Column
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2025.04.14
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
シンセルクリニック武内総院長が、半月板損傷ついて、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。
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「膝がなんとなく変…」と感じていませんか?
曲げ伸ばしするときの違和感や、階段の上り下り、立ち上がる時のいつもと違う感覚。
実はそれ、放っておくと悪化する可能性もある、様々な原因が考えられるサインです。
このコラムでは、膝の違和感を感じる原因を、骨・軟骨・靭帯・筋肉といった組織の複雑な関係から解説。
年齢や性別による違い、症状が悪化するケース、放置のリスクまで分かりやすくお伝えします。
さらに、若い方でも起こりうる「半月板損傷」の特徴的なサインに焦点を当て、具体的なチェック方法を紹介します。
「歳のせい」と諦める前に、まずはご自身の膝の状態を知ることから始めましょう。



膝の違和感を「歳のせい」と諦めていませんか?
実は、若い方でも半月板を損傷しているケースは少なくありません。
例えば、部活でサッカーをしている学生さん。
練習試合中に相手選手と接触し、膝を強く捻ってしまったとします。
「痛みが引けば大丈夫だろう」と、そのまま練習を続けていたら、徐々に膝に違和感が現れ始めました。最初は「ちょっと変だな」くらいだったのが、正座をする時や階段の上り下り、立ち上がりなど、日常生活の何気ない動作で、膝に引っかかりを感じるようになったのです。
このようなケースでは、半月板損傷の可能性が考えられます。

半月板は、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にある、三日月型の軟骨組織です。膝にかかる衝撃を吸収するクッションの役割と、関節を安定させる役割を担っています。
この半月板は、一度損傷してしまうと、自然に治ることはほとんどありません。
なぜなら、半月板は血流が乏しいため、栄養が行き届きにくく、損傷した部分を修復する力が弱いからです。
半月板損傷を早期に発見し、適切な治療を行うためには、そのサインを見逃さないことが重要です。
膝を曲げ伸ばしした時に、ポキポキ、ミシミシ、コリコリなど、音が鳴る場合は注意が必要です。
特に、膝を曲げ伸ばしした時に、毎回同じ場所で音が鳴る場合は、半月板損傷の可能性が高いと言えるでしょう。
半月板が損傷すると、その断片が関節の中で引っかかり、音が鳴ることがあります。
半月板損傷では、損傷した半月板の一部が、関節の動きを妨げてしまい、音が鳴ったり、引っかかりを感じたりするのです。
音の種類 | 考えられる原因 |
|---|---|
ポキポキ、クリック音 | 関節内の空気が弾ける音、または半月板や靭帯が骨に引っかかる音 |
ミシミシ、ゴリゴリ音 | 関節軟骨がすり減っている音 |
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膝からミシミシ音がする!見逃せない膝の変形のサインを医師が解説
スムーズに膝を曲げ伸ばしできない、途中で引っかかる感じがする、または、歩いている最中に膝が急にガクッとなる場合は、半月板損傷の可能性があります。
これは、損傷した半月板の一部が関節内で挟まってしまうことで起こります。
無理に動かさずに、安静を保ちましょう。
半月板は、血液の循環が悪いため、自然治癒は難しいとされています。
そのため、放置すると、損傷した部分が徐々に広がり、症状が悪化する可能性があります。
また、半月板損傷を放置することで、将来的に変形性膝関節症のリスクが高まることも知られています。
これは、半月板がクッションの役割を果たさなくなることで、膝関節への負担が増大し、関節軟骨のすり減りを加速させてしまうためです。
円盤状半月板という、生まれつき半月板が厚く大きい形状の人は、さらに損傷しやすく、変形性膝関節症のリスクも高いため注意が必要です。
円盤状半月板は、通常の半月板に比べて、胎児期に脛骨プラトー(すねの骨の上部にある平らな部分)を覆う範囲が広く、その形状が円盤状になっていることから、そのように名付けられました。
円盤状半月板は、その形状から、通常の半月板よりも損傷しやすく、また、損傷した場合には、修復が難しいという特徴があります。
症状の悪化
痛みや腫れが強くなり、歩行困難になることも
変形性膝関節症のリスク増加
半月板のクッション機能が低下し、関節軟骨への負担が増加
膝の不安定化
膝がぐらつきやすく、転倒のリスクが高まる
少しでも違和感を感じたら、自己判断せずに、早めに医療機関を受診しましょう。
治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。
そのため、日常生活においても膝に負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。
膝の再生医療についての動画をご覧ください↓↓
💬「本当に手術せずに良くなるの?」
そんな疑問を持つ方にこそ、ご覧いただきたい。
実際に再生医療を受けた患者様の【体験ドキュメンタリー動画】をご紹介します。
再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。人工関節の手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。



記事監修 シンセルクリニック
院長 武内晋司郎
Turati M, Anghilieri FM, Accadbled F, Piatti M, Di Benedetto P, Moltrasio F, Zatti G, Zanchi N, Bigoni M. "Discoid meniscus in human fetuses: A systematic review." The Knee 30 (2021): 205-213.
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