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2025.10.24
院長監修記事

武内 晋司郎
(たけうち しんじろう)
シンセルクリニック総院長
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。
三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

突然、片方のふくらはぎにズキンとした痛みが走り、驚き、そして不安になった経験はありませんか?
これまで何の症状もなかったのに急に痛むと、「一体何が起こったのだろう」「重い病気ではないだろうか」と心配でたまらなくなる患者さんの気持ちは、整形外科医として長年診察をしてきた私にはよく分かります。
実は、片足のふくらはぎの痛みは、一時的な筋肉トラブルから、命に関わるような重篤な病気のサインまで、多岐にわたる原因が隠されている可能性があります。
この記事では、見逃せない5つの主な原因と、それぞれの正しい対処法を整形外科医の視点から詳しく解説。あなたの不安を和らげ、適切な行動をとるための一助となれば幸いです。
関節痛・慢性疼痛・手足のしびれの精密診断を実施中!
当院では、薬物療法ではなく、再生医療も提供しています。疼痛などでお悩みの方は、再生医療という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。




突然、片方のふくらはぎにズキンとした痛みが走ると、本当に驚き、そして不安になりますよね。特に、これまで何の症状もなかったのに急に痛みが現れると、多くの人がどう対処していいか戸惑われるものです。
長年整形外科医として数多くの患者さんと接してきましたが、特にふくらはぎの痛みは、その原因が多岐にわたるため、時に診断が難しいケースもあります。
一時的な筋肉のトラブルから、命に関わるような重篤な病気のサインまで、さまざまな原因が隠されている可能性があります。この記事では、あなたの不安を少しでも和らげ、適切な行動をとれるよう、整形外科医である私の視点から、具体的な原因と対処法を詳しくお伝えしていきます。
片方のふくらはぎに起こる急な痛みの原因として、まず考えられるのは筋肉や神経のトラブルです。これらは日常的によく見られる症状ですが、それぞれ痛みの性質や原因が異なります。

スポーツ中や急な動作で、「ブチッ」という感覚とともに、ふくらはぎに鋭い痛みが走ります。患部が腫れたり、内出血で皮膚が青紫色になったりすることもあります。歩行が困難になるほどの痛みを伴うことが多いです。
「膝の裏側」が張っている方へ
それは筋肉痛ではなく、関節に水が溜まっているサインかもしれません。

就寝中や運動中に、ふくらはぎの筋肉が突然強く収縮し、激しい痛みを伴います。数分で痛みは引くことが多いですが、しばらくは違和感が残ります。
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夜中に足がつるのは何の病気?「こむら返り」を医師が解説!

腰からお尻、太ももの裏を通って、片方のふくらはぎや足の先にかけて、痛みやしびれ、ピリピリとした感覚が広がります。腰には痛みがなくても、足だけに症状が出ることがあります。
ふくらはぎの痛みが『お尻』から来ている場合は要注意」 それは筋肉痛ではなく、神経のSOSかもしれません。
[▶ 医師解説:坐骨神経痛の「やってはいけない」ストレッチ]
ふくらはぎの片方の痛みは、時に命に関わるような血流の病気のサインであることがあります。特に注意が必要なのが、深部静脈血栓症と末梢動脈疾患です。

片方のふくらはぎが急に腫れ、強い痛み、皮膚が赤くなる、触ると熱っぽいなどの症状が現れます。足の甲までむくみが広がることもあります。
整形外科医の視点:
私は整形外科医として多くの患者さんと接してきましたが、特に長期臥床を余儀なくされた高齢の患者さんや、手術を終えたばかりの患者さんには、DVTの兆候がないか細心の注意を払って観察しています。診察室で「飛行機に乗ってから片足だけがパンパンに腫れて、触ると熱いんです」という訴えを聞くと、DVTの可能性を強く疑い、すぐに検査を勧めることがあります。

歩き始めると片方のふくらはぎが痛くなり、しばらく休むと痛みが和らぎ、また歩けるようになる「間歇性跛行(かんけつせいはこう)」が特徴です。足が冷たい、しびれる、皮膚の色が悪くなるなどの症状を伴うこともあります。
整形外科医の視点:
長年整形外科医として、足の痛みを訴える患者さんを診てきましたが、筋肉や骨だけでなく、血管の問題を見過ごさない視点が非常に重要だと感じています。患者さんからは「少し歩くとふくらはぎが痛くなって、立ち止まって休むと楽になる」という典型的な症状をよく伺います。
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間欠性跛行とは?整形外科医が解説!
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片足のふくらはぎの痛みでも、以下のような症状が見られる場合は、緊急性が高く、すぐに医療機関を受診してください。放置すると命に関わる病気が隠れている可能性もあります。
片足だけが急に、そしてひどく腫れ上がっている。
ふくらはぎが赤くなり、触ると熱を持っている。
激しい痛みが突然始まり、時間とともに悪化している。
痛みだけでなく、足全体にしびれや麻痺がある。
足の指先が冷たく、色が悪い(紫色など)。
息苦しさや胸の痛みなど、呼吸器系の症状も伴っている。
数日経っても痛みが改善せず、日常生活に支障が出ている。
歩くとすぐにふくらはぎが痛くなり、休まないと歩き続けられない(間歇性跛行)。
受診すべき診療科は、症状によって整形外科、血管外科、内科などが考えられますが、迷った場合はまずかかりつけ医にご相談いただくか、総合病院の救急外来を受診することも検討してください。
軽いふくらはぎの痛みであれば、ご自宅でできる応急処置や予防ケアで症状が和らぐこともあります。しかし、まずはご自身の痛みが緊急を要するものではないか、前の項目で挙げた「危険なサイン」に当てはまらないかを確認してください。

