Column

コラム

true

ホーム
コラム一覧

膝のお皿が痛くなる膝蓋下脂...

膝のお皿が痛くなる膝蓋下脂肪体について

2025.06.24

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

まずは動画でチェック!

【膝蓋下脂肪体の真実と治療選択肢】

シンセルクリニック武内総院長が、膝蓋下脂肪体について、そして最新の再生医療について分かりやすく解説します。まずは動画をご覧いただくと理解しやすくなります。

▶ チャンネル登録はこちらから ➡ 登録して最新動画をチェック!

膝の痛みは日常生活を大きく制限する厄介なものです。

階段の上り下りや正座もままならない、そんな辛い思いをしている人も少なくないのではないでしょうか?

実は、膝のお皿の下にある「膝蓋下脂肪体」が原因で膝の痛みが起こるケースも。膝蓋下脂肪体はクッションの役割を担い、膝を守る重要な組織ですが、加齢や使い過ぎによって炎症を起こしやすくなります。

膝蓋下脂肪体について詳しく解説し、その痛みを改善するための治療法や予防策を紹介します。膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

大阪・名古屋で診療を予約する
再生医療の症例実績を見る

膝蓋下脂肪体について知ろう

膝の痛みは、日常生活でとてもつらいものです。

「歩くのがつらい」「階段の上り下りが大変」「正座ができない」など、痛みのために今まで当たり前にできていたことができなくなってしまうこともあります。

膝の痛みを引き起こす原因はさまざまですが、今回は、膝のお皿の下にある「膝蓋下脂肪体」が原因で起こる膝の痛みについて詳しく解説していきます。

膝の皿が痛い!膝蓋下脂肪体とは?

膝蓋下脂肪体とは、膝のお皿(膝蓋骨)の下にある脂肪組織のことです。

脂肪と聞くと、お腹やお尻などについている体のエネルギーを蓄えるものというイメージが強いかもしれません。しかし膝蓋下脂肪体は、ただの脂肪の塊ではなく、膝にとって重要な役割を担っています。

膝蓋下脂肪体の役割

では、膝蓋下脂肪体にはどのような役割があるのでしょうか?

膝蓋下脂肪体は、膝のお皿の下にあって、膝関節がスムーズに動くように、クッションのような役割をしています。

例えるなら、ローラー滑りをする時に膝につけるプロテクターのようなものです。転倒した時の衝撃を和らげて、膝を守ってくれます。 また、膝蓋下脂肪体は、膝関節にかかる衝撃や圧力を分散させて、膝への負担を軽減する役割も担っています。

膝蓋下脂肪体の痛みの原因

通常、膝蓋下脂肪体は、膝の動きに合わせて柔軟に形を変え、膝関節の動きをサポートしています。

しかし、加齢や使いすぎ、怪我などによって膝蓋下脂肪体に炎症が起こると、脂肪体が硬くなってしまい、周囲の組織との摩擦が生じます。その結果、膝のお皿の下や周囲に痛みを引き起こすと考えられています。

この炎症は、使いすぎによって引き起こされることが多いです。

例えば、ランニングやジャンプを繰り返すスポーツを長時間行うことで、膝蓋下脂肪体に負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。これは、アスリートに多く見られ、特にバスケットボールやバレーボールの選手のようにジャンプや着地を繰り返す動きが多いスポーツでは、膝蓋下脂肪体への負担が大きくなりやすいです。

さらに、加齢も膝蓋下脂肪体の炎症を引き起こす要因の一つです。

年齢を重ねるとともに、膝蓋下脂肪体の水分量が減少し、弾力性が低下するため、炎症を起こしやすくなります。これは、ちょうど風船がしぼんでいくように、弾力性が失われていくイメージです。若い頃は、多少の負担がかかっても、膝蓋下脂肪体は柔軟に対応できますが、年齢を重ねると、同じ負担でも炎症を起こしやすくなってしまうのです。

膝の痛みを和らげる対処法は併せてお読みください↓↓

膝の痛みで正座ができない!痛みの原因と痛みを和らげる効果的な対処法

膝蓋下脂肪体の痛みの症状

膝のお皿の下あたりに、階段の上り下りや立ち上がりで痛みが走ったり、何となく違和感を感じたりすることはありませんか?もしかしたらそれは、膝蓋下脂肪体が原因かもしれません。

