true

手術なし!ご自身の細胞で「歩く喜び」を取り戻す治療とは?
ホーム
コラム一覧

【整形外科医解説】腱板断裂...

【整形外科医解説】腱板断裂の夜間痛はなぜ起こる?原因・眠れない時の対処法・楽な寝方と「手術しない」治療の選択肢

2026.07.06

「夜になると肩がズキズキ痛んで眠れない」
「昼間より夜のほうが痛いのはなぜ?」
「痛み止めを飲んでも効かない」

――腱板断裂の夜間痛は、多くの患者さんを苦しめるつらい症状です。本記事では肩の手術と再生医療の両方を診てきた整形外科医の武内医師が、腱板断裂の夜間痛が起こる医学的な理由、今夜から試せる楽な寝方・対処法、そして痛み止めが効かない夜間痛を「手術なし」で改善する再生医療という選択肢まで、外来現場の本音で徹底解説します。

この記事の結論を3行で

  1. 夜間痛は「炎症物質の蓄積」「血流低下」「寝姿勢による圧迫」の3要因で起こる

  2. 今夜の対処:クッションで腕を支える・横向きは健側を下に・冷やす/温める使い分け

  3. 痛み止めが効かない夜間痛には再生医療(幹細胞治療)で炎症を鎮める選択肢も

「なぜ夜だけ痛い?」|夜間痛が起こる3つの理由

「なぜ夜だけ痛い?」|夜間痛が起こる3つの理由

「昼間は動かせば痛いけど我慢できる、でも夜になると激痛で眠れない」――これは腱板断裂の非常に典型的な訴えです。日中より夜に痛みが強くなるのには、明確な医学的理由があります。

理由① 炎症物質の蓄積

日中の活動で肩を動かすと、断裂した腱板の周囲に炎症を引き起こす物質(サイトカインなど)が発生します。日中は体を動かしているため血流でこれらの物質が押し流されますが、夜間安静にしていると炎症物質が肩関節周囲に停滞・蓄積し、痛みの神経を刺激します。

理由② 血流の低下

  • 夜間は体温が下がり血流が低下

  • 血流低下で組織への酸素供給が減る

  • 老廃物・炎症物質の排出が滞る

  • 特に腱板は元々血流が乏しい組織で影響を受けやすい

理由③ 寝姿勢による圧迫と関節内圧の上昇

  • 横になると重力の影響が変わり、肩関節にかかる力の方向が変化

  • 特に患側を下にすると、断裂部が直接圧迫される

  • 仰向けでも腕の重みで断裂部が引っ張られる

  • 寝返りで無意識に痛い方向へ動く

「炎症の悪循環」が眠りを奪う

痛みで眠れない→睡眠不足で痛みへの感受性が高まる→さらに痛みを強く感じる、という「痛みと不眠の悪循環」に陥るのも夜間痛の特徴です。

腱板断裂の基本的な症状や五十肩との違いは「肩腱板断裂とは?原因・症状・五十肩との違い・治療法の比較を総合解説」もご参照ください。

武内医師の臨床コメント①|「夜間痛は"腱板断裂の危険信号"」

「シンセル外来で肩の患者さんを診察していると、『夜、肩が痛くて眠れない』という訴えは、実は非常に重要な"危険信号"なんです。単なる肩こりや軽い炎症では、通常ここまでの夜間痛は起こりません。夜も眠れないほどの肩の痛みは、腱板断裂や石灰沈着性腱板炎など、しっかりとした原因疾患があるケースが多い。「五十肩だと思って放置していたら、実は腱板断裂だった」という方を本当に多く経験しています。夜間痛が2週間以上続く方は、"歳のせい""五十肩だから"と自己判断せず、一度整形外科でMRIを含めた検査を受けてほしい。夜間痛は、あなたの肩が発している"早く診てほしい"というサインなんです」

手術以外の選択肢があるか、30秒でチェック
6つの質問にタップで答えるだけ。結果はLINEにすぐ届きます(無料)

30秒でわかる 再生医療 適応チェック(LINE・無料)

腱板断裂とは?|夜間痛が特に強い理由

腱板断裂とは?|夜間痛が特に強い理由

腱板(ローテーターカフ)の基礎

腱板は肩関節を安定させる4つの筋肉と腱の集合体(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)。中でも断裂しやすいのが棘上筋腱です。

