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足の付け根が痛い…これって股関節?リンパ?女性に多い原因と「やってはいけないこと」

2026.01.31

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

まずは動画でチェック!【足の付け根が痛い!】

シンセルクリニック武内総院長が、足の付け根の痛みについて、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。

動画をもっと見たい方はこちら↓↓
最新動画をチェック!!

歩く、立つ、階段の上り下り…、日常生活で何気なく行っている動作が、足の付け根の痛みによって困難になることは想像以上に深刻です。特に、退職後の人生を楽しみにしている高齢者の方々にとって、この痛みは大きな不安の種となるでしょう。

実は、足の付け根の痛みは、加齢とともに増加する傾向があり、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

この痛み、一体何が原因なのでしょうか?変形性股関節症、筋肉や腱の損傷、神経の圧迫、鼠径ヘルニアなど、様々な原因が考えられます。

この記事では、足の付け根の痛みの原因を5つに分け、それぞれ詳しく解説します。さらに、痛みを和らげるための効果的な対処法や予防策、そして近年注目されている再生医療についてもご紹介します。

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足の付け根の痛みの原因5選と疑うべき病気

「今まで普通にできていたことができない」「これからの人生を楽しめるのだろうか」といった不安を抱える方も少なくありません。

痛みの原因は実に多岐にわたりますが、適切な診断と治療によって改善できる場合がほとんどです。

まずはその原因を探ることから始めましょう。

股関節の病気(変形性股関節症など)

股関節の痛みで最も一般的な原因の一つが、変形性股関節症です。

股関節は、私たちの全体重を支える非常に重要な関節で、歩く時には体重の約3倍、階段を上る時には約6倍もの力がかかると言われています。

つまり、体重60キロの方なら、歩く時には180キロ、階段を上る時には360キロもの力が股関節にかかっているということなんですね。

この股関節の負荷が、股関節のクッションの役割を果たす軟骨をすり減らせ、骨同士が直接ぶつかり合うことで痛みや炎症を引き起こす病気です。

初期には、立ち上がり時や歩き始めなどに痛みを感じることが多く、安静にしていると治まる傾向があります。

しかし、進行すると、常に痛みを感じたり、関節の動きが悪くなったり、脚の長さに左右差が生じることもあります。

変形性股関節症については詳しくご覧ください↓↓

変形性股関節症とは?整形外科医が徹底解説

筋肉や腱の損傷(肉離れ、腱炎など)

スポーツや急な動作、長時間の歩行などによって、足の付け根周辺の筋肉や腱が損傷し、痛みを引き起こすことがあります。

筋肉が損傷することを肉離れ、腱が炎症を起こすことを腱炎と言います。

肉離れは、筋肉繊維が部分的に、あるいは完全に断裂することで起こり、強い痛みや腫れ、内出血などを伴います。

一方、腱炎は、使い過ぎや負荷のかかり過ぎ、加齢による組織の脆弱化などによって腱に炎症が起こるもので、安静にしていても痛むことがあります。

高齢者の場合、若い人に比べて筋肉や腱の修復能力が低下しているため、損傷からの回復に時間がかかる傾向があります。

神経の圧迫(坐骨神経痛など)

坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びている坐骨神経が圧迫されることで、お尻や太もも、ふくらはぎ、そして足の付け根にも痛みやしびれが生じる病気です。

腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などが原因で坐骨神経が圧迫されることが多く、特に中高年に多く発症します。

症状は、安静にしているときよりも、立ったり歩いたり、前かがみになったりしたときに悪化しやすい傾向があります。

長時間同じ姿勢でいることが多い高齢者にとって、坐骨神経痛は大きな悩みの種となる可能性があります。

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニア(脱腸)は、お腹の中の腸の一部などが、足の付け根にある鼠径部から皮膚の下に飛び出してしまう病気です。

立った時やお腹に力を入れた時、咳やくしゃみをした時に鼠径部の皮膚の下に柔らかい膨らみを感じ、通常、指で押さえたり横になったりすると膨らみは引っ込みます。

鼠径ヘルニアは、加齢による筋膜の衰え、あるいは生まれつき鼠径部の壁が弱いことが原因で起こり、自然に治ることはほとんどありません。

高齢者の場合、手術のリスクも考慮する必要がありますが、放置すると腸閉塞などの重篤な合併症を引き起こす可能性もあるため、医師との相談が不可欠です。

その他の疾患(関節リウマチ、リンパ管炎など)

