人に起こりやすいです。

例えば、デスクワークなどで長時間座りっぱなしだったり、重い荷物を持つ仕事をしている人に多く見られます。椎間板ヘルニアになると、太もものしびれの他に、腰痛や足の痛み、感覚異常などが現れることもあります。

骨粗しょう症や神経障害性疼痛など

骨粗しょう症は、骨がもろくなってしまう病気です。

骨が弱くなることで、背骨の中を通っている神経を圧迫しやすくなり、太もものしびれを引き起こすことがあります。

高齢の女性に多く見られる病気ですが、若い方でも、過度なダイエットや運動不足、偏った食生活によって発症するリスクが高まります。

また、糖尿病などの病気によって、神経が傷つき、太もものしびれや痛みを引き起こすことがあります。これを神経障害性疼痛といいます。糖尿病の方は、血糖コントロールがうまくいかないと、神経がダメージを受けやすくなるため注意が必要です。

糖尿病のしびれについては詳しくご覧ください↓↓

糖尿病の手足のしびれについて解説!医師監修

高齢の方では、加齢に伴い、背骨と背骨の間が狭くなってしまう「脊柱管狭窄症」や、背骨の関節が変形してしまう「変形性腰椎症」なども、太もものしびれの原因になることがあります。これらの病気は、長年の身体の使い過ぎや、加齢による変化によって起こりやすいため、日頃から姿勢に気を付けたり、適度な運動を心がけることが大切です。

脊柱管狭窄症については詳しくご覧ください↓↓

腰部脊柱管狭窄症とは?症状から最新の治療まで整形外科医が徹底解説!

閉鎖神経痛と腰椎の関連性について

閉鎖神経痛とは、骨盤の中を通る「閉鎖神経」が圧迫されることで、太ももの内側を中心に痛みやしびれが生じる病気です。閉鎖神経は、腰椎から出ている神経が合わさってできています。そのため、腰椎に何らかの異常が生じると、閉鎖神経が影響を受け、太もものしびれとして症状が現れることがあります。

例えば、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによって、閉鎖神経が圧迫されると、太もものしびれの他に、足の付け根の痛みや股関節の動きが悪くなるなどの症状が現れることもあります。

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太ももの前側のしびれと足の付け根のしびれの関係性とは?

太ももの前側と足の付け根は、一見すると全く別の場所のように感じますが、実は体の構造上、深い関わりがあるんです。そのため、これらの場所に同時にしびれを感じることがあります。例えば、腰椎椎間板ヘルニアといった腰の病気の影響で、太ももの前側と足の付け根の両方にしびれが出る可能性があります。

太ももの前側のしびれと足の付け根のしびれの関係

太ももの前側がしびれる病気として、腰から出る神経が関係している場合があります。

腰から出た神経は、まるで枝分かれした電線のようにお尻や太ももの裏側を通って足先まで伸びていますが、そのうちの一部が足の付け根を通って太ももの前側にも繋がっているんです。

そのため、腰に何らかの異常が起こると、神経の経路に沿って、太ももの前側と足の付け根の両方にしびれが出る可能性があります。

閉鎖神経が圧迫される

太ももの前側と足の付け根のしびれを引き起こす原因の一つとして、「閉鎖神経」という神経の圧迫が考えられます。

閉鎖神経は、腰のあたりから始まり、骨盤の中を通って太ももの内側を通り、足の付け根まで伸びています。この神経は、太ももの動きや感覚を司っており、閉鎖神経が圧迫されると、その支配領域である太ももの前側や足の付け根にしびれが生じることがあります。

閉鎖神経が圧迫される原因としては、腰の骨や筋肉の異常、骨盤内の腫瘍、妊娠など様々なものがあります。

例えば、長時間のデスクワークや運動不足などで姿勢が悪くなると、腰や骨盤周りの筋肉が緊張し、閉鎖神経を圧迫することがあります。また、妊娠中は、大きくなった子宮が閉鎖神経を圧迫しやすくなるため、しびれを感じやすくなることがあります。

高齢者の場合、加齢に伴い腰椎椎間板の変性や骨粗しょう症が進行することで、閉鎖神経が圧迫されやすくなることがあります。

実際、多くの研究で、高齢者における慢性腰痛は非常に多く、特に女性、肥満、不安、うつ病、精神障害、自己認識する健康状態の悪さ、喫煙、過去の転倒や下肢の怪我、膝の変形性関節症や慢性閉塞性肺疾患などの合併症、腹筋の弱さ、脚の痛み、広範囲の痛み、鎮痛薬の使用、長年の運転や屈曲・ねじりを伴う作業などが、慢性腰痛のリスク因子として挙げられています。

太ももの前側のしびれが女性に多い理由とは?