なぜ腱板断裂は夜間痛が強いのか

  • 断裂部の炎症が持続的

  • 腱板は血流が乏しく自然修復しにくい

  • 肩を安定させる機能が落ち、寝姿勢で不安定になる

  • 断裂が進行すると炎症も強くなる

腱板断裂のきっかけがスポーツや筋トレの方は「筋トレで肩が痛い原因は?危険な5つのNGフォームと、手術を避ける「再生医療」という選択」、朝方の肩痛が気になる方は「朝起きると肩が痛い!四十肩・五十肩の原因と対策」もご参照ください。

五十肩(凍結肩)の夜間痛との違い

項目

腱板断裂

五十肩(凍結肩)

夜間痛

強い(断裂部の炎症)

強い(関節包の炎症)

可動域

自分で上げにくいが他動では動く

自分でも他人が動かしても動かない

自然治癒

断裂は自然に治らない

1〜2年で自然軽快することが多い

力の低下

あり(腕を上げる力が弱い)

痛みによる制限が主

放置リスク

断裂が拡大する

拘縮が残ることも

五十肩との見分けは「腱板断裂の症状をセルフテストでチェック!痛みが出る角度で判定・五十肩との違い」「左肩・右肩が痛くて上がらない…五十肩と決めつけるのは危険」もご参照ください。

武内医師の臨床コメント②|「五十肩と腱板断裂の誤解が一番怖い」

「シンセル外来で本当に多いのが、『五十肩だと思って1年放置していたら、腱板断裂で断裂が拡大していた』というケースです。五十肩は時間が経てば自然に良くなることが多いですが、腱板断裂は放置すると断裂がどんどん拡大していきます。この2つは夜間痛という共通の症状を持ちながら、対応が正反対なんです。見分けるポイントの一つが"腕が自分で上がるかどうか"。腱板断裂は他人に持ち上げてもらえば上がりますが、五十肩は他人でも上げられない。ただ、正確な診断はMRIが必要です。「夜間痛があって、自分で腕が上げにくい」方は、腱板断裂を疑って早めに受診してください。手遅れになると手術しか選択肢がなくなることもあります」

【今夜から実践】夜間痛を和らげる「寝方」

【今夜から実践】夜間痛を和らげる「寝方」

まずは今夜からできる、痛みを軽減する寝姿勢の工夫をご紹介します。

推奨される寝方① 仰向け+腕を支える

最も推奨される寝方です。

  • 仰向けに寝る

  • 痛い方の肘から前腕の下にクッションや畳んだ毛布を置く

  • 腕がベッドに落ち込まないよう、やや高めに支える

  • 肩が後ろに引かれないよう、脇にもタオルを挟む

ポイント:腕の重みで断裂部が引っ張られるのを防ぎ、肩関節をリラックスした位置に保ちます。

推奨される寝方② 健側を下にした横向き+抱き枕

  • 痛くない方(健側)を下にして横向きに

  • 痛い方の腕で抱き枕を抱える

  • 肩が前に落ち込まないよう抱き枕でしっかり支える

  • 腕が体の前でぶら下がらないようにする

推奨される寝方③ 半座位(リクライニング)

  • 背中に高めのクッションを入れて上半身を30〜45度起こす

  • ソファやリクライニングチェアでも可

  • 肩関節への圧迫が最も少ない

  • 急性期・激痛期に特に有効

絶対NGの寝方

  • ❌ 痛い方(患側)を下にした横向き

  • ❌ 腕を頭の上に上げて寝る(バンザイ寝)

  • ❌ うつ伏せ寝(肩が不自然にねじれる)

  • ❌ 腕を体の下に敷き込む

肩の楽な寝方は「上腕二頭筋長頭腱炎の治し方|ストレッチ・やってはいけないこと・寝方・ステロイド注射の断裂リスク」(肩の寝方の考え方が共通)もご参照ください。

武内医師の臨床コメント③|「寝方の工夫だけで"眠れる"ようになる方が多い」

「シンセル外来で夜間痛を訴える患者さんに寝方の指導をすると、『こんな簡単なことで、久しぶりに眠れました』と驚かれる方が本当に多いんです。特に効果的なのが"仰向けで痛い方の腕の下にクッションを入れる"という方法。腕の重みで断裂した腱板が引っ張られるのを防ぐだけで、痛みが大きく軽減する方が多い。激痛期には、思い切ってソファやリクライニングチェアで少し体を起こして寝るのもおすすめです。ただし、これらはあくまで"対症療法"。痛みが和らいで眠れるようになっても、腱板断裂そのものが治ったわけではないことは知っておいてください。根本改善のためには、正確な診断と適切な治療が必要です」

