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椎間板ヘルニアでやってはいけないこととは?整形外科医が解説!

2025.12.03

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

まずは動画でチェック!【椎間板ヘルニアのやってはいけないこと】

シンセルクリニック武内総院長が、椎間板ヘルニアのやってはいけないことについて、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。

動画をもっと見たい方はこちら↓↓
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腰に激痛が走り、足がしびれる…。

そんな経験はありませんか?

もしかしたら、それは椎間板ヘルニアのサインかもしれません。近年増加傾向にある椎間板ヘルニアは、加齢や姿勢、重い物の持ち上げ方など、様々な原因によって引き起こされます。

この記事では、椎間板ヘルニアで3つの「やってはいけないこと」をご紹介します。

具体的には、短期間での過度な運動、悪い姿勢での長時間作業、間違った重い物の持ち上げ方、そして症状を悪化させる危険なストレッチ、そして椎間板ヘルニア患者にとって危険な仕事の種類について、具体的な例を交えながら詳しく解説します。

日常生活の些細な習慣が、実は椎間板ヘルニアを悪化させる原因になっているかもしれません。この記事で紹介する「やってはいけないこと」を理解し、今すぐチェックしてください。

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椎間板ヘルニアについて

腰にズキンとした痛みや、足にしびれを感じたことはありませんか?

もし思い当たるなら、椎間板ヘルニアの初期症状かもしれません。

「椎間板ヘルニア」という病名は聞いたことがあるけれど、詳しいことはわからないという方も多いのではないでしょうか。

この章では、椎間板ヘルニアとはどんな病気なのか、その原因について、解説します。

椎間板ヘルニアとは何か

私たちの背骨は、積み木のようにたくさんの小さな骨(椎骨)が積み重なってできています。

そして、それぞれの椎骨の間には、クッションの役割をする「椎間板」というゼリー状の組織があります。

椎間板は、弾力性に富んでおり、衝撃を吸収したり、体をスムーズに動かせるようにする役割を担っています。このおかげで、私たちは体を曲げたり、ひねったり、ジャンプしたりといった動作をスムーズに行うことができるのです。

椎間板ヘルニアとは、この椎間板の中にある髄核という柔らかい部分が、外側の線維輪という硬い部分を突き破って飛び出してしまう状態のことです。

飛び出した髄核が神経を圧迫することで、腰や足に痛みやしびれなどの症状が現れます。

特に、スポーツ選手のように激しい運動を日常的に行っている方は、椎間板に大きな負担がかかりやすく、ヘルニアのリスクが高まります。

主な原因

椎間板ヘルニアの主な原因は、加齢による椎間板の変性です。年齢を重ねるとともに、椎間板は水分を失い、弾力性が低下していきます。

若い頃は、まるでみずみずしいブドウのような弾力性を持つ椎間板も、年齢を重ねるにつれて、干しブドウのように硬く、もろくなっていくのです。

この状態になると、ちょっとした動作でも線維輪に亀裂が生じやすくなり、髄核が飛び出しやすくなってしまいます。

その他にも、以下のような原因が考えられます。

  • 長時間の中腰姿勢や猫背などの悪い姿勢:

例えば、デスクワークやスマートフォンの操作などで長時間前かがみの姿勢を続けていると、椎間板への負担が増大し、ヘルニアのリスクが高まります。

  • 重い物を持ち上げるなどの腰への負担:

重い荷物を持ち上げる際、腰を曲げたまま持ち上げると、椎間板に過剰な圧力が加わり、ヘルニアを引き起こす可能性が高くなります。

  • スポーツや交通事故などによる急激な衝撃:

ラグビーやアメフトなどの激しいコンタクトスポーツや交通事故など、強い衝撃が加わることで椎間板が損傷し、ヘルニアを発症することがあります。

  • 遺伝性:

家族に椎間板ヘルニアの患者がいる場合、遺伝的に椎間板が弱く、ヘルニアになりやすい体質である可能性があります。

  • 肥満:

体重が増加すると、腰への負担も増大し、椎間板ヘルニアのリスクが高まります。

例えば、私の患者さんの中には、長年デスクワークを続けていたことで、椎間板ヘルニアを発症した方がいらっしゃいます。また、若い頃にラグビーをしていた患者さんの中には、激しいタックルが原因でヘルニアになった方もいます。