太ももの前側のしびれ、実は女性に多いってご存知でしたか?

一体なぜ女性に多いのか、その理由を女性の身体の特性と共にもう少し詳しく探っていきましょう。

女性の腰の特徴とは

女性の身体は、男性と比べて骨盤が広く、筋肉量が少ない傾向があります。

そのため、腰への負担が大きくなりやすく、腰痛持ちの方も多いです。腰痛持ちの方の多くは、腰を反らすと痛みが出たり、長時間立っているのが辛かったりするのではないでしょうか。

そして、腰の骨の隙間にある椎間板というクッションのような部分が、加齢や無理な姿勢などによって飛び出してしまう「腰椎椎間板ヘルニア」が起こることがあります。この飛び出した椎間板が、太ももを通る神経を圧迫することで、しびれを引き起こすことがあるのです。

例えば、重い荷物を持つことが多い、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることが多い方は、腰への負担が大きくなり、椎間板ヘルニアのリスクが高まる可能性があります。特に、介護士や保育士など、中腰での作業が多い仕事の方は注意が必要です。腰を保護する筋肉を鍛えたり、こまめな休憩やストレッチを心がけたりすることが大切です。

また、加齢に伴い、骨密度が低下し、骨がもろくなる骨粗しょう症も、腰痛や太もものしびれの原因となります。

骨粗しょう症によって、背骨の圧迫骨折が起こり、神経を圧迫することで、しびれなどの症状が現れることがあります。閉経後の女性は、女性ホルモンの分泌量が減少し、骨密度が低下しやすいため、特に注意が必要です。骨粗しょう症の予防には、カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することや、適度な運動をすることが効果的です。

椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の違いについて詳しくご覧ください↓↓

脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの違いとは?医師が解説

妊娠や出産後の身体の変化

妊娠中は、お腹の赤ちゃんを守るために骨盤が開きやすくなるホルモンが分泌されます。また、出産時には赤ちゃんが産道を通る際に骨盤が開きます。この骨盤の歪みによって、腰や骨盤周りの筋肉や神経が圧迫され、太ももの前側にしびれを感じることがあります。

妊娠中は、体重増加によって腰への負担も増大しやすいため、腰痛や坐骨神経痛などを併発することもあります。

腰痛や坐骨神経痛は、妊娠中に起こりやすく、腰から足にかけての痛みやしびれを引き起こします。妊娠中の腰痛や坐骨神経痛の原因は、ホルモンバランスの変化や体重増加、姿勢の変化など、様々な要因が考えられます。

症状を和らげるためには、無理のない範囲でストレッチや体操を行う、腰を温める、妊婦用のサポートベルトを使用するなどの方法があります。

出産後も、赤ちゃんの抱っこや授乳など、腰に負担がかかる動作が多いため、しびれが長引く場合もあるでしょう。赤ちゃんを抱っこする際は、腰に負担がかかりにくいように、抱っこ紐を使う、こまめに休憩を取るなどの工夫をしてみましょう。また、授乳姿勢にも注意が必要です。ソファや椅子に座って授乳する際は、クッションなどを使い、腰を支えるようにすると良いでしょう。

女性ホルモンのバランスの変化

女性ホルモンは、骨や筋肉、神経など、身体の様々な場所に影響を与えます。特に、閉経を迎える前後には、女性ホルモンの分泌量が大きく変化するため、骨盤底筋群と呼ばれる骨盤を支える筋肉が弱くなり、腰痛や太もものしびれなどの症状が現れやすくなることがあります。

女性ホルモンのバランスの変化は、更年期障害の症状の一つとして現れることもあります。更年期障害では、その他にも、のぼせやほてり、発汗、イライラ感、気分の落ち込みなどの症状が現れることがあります。もし、これらの症状が気になる場合は、婦人科を受診して相談してみましょう。更年期障害の治療には、ホルモン補充療法や漢方薬の処方などがあります。

また、ストレスや不安、うつ病などの精神的な要因も、女性ホルモンのバランスを乱し、腰痛や太もものしびれを引き起こす可能性があります。ストレスを解消するために、リラックスできる時間を作ることや、趣味に没頭する時間を増やすことも大切です。

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当院は再生医療に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。 疑問や興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Wong CK, Mak RY, Kwok TS, Tsang JS, Leung MY, Funabashi M, Macedo LG, Dennett L and Wong AY. Prevalence, Incidence, and Factors Associated With Non-Specific Chronic Low Back Pain in Community-Dwelling Older Adults Aged 60 Years and Older: A Systematic Review and Meta-Analysis.. The journal of pain 23, no. 4 (2022): 509-534.

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

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三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

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