【今夜から実践】夜間痛の「セルフケア」

冷やす?温める?の使い分け

状態

対応

方法

急性期(ズキズキ強い炎症)

冷やす

保冷剤をタオルで包み15分

慢性期(重だるい痛み)

温める

入浴・蒸しタオル・温熱パッド

就寝前

温める

血流改善でリラックス

急な激痛時

冷やす

炎症を抑える

就寝前のルーティン

  • ぬるめの入浴で肩を温める(38〜40度)

  • 就寝1〜2時間前に済ませる

  • 肩を軽く回す(痛みのない範囲で)

  • 深呼吸でリラックス

  • 寝る準備を整えてから薬を服用

炎症が落ち着いた時期の肩甲骨まわりのケアは「肩甲骨はがしとは?簡単なやり方を医師が解説」、肩こりを伴う方は「肩こりのストレッチを整形外科医がご紹介」もご参照ください(※急性期・強い夜間痛の時期は避けてください)。

やってはいけないセルフケア

  • ❌ 痛いのに無理に動かす・ストレッチ

  • ❌ 強いマッサージ・肩をグリグリ揉む

  • ❌ 熱すぎるお風呂(炎症悪化)

  • ❌ 痛み止めの過剰服用

  • ❌ 飲酒での痛みの紛らわし(睡眠の質低下)

やってはいけないことの詳細は「腱板断裂で「絶対にやってはいけないこと」5選|五十肩と誤解して悪化させないためのチェック」もご参照ください。

武内医師の臨床コメント④|「良かれと思ったマッサージが逆効果」

「夜間痛の患者さんで本当に多いのが、『少しでも楽になろうと、痛い肩を一生懸命揉んでいたら、余計に悪化した』というケースです。腱板断裂の炎症がある肩を強く揉んだり、無理に動かしたりするのは、火に油を注ぐようなもの。炎症をさらに強めて夜間痛を悪化させます。『動かさないと固まる』と心配される方もいますが、急性期・強い夜間痛がある時期は"安静"が第一"です。マッサージ店で強く揉んでもらって悪化して来院される方も少なくありません。痛みが強い時期は、温める・冷やす・寝方を工夫する、という優しいケアにとどめてください。積極的なリハビリは、炎症が落ち着いてから医師の指導のもとで始めるのが正解です」

「痛み止めが効かない」のはなぜ?

「痛み止めが効かない」のはなぜ?

市販薬・処方薬の限界

腱板断裂の夜間痛に対して、多くの方が痛み止め(NSAIDs)を服用しますが、「飲んでも効かない」という声が非常に多いです。その理由:

  • 痛み止めは炎症を「一時的に抑える」だけで、断裂そのものは治さない

  • 断裂部の炎症が強すぎて薬が追いつかない

  • 夜間の血流低下で薬の効果が減弱

  • 長期服用で効果が薄れる・胃腸障害のリスク

ステロイド注射の効果と限界

  • 強力な抗炎症作用で一時的に劇的に効く

  • しかし効果は数週間〜数ヶ月

  • 繰り返すと腱がさらに脆くなるリスク

  • 断裂を修復する効果はない

ヒアルロン酸注射

  • 関節の潤滑を改善

  • 効果は個人差が大きい

  • 断裂そのものへの効果は限定的

薬・注射以外の痛みを和らげる方法は「肩腱板断裂の痛みを和らげる方法とは?医師が解説」、リハビリの進め方は「腱板断裂のリハビリ完全ガイド|保存療法・術後のスケジュールから「第3の選択肢」再生医療まで」もご参照ください。

武内医師の臨床コメント⑤|「痛み止めが効かないのは"当然"のケースも」

「シンセル外来に『あちこちの病院で痛み止めをもらったけど、全然効かない』とおっしゃる患者さんが本当に多いんです。正直にお伝えすると、腱板断裂の夜間痛に対して、飲み薬の痛み止めが効きにくいのは"ある意味当然"なんです。痛み止めは炎症を抑える薬ですが、腱板断裂の炎症は"腱が切れている"という物理的な問題から生じている。断裂という根本原因がある限り、薬で炎症を抑えても、また炎症が起きて痛みがぶり返す。ステロイド注射も一時的には効きますが、繰り返すと腱をさらに弱くしてしまう。『痛み止めが効かない』のは、あなたの体がおかしいのではなく、"薬では根本解決できない段階に来ている"というサイン。根本的な治療を考えるタイミングだと私はお伝えしています」