椎間板ヘルニアの原因について詳しくご覧ください↓↓

椎間板ヘルニアの4番5番が原因?気になる症状とは

椎間板ヘルニアのリスクファクター

椎間板ヘルニアになりやすいリスクファクターには、以下のようなものがあります。

リスクファクター

説明

具体的な例

加齢

年齢を重ねるごとに椎間板が変性しやすくなる

50代以降は特に注意が必要

喫煙

ニコチンは血管を収縮させ、椎間板への栄養供給を阻害する

禁煙することでリスクを軽減できる

肥満

腰への負担が増加する

適正体重を維持することが重要

長時間の中腰姿勢

椎間板への圧迫が強くなる

デスクワークや工場での作業など

重い物を持ち上げる作業

腰に大きな負担がかかる

介護職や運送業など

激しいスポーツ

椎間板に急激な衝撃が加わる

ラグビー、アメフト、重量挙げなど

遺伝

家族に椎間板ヘルニアの人がいる場合、発症リスクが高まる

定期的な検査を受けることが推奨される

デスクワークが多い方は、こまめに休憩を取り、軽いストレッチを行うことで、椎間板への負担を軽減できます。また、重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とすようにし、腰への負担を最小限に抑えるようにしてください。

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椎間板ヘルニアで3つのやってはいけないこと

椎間板ヘルニアになると、腰にズキズキとした痛みやしびれが出て、日常生活にも支障が出てきます。

これは、飛び出した椎間板の内容物が神経を圧迫しているサインです。

さらに、間違った動作をしてしまうと、症状を悪化させ、神経へのダメージをさらに大きくしてしまう可能性があります。

この記事では、椎間板ヘルニアで特にやってはいけないことを3つご紹介していきます。これらを避けることで、痛みを悪化させずに、少しでも快適に過ごせるようにしていきましょう。

短期間での過度な運動

椎間板ヘルニアになったら、安静にしていなければならないと思っていませんか?

確かに、激しい痛みがある時は安静も必要です。しかし、実は適度な運動は、回復を早める効果があります。

なぜなら、適度な運動は、腰回りの筋肉を鍛え、椎間板への負担を軽減するからです。加えて、血行を促進し、損傷した組織の修復を促す効果も期待できます。

ただし、短期間での過度な運動は禁物です。

久しぶりに運動するからといって、いきなり激しい筋トレや長距離のマラソンをするのは避けましょう。椎間板に大きな負担がかかり、症状が悪化してしまう可能性があります。私の患者さんの中にも、軽いジョギングから始めようと、週末に張り切って10km走った結果、腰痛が悪化し来院された方がいました。

具体的に、やってはいけない運動の例として、以下のようなものがあります。

  • ジャンプ動作を伴う運動

バスケットボールやバレーボールなど。ジャンプの着地時に強い衝撃が椎間板に加わり、損傷を悪化させる可能性があります。

  • 身体をねじる運動

ゴルフやテニスなど。急な身体のひねりは、椎間板に過大なストレスを与え、ヘルニアの突出を助長する可能性があります。

  • 長時間同じ姿勢を続ける運動

自転車など。長時間同じ姿勢を続けることで、特定の筋肉に負担がかかり続け、血行不良や筋肉の硬直を招き、結果的に椎間板への負担を増大させる可能性があります。

これらの運動は、椎間板への負担が大きいため、ヘルニアを悪化させる可能性があります。特に、痛みがあるときは無理せず安静にするか、医師に相談してから運動するようにしましょう。

悪い姿勢での長時間作業

デスクワークやパソコン作業など、長時間同じ姿勢で作業をすることが多い現代人にとって、悪い姿勢は椎間板ヘルニアの大敵です。

猫背や前かがみの姿勢は、腰椎に負担がかかりやすく、椎間板への圧力を高め、ヘルニアを悪化させる原因になります。

特に、デスクワークが多い方は、正しい姿勢を意識することが大切です。

正しい姿勢を保つためには、以下のような点に気をつけましょう。

  • 椅子に深く座り、背筋を伸ばす。

  • 足の裏を床につけるか、足置きを使う。

  • パソコンの画面は目の高さに合わせる。

  • 1時間に1回は立ち上がり、軽いストレッチをする。

また、椅子や机の高さを調整することも大切です。

自分に合った高さの椅子や机を使うことで、正しい姿勢を保ちやすくなります。私の患者さんの中には、椅子の高さを調整し、モニターの位置を上げただけで、首や肩の痛みが軽減した方もいらっしゃいます。

長時間の座位姿勢では、椎間板への圧力が立位時の1.4倍にもなると言われています。さらに、猫背の状態ではその圧力がさらに増加します。これらの負担を軽減するために、こまめな休憩や姿勢の矯正、適切な運動が重要です。