今回は、膝蓋下脂肪体の痛みの特徴や診断方法、他の膝の痛みとの違いについて、実際の症例も交えながら詳しく解説していきます。

膝蓋下脂肪体による痛みの特徴

膝蓋下脂肪体の痛みは、膝のお皿の下あたりに感じることが多く、特に階段の降りる時や、椅子から立ち上がる時など、膝に体重がかかる動作で痛みが強くなる傾向があります。

例えば、患者さんの中にも、こんな方がいらっしゃいました。

  • 50代女性。趣味の旅行で長時間バスに乗った後、階段を降りる時に膝の痛みが強くなり、歩行が困難になった。

  • 30代男性。立ち仕事で、夕方になると膝のお皿の下が重だるく、痛みが増してくる。

  • 60代女性。正座やしゃがむ動作で膝のお皿の下に痛みがあり、和式トイレの使用に苦労していた。

このように、膝蓋下脂肪体の痛みは、日常生活の些細な動作がきっかけになることも多く、年齢や性別を問わず起こり得る症状です。

痛みの感じ方は人それぞれですが、

  • 膝のお皿の下に、小石が入っているようなゴロゴロとした違和感

  • 膝を曲げると、お皿の下が突っ張るような感じ

  • 膝の動きが悪く、スムーズに動かせない感じ

といった症状を感じる方が多いようです。

また、膝蓋下脂肪体は炎症を起こしやすい組織なので、腫れや熱感を伴うこともあります。さらに、炎症が長引くと、膝蓋下脂肪体が線維化し、硬くなってしまうことも。こうなると、膝の動きが悪くなるだけでなく、痛みも慢性化する傾向があります。

これらの症状は、人によって感じ方が異なるため、気になる症状がある場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。

膝蓋下脂肪体と他の膝の痛みとの違い

膝の痛みは、膝蓋下脂肪体以外にも、様々な原因で起こることがあります。代表的なものとしては、

  • 変形性膝関節症

  • 半月板損傷

  • 靭帯損傷

  • Osgood-Schlatter病

  • ランナー膝

などが挙げられます。

これらの病気は、それぞれ痛みの出る場所や特徴が異なります。

例えば、変形性膝関節症では、膝全体に痛みや腫れが出やすく、階段の上り下りや立ち上がり時に痛みが強くなります。一方、膝蓋下脂肪体の痛みは、お皿の下あたりに限定されることが多く、膝の曲げ伸ばしや圧迫によって痛みが強くなるという特徴があります。

ひざの痛みのコラムもご覧ください↓↓

変形性膝関節症とは?症状から最新治療まで整形外科医が解説

半月板損傷とは?原因から最新治療まで整形外科医が解説

膝蓋下脂肪体の改善に効果的なストレッチ

膝蓋下脂肪体の痛みを改善し、再発を予防するためには、自宅でできる簡単な運動やストレッチを継続して行うことが大切です。

ストレッチ:

  • 膝蓋下脂肪体のストレッチ

膝を伸ばした状態で、膝のお皿の少し下を指で優しく押さえながら、ゆっくりと膝を曲げ伸ばしします。

  • 太ももの前側のストレッチ

立位で片方の足を後ろに持ち、かかとをお尻に近づけるようにして太ももの前側を伸ばします。

  • ふくらはぎのストレッチ

壁に手をついて、片方の足を後ろに引き、アキレス腱を伸ばすようにします。このストレッチは、ふくらはぎの筋肉を伸ばし、膝関節の動きをスムーズにする効果があります。

膝のストレッチについて詳しくご覧ください↓↓

ひざの簡単ストレッチ方法をご紹介!整形外科監修

大阪・名古屋で診療を予約する
再生医療の症例実績を見る

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

  1. Chaves P, Simões D, Paço M, Silva S, Pinho F, Duarte JA and Ribeiro F. Deep Friction Massage in the Management of Patellar Tendinopathy in Athletes: Short-Term Clinical Outcomes.. Journal of sport rehabilitation 29, no. 7 (2020): 860-865.

  2. Lu PY, Wu HY, Chen LH, Liu CY and Chiou AF. The Effects of Self-Aromatherapy Massage on Pain and Sleep Quality in Patients with Rheumatoid Arthritis: A Randomized Controlled Trial.. Pain management nursing : official journal of the American Society of Pain Management Nurses 24, no. 4 (2023): e52-e60.

同カテゴリの最新記事

Access

アクセス

大阪院

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ御堂筋線

四つ橋駅から徒歩3分

提携

名古屋(ドクターフォースクリニック)

所在地

〒460-0003

愛知県名古屋市中区錦1-15-8

アミティエ錦第一ビル3階

Googleマップ

電車でお越しの方

名古屋市営地下鉄桜通線

国際センター駅 徒歩8分

名古屋市営地下鉄東山線

伏見駅 徒歩7分

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区

西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ四つ橋線

四つ橋駅から徒歩3分

ひざ・肩・股関節の再生医療専門クリニック

大阪

名古屋

まずは、ご相談ください

再生医療の可能性を、一人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
新しい選択肢を「知る」ために、まずはお気軽にお問い合わせください。

診療時間

9:00〜18:00

※木曜、日曜、祝日は休診日となります。

電話での予約・お問い合わせ
診療予約
お問い合わせ
診療予約はこちら