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肉離れとは?症状から早く治すコツまでを医師が徹底解説!
まずは動画でチェック!【肉離れについて】
▶ 10分10秒・字幕付き|40代以降に肉離れが増える理由と、対処法を解説
シンセルクリニック武内総院長が、肉離れについて、最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。
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年齢を重ねると、以前は簡単にできていた動作でも、急に痛みが走ることはありませんか? それは、加齢による筋力の衰えや柔軟性の低下によって起こる「肉離れ」かもしれません。 肉離れは、スポーツだけでなく日常生活でも発生する身近なケガです。
1999年の調査では、40歳以上の成人のうち約20%が、過去1年間に肉離れを経験したと報告されています。
「歩けるから大丈夫」と安易に考えて放置すると、慢性的な痛みに悩まされる可能性も。
この記事では、肉離れの原因や症状、早く治すコツ、そして再発予防策まで、医師が分かりやすく解説します。 高齢者の方々に向けて、日常生活でできる予防策も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください。
肉離れの症状と原因
肉離れは、日常生活でもスポーツでも起こりうる身近な怪我です。特に、加齢に伴う筋力の低下や柔軟性の減少は、肉離れのリスクを高めます。
「歩けるけど痛い」といった軽い症状でも、適切なケアを怠ると慢性的な痛みに繋がる可能性があるため、注意が必要です。この記事では、肉離れの症状や原因を詳しく解説し、早く治すコツと再発予防のためのポイントをお伝えします。
筋肉の急激な収縮による損傷
肉離れは、筋肉が急激に収縮することで、筋繊維や筋膜が損傷する怪我です。
筋肉は、細い筋繊維の束で構成されており、この筋繊維が強い力で引っ張られると、一部または全部が断裂してしまいます。高齢者の場合、筋力は若い頃と比べて低下しており、筋繊維も細くなっているため、より少ない負荷で肉離れを起こしやすくなります。
例えば、若い頃は難なく持ち上げられた荷物でも、加齢とともに負担が大きくなり、肉離れの原因となることがあります。また、急な方向転換や、普段行わない激しい運動もリスクを高めます。
発生しやすいスポーツと動作
肉離れは、ダッシュ、ジャンプ、急なストップといった、筋肉に大きな負荷がかかる動作で発生しやすいため、陸上競技、サッカー、バスケットボールなどのスポーツで多く見られます。
日常生活では、重い物を持ち上げる、階段を急いで上り下りするといった動作で起こりやすいです。高齢者の場合、散歩中のちょっとした段差につまづく、急に立ち上がるといった動作でも肉離れを起こす可能性があります。
加齢による筋力の低下
加齢は、肉離れの大きなリスク要因の一つです。年齢を重ねると、筋肉量は徐々に減少し、筋繊維も細くなります。
そのため、若い頃と同じ動作でも、筋肉への負担は大きくなり、肉離れを起こしやすくなります。運動不足も筋力低下を加速させるため、高齢者の方は特に注意が必要です。適度な運動を継続することで、筋力の維持・向上に努め、肉離れの予防に繋げることが重要です。
柔軟性の不足
筋肉の柔軟性が低下すると、急な動きに対応できず、肉離れを起こしやすくなります。
高齢になると、筋肉や関節の柔軟性が低下する傾向があり、肉離れの発生リスクも高まります。日頃からストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を維持し、怪我の予防に繋げましょう。入浴後や就寝前など、体が温まっている時に行うと、より効果的です。
ウォーミングアップ不足
運動前のウォーミングアップは、筋肉の温度を高め、柔軟性を向上させるため、肉離れの予防に不可欠です。
ウォーミングアップを行わずに、急に激しい運動を行うと、筋肉が硬い状態のままで強い負荷がかかり、損傷しやすくなります。高齢者の場合、ウォーミングアップは特に念入りに行う必要があります。軽いウォーキングやストレッチなどで筋肉を十分に温めてから運動を始めましょう。
ハムストリングの肉離れ
ハムストリングとは、太ももの裏側にある筋肉群の総称です。この部位は肉離れが特に発生しやすい場所です。短距離走などの急なダッシュや、急ブレーキをかける動作で損傷しやすく、スポーツ選手にも多く見られます。
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肉離れの治療と早く治すコツ
「歩けるけど痛い」といった軽度の肉離れであっても、適切な治療とケアを行わなければ、慢性的な痛みに繋がったり、再発を繰り返したりする可能性があります。
今回は、肉離れの治療法と、早く治すためのコツについて、分かりやすく解説します。
RICE処置:応急処置の重要性
肉離れを起こしたら、まずはRICE処置と呼ばれる応急処置を行いましょう。RICE処置は、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の4つの手順からなります。