重い物の持ち上げ方

重い物を持ち上げる際に、腰に負担がかかりやすいのは言うまでもありません。

椎間板ヘルニアの方は、特に注意が必要です。重い物を持ち上げる際は、以下の点に注意しましょう。

  • 持ち上げる前に、物体の重さを確認する。無理だと感じたら、無理せず誰かに手伝ってもらうようにしましょう。

  • 膝を曲げ、腰を落とす。腰を曲げたまま持ち上げると、椎間板に過剰な圧力がかかります。

  • 背筋を伸ばしたまま、持ち上げる。背中が丸まっていると、腰への負担が増大します。

  • 体をねじらない。身体をねじると、椎間板にねじれが生じ、損傷を悪化させる可能性があります。

  • 重い物を運ぶときは、荷物を体の中心に近づける。荷物と身体の距離が離れるほど、腰への負担が増大します。

また、無理に重い物を持ち上げようとしないことも大切です。どうしても持ち上げなければならない場合は、誰かに手伝ってもらうようにしましょう。

私の患者さんの中には、引っ越し作業で無理をしてしまい、症状が悪化した方が何人もいらっしゃいます。

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椎間板ヘルニアに悪影響を与えるストレッチ

椎間板ヘルニアは、腰痛や足のしびれを引き起こす、日常生活に大きな影響を与える疾患です。多くの方が痛みを和らげようとストレッチを試みますが、残念ながら、かえって症状を悪化させてしまうケースも少なくありません。良かれと思って行ったストレッチが、なぜ逆効果になってしまうのでしょうか?

この章では、椎間板ヘルニアに悪影響を与えるストレッチの種類を解説し、適切な対処法と合わせて具体的な例を交えて説明します。

やってはいけないストレッチとは?

椎間板ヘルニアでやってはいけないストレッチは、大きく分けて以下の3種類です。

  • 前屈ストレッチ

  • 捻転ストレッチ

  • 反り腰ストレッチ

椎間板ヘルニアの初期症状について詳しくご覧ください↓↓

この痛みもしかして椎間板ヘルニアの初期症状かも?医師が徹底解説

ストレッチの正しい方法

椎間板ヘルニアの症状を悪化させないためには、正しい方法でストレッチを行うことが非常に重要です。

腰痛のストレッチについて詳しくご覧ください↓↓

腰痛のすぐ効くストレッチをご紹介!整形外科医が監修

椎間板ヘルニア患者がやってはいけない仕事

椎間板ヘルニアになると、腰痛や足のしびれの悪化が心配になり、今までできていた仕事にも支障が出てくる可能性があります。

特に、腰に負担のかかる仕事をしている方は、症状の悪化を懸念して不安になることも多いでしょう。

無理をして仕事を続けると、痛みがさらにひどくなったり、回復が遅れたりする可能性も懸念されます。

この章では、椎間板ヘルニアの患者さんが避けるべき仕事内容、そして、もしどうしても続ける必要がある場合の対処法について、具体的な例を挙げて説明します。

持続的な重作業を避ける

椎間板ヘルニアで最も注意すべき点は、腰への負担です。

中腰での作業や、重いものを持ち上げる作業は、椎間板への負担を増大させ、症状を悪化させる可能性があります。

例えば、農業で重い野菜の収穫作業や、運送業で大きな荷物を運ぶ仕事は、椎間板ヘルニアにとって大きなリスクとなります。

また、介護の仕事のように、人を抱え上げる動作が多い仕事も注意が必要です。

私の患者さんの中にも、建設現場でクレーン作業に従事していた方が、椎間板ヘルニアを発症し、激痛で仕事ができなくなってしまったケースがありました。

また、別の患者さんは、スーパーの店員として、重い商品を運んだり、棚に陳列したりする作業を続けていた結果、ヘルニアが悪化し、手術が必要になったケースもあります。

具体的に、重労働の例を挙げると、以下の通りです。

  • 引っ越し作業員

家具や家電など、重いものを運ぶ作業が多く、階段の上り下りも頻繁にあるため、腰への負担が非常に大きくなります。

  • 建設作業員

資材の運搬や、高い場所で作業をする際に腰に負担がかかり、また、不意の転倒や落下物による衝撃もヘルニアを悪化させるリスクがあります。

  • 看護師

患者さんの移動や介助で、中腰での作業や抱え上げる動作が多く、腰を痛めるリスクが高い仕事です。

  • 農業従事者

重い農作物の運搬や、中腰での作業が多く、長時間の屋外作業による疲労も蓄積しやすいため、ヘルニアが悪化しやすい環境です。

  • 工場作業員

重量物を扱う作業や、同じ体勢での反復作業など、腰に負担のかかる作業が多く、慢性的な腰痛に悩まされる方も少なくありません。

これらの仕事は、腰への負担が大きいため、椎間板ヘルニアの方はできる限り避けるべきです。

どうしてもこれらの仕事を続ける必要がある場合は、コルセットを着用する、休憩をこまめにとる、作業姿勢を工夫するなど、腰への負担を軽減するための対策を徹底することが重要です。

椎間板ヘルニアの改善に「再生医療」

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、日常生活においても膝に負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

当院の再生医療を知りたい方はこちらをご覧ください↓↓

当院独自の再生医療を受けた患者様のインタビュー

再生医療はまだ新しい治療法ですが、腰部脊柱管狭窄症の後遺症に対して、多くの患者さんで痛みの軽減、しびれの改善、歩行距離の延長などの効果が報告されています。

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Watkins RG 4th, Watkins RG 3rd. Cervical Disc Herniations, Radiculopathy, and Myelopathy. Clinics in sports medicine 40, no. 3 (2021): 513-539.

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