この判断は非常に大切です。間違ったケアは逆効果になることもあります。
冷やす場合(アイシング)目安:
急なケガ(肉離れなど)や、痛みと共に熱を持っている、腫れているといった急性炎症の症状があるときです。
温める場合(温罨法)目安:
慢性的な痛み、筋肉の張りやこわばり、血行不良が原因と考えられるとき、またはこむら返りの後です。熱感や腫れがない場合に行います。
日頃からふくらはぎの筋肉を柔らかく保つことは、痛みの予防に繋がります。私自身、柔道やラグビーでの経験からも、日頃のケアがいかに大切かを痛感しています。
ふくらはぎ全体のストレッチ(腓腹筋・ヒラメ筋)

壁に両手をつき、片足を後ろに大きく引きます。後ろ足のかかとを床につけたまま、前方の膝をゆっくり曲げ、ふくらはぎが伸びるのを感じます。さらに深く曲げると、足首に近い部分(ヒラメ筋)が伸びます。それぞれ20秒から30秒キープし、左右交互に行います。
足首の底背屈運動

椅子に座り、かかとを床につけたまま、つま先をできるだけ上に向けて持ち上げます。次に、つま先を床につけて、かかとをできるだけ高く持ち上げます。この動きをゆっくりと繰り返します。足首の柔軟性を高め、血流改善にも繋がります。
ふくらはぎの痛みに関する診察で、患者さんからよくいただく質問とその回答をまとめました。
Q1: 市販の湿布や痛み止めは飲んでも大丈夫ですか?
A1: 軽度の筋肉痛やこむら返り後の違和感であれば、市販の湿布や内服の痛み止めで一時的に症状を和らげることは可能です。炎症を抑える効果があるものを選ぶと良いでしょう。しかし、痛みが強い場合や、数日経っても改善しない場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
Q2: ふくらはぎの痛みが頻繁に起こるのですが、再発を防ぐにはどうすれば良いですか?
A2: ふくらはぎの痛みが繰り返し起こる場合、根本的な原因を探ることが大切です。日頃からのストレッチや水分補給、バランスの取れた食生活、適切な運動習慣は基本中の基本です。また、足に合った靴を選び、長時間同じ姿勢でいることを避けるなど、生活習慣を見直すことも重要になります。原因が血流障害や神経の圧迫であれば、それに応じた専門的な治療が必要です。診
Q3: シンセルクリニックでは、ふくらはぎの痛みにどうアプローチしますか?
A3: 当院シンセルクリニックでは、慢性的な関節や筋肉の痛みに特化した再生医療を提供しており、従来の保存療法や手術では改善が難しかった方々に対して、自身の細胞の力で組織の修復を促すアプローチを提案しています。ふくらはぎの痛みも、その原因が筋肉や腱、または関節の機能不全によるものであれば、再生医療が新しい選択肢となる可能性があります。
関節痛・慢性疼痛の治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。
今までの神経痛の治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。
そのため、坐骨神経痛は、痛みが出たら痛み止めを服用し、緩和しながら進行を遅らせるなど、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。
再生医療はまだ新しい治療法ですが、変形性関節症・慢性疼痛に対して、多くの患者さんで痛みの軽減、しびれの改善、歩行距離の延長などの効果が報告されています。
再生医療では、修復が不可能と言われている軟骨や神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

当院は再生医療に特化したクリニックであり手術を回避する再生医療という新しい治療を提供しております。 疑問や興味がある方はお気軽にお問い合わせください。



Zhang Z, Hu J, Bai Y, Liang W, Jin Y. "Emerging molecular targets in deep vein thrombosis: from inflammation to coagulation." Hematology (Amsterdam, Netherlands) 30, no. 1 (2025): 2548735.
Tang P, Wen T, Su J, Gao S, Yang S, Zhang C, Xiao W, Li Y, Deng Z. "Extracorporeal shock wave therapy for peripheral arterial disease-related intermittent claudication: a systematic review and meta-analysis." Annals of medicine 57, no. 1 (2025): 2543979.
深部静脈血栓症/肺塞栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)の予防についてガイドライン
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