安静
損傷した筋肉を動かさずに安静にすることで、さらなる損傷や出血を防ぎます。痛みが強い場合は、松葉杖などを使用し、患部に体重をかけないようにしましょう。
冷却
患部を冷やすことで、炎症や腫れ、痛みを抑えます。氷水を入れた袋や保冷剤をタオルで包み、15~20分程度、患部に当てましょう。凍傷を防ぐため、直接皮膚に氷を当てないように注意してください。
圧迫
弾性包帯などで患部を圧迫することで、内出血や腫れの進行を抑えます。締め付けすぎると血行が悪くなるため、適度な圧迫を心掛けましょう。
挙上
患部を心臓より高く挙げることで、血液の循環を良くし、腫れや痛みを軽減します。クッションや枕などを利用して、楽な姿勢で患部を高く保ちましょう。
RICE処置は、肉離れの初期段階における重要な応急処置です。これらの処置を行うことで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。
リハビリテーション
リハビリテーションは、損傷した筋肉の機能回復を目的とした運動です。ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、筋肉の柔軟性や筋力を向上させます。高齢者の方の場合は、無理のない範囲で徐々に運動強度を高めていくことが大切です。
PRP療法:最新の再生医療
PRP療法は、患者さん自身の血液から採取した多血小板血漿(PRP)を患部に注射する治療法です。PRPには、組織の修復を促進する成長因子が豊富に含まれており、肉離れの治癒を早める効果が期待できます。
従来の治療法では、損傷した筋肉の修復に時間がかかる場合や、痛みがなかなか引かない場合がありました。PRP療法は、このような場合に有効な治療法として注目されています。
特に高齢者の方の場合、自然治癒力や組織の修復能力が低下しているため、PRP療法による治療効果が期待できます。
肉離れの予防策
肉離れを繰り返さないためには、日頃からの予防と再発防止が重要です。適切なウォーミングアップやクールダウン、ストレッチ、トレーニングなどを実践することで、肉離れの発生リスクを減らし、健康な毎日を送りましょう。
ウォーミングアップとクールダウンの徹底
ウォーミングアップは、運動前の準備として非常に重要です。筋肉の温度を上げることで血行が促進され、筋肉の柔軟性が高まり、肉離れなどの怪我を予防する効果があります。高齢者の場合、筋肉が硬くなりやすい傾向があるため、ウォーミングアップは特に念入りに行う必要があります。
例えば、軽いウォーキングを5~10分行い、その後、各部位のストレッチを10~20秒程度行うと効果的です。ラジオ体操も、全身の筋肉を動かすことができるため、ウォーミングアップとしておすすめです。
クールダウンも同様に重要です。運動後のクールダウンは、筋肉の疲労回復を促し、筋肉痛や怪我の予防に効果があります。軽いジョギングやストレッチ、マッサージなどを行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。
高齢者の方の場合、クールダウンを怠ると、筋肉痛が長引いたり、肉離れなどの怪我に繋がりやすくなるため、注意が必要です。
ストレッチで柔軟性を高める
ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、肉離れを予防するために重要です。筋肉が硬いと、急な動きや負荷に耐えきれず、肉離れを起こしやすくなります。高齢になると、筋肉や関節の柔軟性が低下する傾向があるため、日頃からストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を維持し、肉離れの予防に繋げましょう。
まとめ
この記事では、肉離れの症状や原因、治療法、そして予防策までを幅広く解説しました。肉離れは、筋肉への急激な負荷や柔軟性の不足などが原因で起こり、特に高齢の方は注意が必要です。
「歩けるけど痛い」といった軽度の症状でも、適切なケアを怠ると慢性化のリスクがあります。初期対応としてはRICE処置(安静、冷却、圧迫、挙上)が重要です。その後は、リハビリテーションや、最新の再生医療であるPRP療法なども検討できます。
日頃からウォーミングアップ、クールダウン、ストレッチを行うことで、肉離れの予防と再発防止に繋がります。
参考文献
Jan YK, Cheung WC. Muscle oxygenation regulation in physical therapy and rehabilitation. Medical gas research 16, no. 1 (2026): 66-75.
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
医師プロフィールはこちら
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
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