関節リウマチは、免疫システムの異常によって関節が炎症を起こす病気で、手足の関節に発症することが多いですが、股関節に発症することもあります。

リンパ管炎は、細菌感染などによってリンパ管に炎症が起こる病気で、感染した部分に鼠径部などのリンパ腺に向かって伸びる赤い線が現れ、悪寒やリンパ腺の腫れ、発熱などを伴うこともあります。

これらの病気も足の付け根の痛みの原因となることがあります。

👩 女性の方へ:その痛み、「股関節」ではないかもしれません

「足の付け根が痛い」と受診される女性の中には、股関節そのものではなく、リンパや婦人科系のトラブルが原因のケースもあります。

【セルフチェック】こんな症状はありませんか?

  • ✅ 足の付け根に「しこり」や「腫れ」がある
  • ✅ 痛みだけでなく、微熱が続いている
  • ✅ 生理周期に合わせて痛みが強くなる

これらに当てはまる場合、まずは婦人科や内科の受診をお勧めします。
「内科では異常なしと言われたのに、まだ痛い」という場合は、隠れ股関節症の可能性がありますので、当院へご相談ください。

下記の動画をご覧いただくとより理解が深まります。

シンセルクリニック武内総院長が、足の付け根の痛み、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。

股関節の精密診断を実施中!

シンセルクリニックは「股関節」に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。

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足の付け根の痛みを和らげる対処法と予防策

足の付け根の痛みは、立ち上がる、歩く、階段を上るといった日常の動作に支障をきたし、生活の質を著しく低下させる可能性があります。特に、退職後の高齢者の方々にとっては、活動範囲が狭まり、社会的な交流の機会も減少し、心身ともに大きな負担となることが懸念されます。

この記事では、足の付け根の痛みを和らげるための効果的な対処法と予防策について、整形外科医の視点から解説します。

症状に合わせた適切なストレッチ

足の付け根の痛みを和らげるためには、股関節周辺の筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げることが重要です。痛みや違和感を感じやすい内転筋、腸腰筋、大腿四頭筋といった筋肉群に適切なストレッチを行うことで、症状の改善が期待できます。

股関節のストレッチについては詳しくご覧ください↓↓

股関節を柔らかくするストレッチとは?整形外科医が解説

注意すべきストレッチ

痛みがある時は、股関節に過度な負担がかかるストレッチは避けましょう。

特に、

  • 上半身と下半身をねじる動き

  • 股関節を大きく反らせる動き

  • 椅子に座ったまま脚を組む

などは股関節に負担がかかりやすく、症状を悪化させる可能性があります。

⚠️ 「手術しかない」と言われる前に知っておくこと

足の付け根の痛み(変形性股関節症)が進行すると、最終的には「人工関節置換術」という手術が必要になります。

手術は痛みを取る有効な手段ですが、一度人工関節を入れると、以下のリスクと付き合うことになります。

  • 脱臼のリスク:深くしゃがむ、足を組むなどの動作が一生制限されます。
  • 再手術の可能性:人工関節の寿命は15〜20年です。若い方ほど、将来入れ替え手術が必要になります。
  • 入院期間:片足でも2〜3週間の入院と、数ヶ月のリハビリが必要です。

「まだ手術はしたくない」「自分の骨を残したい」
そう願う方のための新しい選択肢が、次に紹介する再生医療です。

最近の再生医療とは?

近年、再生医療という言葉を耳にする機会が増えましたが、実際にはどのような治療法なのでしょうか?

再生医療とは、患者さん自身の細胞や組織を利用して、傷ついた組織を再生させる治療法です。

従来の治療法では難しかった、痛みの根本的な原因にアプローチできる可能性を秘めた、まさに「最新の治療法」と言えるでしょう。

股関節痛の治療にも、再生医療が積極的に導入され始めています。

当院の再生医療を受け方のインタビュー動画はこちらをご覧ください↓↓ 

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。

この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Hogan RD, Safran MR. "Hip joint pathology as the most common cause of chronic groin pain: femoroacetabular impingement, labral tears, and osteoarthritis." Journal of Athletic Training, (2015).

2. PMID 30719738: "Hip-related groin pain: femoroacetabular impingement, chondral and labral lesions—a consensus on clinical presentation and imaging-based evaluation."

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