放置は危険|夜間痛を我慢し続けるリスク

放置は危険|夜間痛を我慢し続けるリスク

腱板断裂は自然には治らない

最も重要な事実として、一度断裂した腱板は自然には元通りに修復しません。むしろ放置すると:

  • 断裂範囲が拡大する

  • 筋肉が萎縮・脂肪変性する

  • 関節の変形(腱板断裂性関節症)に進行

  • 手術しても修復困難な状態に

  • 夜間痛がさらに悪化

「手術のタイミングを逃す」リスク

断裂が拡大し筋肉の脂肪変性が進むと、手術で腱を修復しても再断裂しやすくなり、成績が悪化します。「手術できる状態」のうちに適切な判断をすることが重要です。

放置のリスクは「腱板断裂を放置するとどうなる?自然治癒は?痛みの経過と手術回避の選択肢」で詳しく解説しています。回復期間の目安は「腱板断裂はどのくらいで治る?保存療法・手術・リハビリの回復期間とスポーツ復帰の目安」もご参照ください。

武内医師の臨床コメント⑥|「夜間痛の放置が"手遅れ"を招く」

「私が基幹病院で肩の手術を執刀していた頃、『もっと早く来てくれれば、もっと良い治療ができたのに』と感じる患者さんが本当に多かったんです。夜間痛を"我慢できるから"と何ヶ月も放置した結果、断裂が拡大し、筋肉が脂肪に変性してしまって、手術をしても綺麗に治らない状態になっている。腱板断裂は時間との勝負なんです。『夜眠れないほど痛い』という状態は、体が"早く手を打って"と訴えているサイン。夜間痛が続く方は、我慢比べをせず、まず正確な診断を受けてください。早い段階なら、手術以外の選択肢——再生医療も含めて——選べる幅が広いんです。手遅れになる前に、ぜひご相談ください」

夜間痛を「手術なし」で改善する|再生医療という選択肢

「痛み止めが効かない」「手術は避けたい」「夜眠れる生活を取り戻したい」――そんな方に、シンセルクリニックでは再生医療(幹細胞治療・PRP治療)という選択肢を提供しています。

なぜ再生医療が夜間痛に有効なのか

夜間痛の根本原因は「断裂部の慢性炎症」。再生医療は、この炎症そのものにアプローチします。

  • 強力な抗炎症作用:幹細胞が断裂部の慢性炎症を鎮める

  • 組織修復のサポート:損傷した腱の修復環境を整える

  • 血流改善:修復に必要な環境を作る

  • 結果として夜間痛の軽減が期待できる

2つの再生医療

項目

PRP療法

幹細胞治療

採取

採血のみ

お腹の脂肪を少量

身体的負担

非常に少ない

少ない

抗炎症効果

中〜高

高い

組織修復効果

中

高い

適応

軽度〜中等度

中等度〜進行例

費用

抑えられる

比較的高額

手術との違い

  • 入院不要(日帰り)

  • 全身麻酔不要

  • 長期リハビリ不要

  • 翌日から日常生活

  • 手術の選択肢を残せる

再生医療の詳細は「肩腱板断裂の再生医療(幹細胞治療・PRP)完全ガイド|費用・効果・手術との違い・症例まで徹底解説」もご参照ください。手術を検討中の方は「腱板断裂の手術とは?後悔しないためのリスク・再断裂・手術しない選択肢」「肩腱板断裂の手術で後悔したくない人へ|再断裂のリスクと「切らない」治療」もご参照ください。

当院での治療事例

実際の患者様の経過をご紹介します。

【症例】50代男性(左肩腱板断裂・夜間痛あり)

■来院時の状況:

2年前に転倒し、近医にて左肩腱板損傷と診断されました。腕を上げることも困難な痛みに悩まされていましたが、過去に他院で膝の再生医療を受け改善した経験があり、細胞の質と量を重視して当院を受診されました。

■治療内容:

腹部から脂肪を採取(15分程度)し、培養した幹細胞を患部に投与しました。

■経過:

幹細胞投与の1回目から痛みが大幅に改善しました。現在は痛みもほとんど消失し、肩の可動域も問題ないレベルまで回復されています。

症例の詳細はこちらから↓↓
肩の痛み解消で腕を問題なく動かせるようになった

※経過には個人差がありますが、手術を回避して生活の質を取り戻された方は数多くいらっしゃいます。

武内医師の臨床コメント⑦|「"また眠れるようになった"の一言が嬉しい」

「シンセル外来で腱板断裂の再生医療を受けられた患者さんから、『何ヶ月も夜眠れなかったのに、久しぶりにぐっすり眠れました』というご報告をいただくのが、私にとって本当に嬉しい瞬間です。夜間痛は幹細胞やPRPの抗炎症作用が効きやすく、"夜眠れる"レベルまで改善する方が多いんです。「痛み止めも注射も効かなかった夜間痛が楽になった」「睡眠薬が要らなくなった」「朝までぐっすり眠れる幸せを取り戻せた」――こういうお声を本当に多くいただきます。もちろん、すべての方に完璧な効果が出るわけではありませんし、末期の広範囲断裂には手術が必要なケースもあります。ただ、"手術は避けたいけど夜間痛を何とかしたい"という方には、再生医療は本当に良い選択肢です。強引に治療を勧めることはしません、まずは正直に状態を評価させてください

「手術しかない」と言われた腱板断裂・肩の痛みにお悩みの方へ
手術を回避する、新しい選択肢としての「再生医療」とは?

再生医療の症例実績を見る

夜間痛で「受診すべきサイン」

夜間痛で「受診すべきサイン」

早めに整形外科を受診すべき症状

  • 夜間痛が2週間以上続く

  • 痛み止めが効かない

  • 腕が自分で上げにくい

  • 腕を上げる力が弱くなった

  • 肩を動かすと引っかかる音・感覚

  • だんだん痛みが強くなる

受診時に伝えるべきこと

  • いつから夜間痛が始まったか

  • きっかけ(転倒・重い物・スポーツ等)の有無

  • 痛みの場所・程度

  • これまでの治療(薬・注射・リハビリ)

  • 日常生活への影響

診断に必要な検査

  • 問診・触診・可動域検査

  • 徒手筋力テスト

  • レントゲン(骨の状態)

  • MRI(腱板の断裂を確認)

  • 超音波(エコー)検査

肩を上げると痛い・音が鳴る場合は「肩を上げると痛い・音が鳴る「インピンジメント症候群」を放置してはいけない理由」、石灰による激痛の可能性は「石灰沈着性腱板炎とは?肩の激痛の原因・症状レベル・治し方」もご参照ください。

腱板断裂の夜間痛に関するよくある質問(Q&A)

Q1. なぜ夜になると肩が痛くなるのですか?

夜間の安静で炎症物質が肩に蓄積し、血流低下で老廃物の排出が滞り、寝姿勢で断裂部が圧迫されるため。3つの要因が重なって夜間痛が強くなります。

Q2. どんな寝方が一番楽ですか?

仰向けで痛い方の腕の下にクッションを入れる方法が最もおすすめ。激痛期はリクライニングで少し体を起こすのも有効です。

Q3. 痛み止めが効かないのですが…

腱板断裂の夜間痛は、断裂という物理的原因があるため飲み薬が効きにくいことがあります。根本治療を考えるタイミングかもしれません。

Q4. 夜間痛は放っておけば治りますか?

腱板断裂は自然治癒しません。放置すると断裂が拡大し夜間痛も悪化するため、早めの受診をお勧めします。

Q5. 温めるべき?冷やすべき?

ズキズキする急性炎症期は冷やす、重だるい慢性期は温める。就寝前は温めてリラックスするのがおすすめです。

Q6. 五十肩の夜間痛と見分けられますか?

腱板断裂は他人が持ち上げれば腕が上がりますが、五十肩は他人でも上げられないのが目安。正確な診断はMRIが必要です。

Q7. 再生医療で夜間痛は改善しますか?

夜間痛の原因である慢性炎症に対して、幹細胞・PRPの抗炎症作用が効きやすく、多くの方が「夜眠れる」レベルまで改善されています。

Q8. シンセルクリニックでは何ができますか?

整形外科医による診察、MRI評価、保存療法、幹細胞治療・PRP治療(再生医療)まで対応。必要に応じて手術病院のご紹介も。無料カウンセリングでご相談ください。

まとめ|「夜眠れる生活」を取り戻すために

  • 腱板断裂の夜間痛は「炎症物質の蓄積」「血流低下」「寝姿勢の圧迫」で起こる

  • 夜間痛は腱板断裂の"危険信号"、五十肩と自己判断せず受診を

  • 今夜の対処:仰向けで腕の下にクッション、健側を下に横向き、半座位

  • 冷やす/温めるは急性期は冷やす・慢性期と就寝前は温める

  • NG:患側を下に寝る・強いマッサージ・無理な運動

  • 痛み止めが効かないのは断裂という根本原因があるから

  • 放置すると断裂拡大・筋肉の脂肪変性・手術成績悪化

  • 痛み止めが効かない夜間痛には再生医療(幹細胞治療・PRP)という選択肢

  • 再生医療は炎症を鎮め「夜眠れる」レベルまで改善する方が多い

  • 夜間痛が2週間以上続く方は早めにMRI検査を

夜、肩が痛くて眠れない毎日は、心身ともに本当に消耗します。しかし夜間痛は「歳のせい」でも「我慢するしかないもの」でもありません。ちゃんとした原因があり、対処法があり、根本改善の選択肢があります。まずは正確な診断を受けて、「夜ぐっすり眠れる生活」を取り戻す第一歩を踏み出してください。

