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坐骨神経痛と間違える病気とは?整形外科医が解説

2025.06.03

まずは動画でチェック!【坐骨神経痛放置するな!】

▶ 9分03秒・字幕付き|坐骨神経痛が長引く原因と、手術以外の選択肢を解説

関節の痛みや手足のしびれを諦める前に。医師が教える最新の改善ヒントを動画でチェックする▶

お尻から足にかけての痛みやしびれ…「坐骨神経痛?」と心配になる人も多いのではないでしょうか。

しかし、実は同じような症状を引き起こす病気は他にもあるのをご存知ですか?

坐骨神経痛と間違われやすい5つの病気を、分かりやすく解説します。

坐骨神経と間違える病気の主な症状と特徴

お尻から足にかけて痛みやしびれが出ると、「坐骨神経痛かな?」と不安になりますよね。確かに、その可能性もありますが、実は似たような症状を引き起こす病気は他にもたくさんあります。自己判断で放置すると、適切な治療の開始が遅れ、症状が悪化してしまう可能性もあるため注意が必要です。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨のクッションの役割を果たす椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫することで起こります。まるで、クリームパンのクリームがはみ出ているような状態です。このはみ出た部分が坐骨神経を刺激すると、お尻や太もも、ふくらはぎ、足先に痛みやしびれ、時には力が入りにくくなるなどの症状が現れます。

私の患者さんにも、重たい荷物を持ち上げた際に急に腰に激痛が走り、その後、お尻から足にかけてしびれが広がっていった方がいらっしゃいました。MRI検査の結果、腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。

椎間板ヘルニアについて詳しく知りたい方は合わせてお読みください↓↓

腰椎椎間板ヘルニアの症状レベルとは?整形外科医が解説

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経の通り道である脊柱管が狭くなることで、神経を圧迫する病気です。

長時間立っていたり、歩いたりすると、腰やお尻、足に痛みやしびれが出てきます。少し休むと楽になるのが特徴です。これは、まるで満員電車に長時間乗っていると、次第に息苦しくなるようなイメージです。

坐骨神経痛との違いは、安静にしていると症状が軽くなることです。また、前かがみになると脊柱管が広がり、神経の圧迫が軽減されるため、痛みやしびれが和らぎます。自転車に乗る姿勢のように前かがみになると楽になる一方で、仰向けで寝ると痛みが増すことがあります。

診断には、MRI検査などが行われます。以前、50代の男性の患者さんで、長時間歩くと足がしびれてくるが、少し休むと楽になると訴える方がいらっしゃいました。MRI検査の結果、脊柱管狭窄症と診断しました。

脊柱管狭窄症については詳しくご覧ください↓↓

腰部脊柱管狭窄症とは?症状から最新の治療まで整形外科医が徹底解説!

仙腸関節炎

仙腸関節炎は、骨盤の一部である仙腸関節に炎症が起こる病気です。

お尻や太ももの後ろ側、腰に痛みが出ることが多く、坐骨神経痛と間違えやすい病気の一つです。炎症の原因は様々で、細菌感染や外傷、関節リウマチなどの病気が関係していることもあります。

診断は、問診、診察、画像検査(レントゲン、MRIなど)によって行われます。仙腸関節に圧痛があるかどうか、特定の動作で痛みが増強するかどうかなどを確認します。

30代の女性の患者さんで、お尻の痛みと腰痛を訴える方がいらっしゃいました。最初は坐骨神経痛を疑いましたが、診察と画像検査の結果、仙腸関節炎と診断しました。。

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臀部筋肉の炎症

お尻の筋肉には、大臀筋、中臀筋、小臀筋など、様々な筋肉があります。これらの筋肉が炎症を起こすと、お尻や太ももに痛みやしびれが出て、坐骨神経痛と似た症状が現れることがあります。長時間のデスクワークや、同じ姿勢での作業、過度な運動などが原因で発症することがあります。

炎症を起こした筋肉を押すと痛みを感じたり、足を動かすと痛みが増したりします。坐骨神経痛との大きな違いは、お尻の筋肉に原因があるため、足の感覚が麻痺したり、力が入らなくなったりする神経症状は通常現れません。

腰椎の変性疾患

腰椎の変性疾患とは、加齢などによって腰の骨や椎間板が変形したり、摩耗したりする病気です。

代表的なものに、変形性脊椎症や脊椎すべり症などがあります。これらの病気によって神経が圧迫されると、坐骨神経痛と似た痛みやしびれが生じることがあります。また、変形性脊椎症は椎間板の変性によるもので、脊椎すべり症は上位の椎体が下位の椎体に対して前方にずれるものです。

診断は、レントゲンやMRIなどの画像検査によって行います。高齢の男性の患者さんで、長年腰痛に悩まされていた方がいらっしゃいました。レントゲン検査の結果、腰椎の変性疾患である変形性脊椎症と診断しました。

腰椎すべり症については詳しくご覧ください↓↓

腰椎すべり症のやってはいけないこととは?医師が解説

坐骨神経神経痛の再生医療

治療の選択肢のひとつに、「再生医療」という最新の治療法もあります。

今までの治療では、薬で痛みが抑えられなくなった場合には手術をするしかないと言われていました。

そのため、日常生活においても膝に負担がかからないように気をつけ、痛みが出たら痛み止めを服用し、痛みのコントロールが重要でした。しかし、最近では再生医療が注目されています。

当院独自の再生医療を受けた患者様のインタビュー

再生医療はまだ新しい治療法ですが、腰部脊柱管狭窄症の後遺症に対して、多くの患者さんで痛みの軽減、しびれの改善、歩行距離の延長などの効果が報告されています。

当院の再生医療を知りたい方はこちらをご覧ください↓↓

手術との違い 

再生医療では、修復が不可能と言われている神経を新たに再生させていく画期的な治療法です。

この再生医療では手術を行いませんので、身体への侵襲が少ない治療となります。手術を実施した場合には、侵襲するため以前のお体の状態に戻るのに長い期間がかかりますが、 再生医療は侵襲が少ない治療法のため、 すぐに体の状態を回復させることができます。

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記事監修医師

記事監修 シンセルクリニック

院長 武内晋司郎

参考文献

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

医師プロフィールはこちら

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

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