夜、肩の痛みで眠れない方へ|まずは無料でご相談ください

シンセルクリニックでは、整形外科医による丁寧な診察、MRI評価、保存療法・幹細胞治療・PRP治療(再生医療)の選択肢、必要に応じて手術が適切な病院のご紹介まで、お一人ひとりに最適な治療をご提案しています。「夜間痛で眠れない」「痛み止めが効かない」「手術は避けたい」――どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。大阪・名古屋・広島・福岡の4院で対応しています。

▶ 無料カウンセリングを予約する

▶ LINEで相談する(夜間痛、寝方、再生医療について気軽に質問いただけます)

関連コラム

参考文献

  1. Minagawa H, Yamamoto N, Abe H, et al. Prevalence of symptomatic and asymptomatic rotator cuff tears in the general population: From mass-screening in one village. J Orthop. 2013;10(1):8-12.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24403741/

  2. Khan M, Warner JJP. Massive, Irreparable Rotator Cuff Tears: Does Repair Make a Difference? Am J Sports Med. 2018;46(11):2504-2508.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29466011/

  3. Jo CH, Shin JS, Lee YG, et al. Platelet-rich plasma for arthroscopic repair of large to massive rotator cuff tears: a randomized, single-blind, parallel-group trial. Am J Sports Med. 2013;41(10):2240-2248.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23921338/

  4. Hernigou P, Flouzat Lachaniette CH, Delambre J, et al. Biologic augmentation of rotator cuff repair with mesenchymal stem cells during arthroscopy improves healing and prevents further tears. Int Orthop. 2014;38(9):1811-1818.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24913770/

  5. Yamaguchi K, Ditsios K, Middleton WD, et al. The demographic and morphological features of rotator cuff disease. A comparison of asymptomatic and symptomatic shoulders. J Bone Joint Surg Am. 2006;88(8):1699-1704.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16882890/

  6. 日本整形外科学会「肩腱板断裂診療ガイドライン」
    https://www.joa.or.jp/

院長監修記事

シンセルクリニック総院長 武内の顔写真

武内 晋司郎

(たけうち しんじろう)

シンセルクリニック総院長

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

医師プロフィールはこちら

三重大学医学部卒業。済生会中津病院や淀川キリスト教病院などで整形外科医としての経験を積み、現在は再生医療専門シンセルクリニックを開設。柔道やラグビーの経験から怪我や加齢による悩みに深く寄り添い、再生医療の可能性を追求。「思うままに動ける人生を」を信条に、患者様一人ひとりに最適な医療を提供しています。

医師プロフィールはこちら

同カテゴリの最新記事

Access

アクセス

大阪院

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ御堂筋線

四つ橋駅から徒歩3分

提携

名古屋(ドクターフォースクリニック)

所在地

〒460-0003

愛知県名古屋市中区錦1-15-8

アミティエ錦第一ビル3階

Googleマップ

電車でお越しの方

名古屋市営地下鉄桜通線

国際センター駅 徒歩8分

名古屋市営地下鉄東山線

伏見駅 徒歩7分

所在地

〒542-0086

大阪府大阪市中央区

西心斎橋1-9-15

大京心斎橋ビル3F

Googleマップ

電車でお越しの方

大阪メトロ御堂筋線

心斎橋駅から徒歩3分

大阪メトロ四つ橋線

四つ橋駅から徒歩3分

ひざ・肩・股関節の再生医療専門クリニック

大阪

名古屋

広島

福岡

まずは、ご相談ください

再生医療の可能性を、一人でも多くの方に知って頂きたいと思っています。
新しい選択肢を「知る」ために、まずはお気軽にお問い合わせください。

電話受付

9:00〜18:00

月

火

水

木

金

土

日

※祝日は休診日となります。

電話での予約・お問い合わせ診療予約お問い合わせ
診療予約はこちら
w2i9Xh